宴の仕入れ

チェルシー 弓で射る。
ドスドス当たっている 一人が倒れる。
倒れた奴を放置して 交代して、倒れている首領を引きずって逃げようとする。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
何もおきない。
チェルシー 弓で射る。
ドスドス当たっている
トーエン 力任せに逃げるフォイグンの民を投げ飛ばす。
あきらめて、仁王立ちするフォイグンの民
「最後の一兵卒になろうとも~。」
と能書きをたれているが、言葉がまったく通じていないので誰も分かってくれない。
トーエン にじり寄りつつ、表情を代えずに内蔵を破壊する一撃を加える。
崩れ落ちのたうち回る兵士
嘔吐して、ぴくぴくしている。
トーエン げらげら笑っている
目が見えない奴、金縛りにあっている奴
悶絶している奴を尻目に冒険者の悪の笑いだけが周囲に響いている。
レッシュ 生存者をさくさくと縛りあげる
トーエン「話す気のある人~先着三名まで~。」
「お前たちはいっいなんだー。」
「異教徒めー。」
「人間のくせにー。」
てんでに不満を言っている。
彼らには、まったく理解できない展開である。
トーエン「声の大きかった貴方ははずれ~。」
縛り上げたフォイグンの民を一人、スロープに放り込みます。
悲鳴と骨がくだける音がします。
トーエン「喋る気のある人~先着二名まで~。」
「何を求める。」
トーエン「この偉そうなものはいったいなんだ。」
「大佐殿である。」
トーエン「出撃していない輩で一番エライってこと?将軍はいつ帰ってくる?」
「わからない。」
「秘密事項だ。」
トーエン「ふむ。大佐殿が使っているという食料庫へ案内しろ。」
縛り上げた捕虜に案内しろとこれまたむちゃぶりする。
方角しかいえないわけで、言われた場所を扉を破壊して、中を見聞すると
庶民には無縁の高給食材がいろいろと発見することができます。
合成食料はなく、新鮮な肉がつるしてある。
合成卵ソースではなく、新鮮な卵がある。
ひんやり冷えている区画
トーエン「おばちゃん 。村で祭りをするにはどれだけの食料がいるかな。」

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変態


締めるだけ閉めて、一汗かいたトーエン。戻ることにする。
突如として、通路に実体化するトーエン。
トーエン 「ふーやれやれ。そろそろ帰ろう。」
レッシュ「熱持ってんじゃ〜ねぇ〜。」
トーエン 「配管全部閉めてきた。ちょっと離れてみようか〜。多分一次冷却水が漏れているんじゃ〜ないかなー。」
冒険者の足元の水がどんどん暖かくなってきます。
チェルシー「ここには居たくないなー。」
外に出てみると。
配管のあちらこちら高圧高温の蒸気が噴出していることがわかる。
空飛ぶ魔法の絨毯を使って、建物の上空から高みの見物を決め込む。
時間としては、未だ日の出前の闇夜である。
松明が周囲を照らしているのだが、あちら此方から蒸気が噴出している。
急に黒い煙が吹き出して、あちらこちらから悲鳴がしてくる。
壁が盛り上がっている箇所があちらこちらに出てくる。
カンカンカンカン
と音がしてくる。作業員が防護服を着込んでいる人たちが取り囲むように集まってくる。
ドーン
突然大きな円筒容器が一つ爆発して、倒壊する。
さらに周囲から火炎が吹き出している。
レッシュ「何も出てこないのがおかしい。」
作業員は消火活動をしつつ、閉鎖をしている。
その反対側の区画の上層部から布製の緊急用スロープが出て、避難しているのが見える。
トーエン 「結界だ〜。」
レッシュ 「なんだってー。」
わらわらと脱出するフォイグンの民が出てくる。何十人と出てくる。
次から次へと出てくる。
トーエン「いいゴブリンは死んだゴブリンだけだー。善なるモノは正しき行いを。」
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
避難用スロープ出口に,突然出現するハンマーは高速で回転している。
逃げて降りてきた避難民は、ハンマーで叩かれて、周囲に飛ばされて、付近に飛び散っていく。
当たりには死体が散乱し、肉片が飛び散っていく。
この光景を見て、降りることをためらった人たちが上層部に取り残されている。

気がついた冒険者達は、残っている人たちに近づく。
最上階層に突入を試みる冒険者たち
驚き固まる生存者たち9人
ひとりだけ服装が違うものが一人
トーエン 二人をスロープに放り込む
落ちていき野太い悲鳴 ミンチかなにかなっているようだ。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
フォイグンの民の略章をつけたものは、硬直して動かなくなる。
二人は呪文の効果はなく、略章をつけたものをずりずり引きずってその場を離れようとする。
四人は動けなくなってしまう。
チェルシーが逃げる一人を背後から弓で射る。
ドスドスあたる
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
もう一人 眼が見えなくなってしまう。
すなわち行動不能に
行動不能の一人を引きずる一人が必死に逃げようとしている。
背後から襲いかかるトーエン
力任せに逃げるフォイグンの民を投げ飛ばす。
チェルシーがフォイグンの民一人を背後から弓で射る。
ドスドスあたる
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
何もおきない。
フォイグンの民二名が冒険者の行動を阻止すべく割って入ってくる。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
何もおきない。
トーエン 割って入ってきた奴の肩を掴み狂気の笑いとイッている眼でげひゃげひゃ笑う
トーエン「降伏しろー。」
フォイグンの民には、その意図はまったく理解できない。
フォイグンの民「変態だ~。」

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配管

レッシュ ブツブツ呪文を唱える。
チェルシー 魔法の姿隠しの指輪を取り出し、いきなり消える。
レッシュ目がけて、矢を打ち込む。
トーエン 「周囲を取り囲んでいる状況で、バリスタを打ち込むだと〜。誰か
当たるのも御構い無しか〜。」
兵士「当然です。当たれば被害はなし。当たってください。」
ヒラリと交わすトーエン 。
残っているもう一台のバリスタは、次の攻撃に備えて、弦を引く道具をセットして、ハンドルを回している。
レッシュ 忿怒の形相で絶叫する。
⭐︎本人は、威嚇をしているつもりのようだ。
驚いた予備役の兵士達三人は、びっくりして逃げていったぞ。
チェルシー 反対側の稼働しているバリスタの傍に出現して弦に切りつける。
結局、いきなり二台がぶち壊されてしまって散りじりになって逃げ出す兵士達。
チェルシー「ならば、堂々と正面から入っていこう。」
フルプレートの兵士の姿もない。
観音開きを勢いよく開けて、中に突入していく。
通路は延々続いている。
周囲には色々なパイプがうねうねしている。
トーエン に急かされて、チェルシーがパイプを弓矢で撃ち抜く。
水が噴出する。
チェルシー「熱湯ではないようだ。」
トーエン 「冷却水とか。」
レッシュ「なんだ〜そりゃ〜。」
トーエン 「ずんずん先へと行こう。」
いきなり魔法の指輪を使って,壁を抜けていく。
配管ばかりであっちこっにバルブがある。
トーエン いきなり実体化して、片っ端からバルブを閉めていく。

通路で待っているレッシュ、チェルシー。
だんだん周囲が暖かくなっていることに気がつく。
(?_?)
レッシュ「床がいきなり暖かいぞ。いつものことか?」
チェルシー「何か?やらかしているようだがー。」

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悲鳴

トーエン「では、こちらから会いに行くことになるが。」
入り口でごたごたしていると、扉をあけて、保安要員がぞろぞろと出てくる。
六人がフルプレイトアーマーに所持しているうねうねしている刀は、抜き身である。
トーエン「いい剣だな。よこせー。」
ぼかーんとする保安要員
チェルシー 傍観している。
レッシュ「そこそこです。駆け出しではない。」
トーエン「安心しろ~。こいつらこの世界ではない奴らだから~。死に神も怒らない。」
*勝手な思い込みです。
トーエン「降伏しろ~。今ならまだ間に合う。」
保安要員「いやだ~。言っている意味がわからない。」
巨大な楯を持ち出してくる。
トーエン「応援を呼ばなくて~いいのか~。」
ごそごそしている保安要員
ぴろぴろぴろ~。ふぉわんふぉわんと各種
警告音があちらこちらからしている。
さらに周囲を取り囲むように兵士が出てくる。
棒きれをもっている作業員とか
上半身だけ甲冑を着用している兵士とか
あきらかに動員がかかって慌てて出てきた兵士が80人
レッシュ「うねうねしている剣は上等な剣程度だな。すんごい魔剣じゃ~ない。」
保安要員「奴らに近づくな。近づくと落とされるぞ。遠くから投げつけるんだ~。」
石ころやその場にあるものを投げつける兵士たち。
石ころ、ねじ、その場にあるものが冒険者に降り注ぐ。
トーエン「そんなことでは、何も効果がない。降伏しろ。今なら許してやる。ただし命だけだが。」
レッシュ「混沌して邪悪。統制をとっているのは、強権によって縛り上げているってことかな。」
四人がかりで、一台のバリスタを搬入してくる。
がらがらと大きなバリスタを右手と左手から挟み打ちでもするかのよう配置している。
レッシュ「バリスタだと攻撃できるぞ。うーむ。」
トーエン「あんなでかいのーそうそうにあたらん。そうだ~。隊長はどこだ~。」
みんな同じ風貌なので、まったくわからない。
*珈琲をいれる人と攻城兵器ではスペルがまったく違います。
バリスタめがけて走るトーエン。
兵士「こっち~にこないでー。装填が間に合わない。悲鳴」
トーエン 「俺に追いつけるはずがない。」
バリスタの弦をブチっと切る。弦は、金属製の板バネということもあり、切られた反動で周囲にいた兵士一名が吹き飛ぶ。
野太い悲鳴がする。
バリスタ (ballista) (兵器)

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仲間

トーエン「仲間を集めておいてくれ~。明日の朝 夜明けとともに。」
今は日没
トーエン「天誅。」
超高層の建物の最上階で叫ぶ。
労働者「どうすりゃ~いいのー。」
トーエン「じゃ~下まで送ろうか。」
エレベータでいきなり降りていく。
初物のエレベータで、どきどきしてしまう労働者。
警備は、最小限の人間しかいないようだ。
レッシュ「隠密行動ができているようだ。」
労働者は一人、細道へとぬけていく。
幕間
谷間を埋めるアメーバ
石を積み上げて、壁のように積み上げる。
数体の巨大ゴーレム。
火や電撃で攻撃するも、あまり効果はあがらない。
「凍結か?」
「水分をどうにしかないと~。」
「水分削り取れは、縮小するのか?」
「高温の熱風か。」
「ロケット用の燃料を転用するか。」
火炎攻撃にしぼって、責めたてる巨大ゴーレムたち。
トーエンたちは日没後に
隣の高層棟の正面玄関を見つけて,どかどかと入っていく。
さもまったく関係ないように堂々と、入り口を入っていく。
あわてる保安要員
当然呼び止める。
トーエン「偉いのにあわせろ。」
驚く保安要員。
保安要員「人間がこんなところに来るな。」
白髪のエルフのような顔だち、浅黒い皮膚の容姿はかわらないが
首は太く、足は短い。
保安要員「野蛮人は、ここに立ち入るんじゃ~ない。」
武器は、刃物ではなく短い棒を携行している。
トーエン「辞めておけ、そんなもので俺をとめられない。とりあえずー隊長を呼んでこい。隊長。」
ごにょごにょ話をしている保安要員
トーエン「隊長だ~。隊長。」
保安要員「隊長はあわない。」

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算段

トーエン「資源を食い尽くしたら、別に移住するということがかな。」
労働者「高層棟には、特権階級の居住区画と工場と資材置き場かな。」
トーエン「この塔の主人は強いのか?指揮官として有能なのか?」
労働者「身代わりに替え玉や偽物が多すぎてよく分からない。」
レッシュ「じゃ〜そこのドッペルゲンガーは〜。」
労働者「他から、連れてきたとか契約してして来てもらったってことでしょう。」
レッシュ「一番偉い人の替え玉だったってこと?」
労働者「見てないから、分からないよ。その前に一番偉い人なんか〜、見たことないし。」
トーエン「これから高層棟を襲撃しますが〜。貴方はどうします?」
絶句する労働者は言葉を失う。
労働者「我らの目的はそんなことではないしー。」
チェルシー「その目的は?」
労働者「子供を助けてくれたから、我らの同志にならないか〜。と言おうと思っていたの。」
トーエン「仲間ってレジスタンス?」
労働者「ま〜庶民のために頑張ろうって仲間だ。」
レッシュ「もし、最高指導者を亡き者にして、この領域全てを治める事はできるかい。」
労働者「それは無理だ〜。特権階級だって大勢いるのにー。そんなのまとめられない。戦いばかりになってしまう。無茶言わないでー。」
レッシュ「全部滅ぼした後のことだー。」
トーエン「特権階級を全部駆逐した後の話だ。庶民とあなたしかいないという時にだ。」
労働者「そんなのー無理だよ。もうここには居たくない逃げ出したい。」
レッシュ「この体制を変えたいとは思いませんか?」
労働者「そりゃ〜無理なんじゃ〜ねぇ〜。」
レッシュ「そんな事を言っている人はいませんか?」
労働者「そんなのーばれたら、即縛り首だよー。」
トーエン「逃げるのであれば、何人でどこまでー。」
チェルシー「手伝う事はできるよー。」
労働者「我が家だから、十数人かな。仲間は、ここ最近どんどん粛清されているから。残っているのがもうその程度なのだ。」
レッシュ「じゃ~逃がすか~。」
トーエン「じゃ~すぐに逃げられるようにしといてー。分かれて特権階級を襲撃だー。避難場所だが~。」
まかないのおばちゃん「どれだけの間詰め込むんだい。無茶言うよねぇ~。」
トーエン「二・三日かな。」
おばちゃん 絶句
おばちゃん「一晩は詰め込めるとは思えるけど。二日目はないと思う。食料はなんとかなるけどー。夏場無理です。」

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最上階

トーエン「ここなら~大丈夫。」
労働者「寒いー。」
誰からも監視されない場所という一番高い場所なのでいうことで
一番高い超高層の屋上なので、風が尋常でない。
トーエン「もうしょうがないなー。」
再び、楯の中に放り込み
最上階に移動する。
トーエン「ここなら~大丈夫。」
労働者「なんだ~。ここは。」
人間じゃないものの死体が3体ほど放置されている。
トーエン「なんか~呑む?」
バーカウンターで酒を物色するもなんだかわからない。
労働者「なんか~。死体みたいなのがーあっていやなんですけどー。」
ぶつぶつ文句をいいながら、死体を片づける。
トーエン「なんか~呑む?」
ぶつぶつ文句言っている労働者。
トーエン「おばちゃん。おばちゃん。なんか~高そうな酒があるけどー。どれがいい?。」
まかないのおばちゃん。「わからないから~どれでもいいよ。」
トーエン「どうせ~労働者が自宅に持って帰っても、密告されて、そのうち貼り付け獄門でしょう。」
結局、全部を酒を楯の中に放り込む。
労働者「さらりと言うな~。腹減った。」
トーエンは、まかないのおばちゃんに高カロリー、塩分多めの食事をだすようにお願いする。
レッシュ「味こいめで~。」
トーエン「ここの将軍様は、巨大ゴーレムに乗ってお出かけ中らしいぞ。そうそうブロブを退治しに出かけているとか。それがなんだか~さっばりわからないのだ。」
労働者「巨大なアメーバーみたいなものらしいぞ。」
チェルシー「緑色のやつ?」
労働者「そうそう、最近神がいなくなったと騒いでいる奴もいるが~。そうそう見捨てられたとか、パニックになっているとか放心状態の三等市民が大勢いたなー。」
チェルシー「人知を越えているものは、なんでも神に祭られますからね。」
トーエン「その声は我等には届いていないから。」
レッシュ「神殺しがいたとか~。」
労働者「そうそう。大事にしていた花が急に全部枯れたとか~。なんか~一度にいろいろと起きている。神を復活させるのだ~。という輩もいるし。」
チェルシー「それってマイノリティ?」
労働者「そうとても少数派。我等の中でも三等市民の中でも異端と言われている奴らだ。いつも隠れているぐらいの輩だ。」
レッシュ「ここには軍隊というものはあるのか?」
労働者「いる。職業軍人は何百だがー招集されると数千はいる。」
このフォイグンの人口は数万人規模。半分は三等市民である。
四部の一が二等市民である。残り四部の一が軍人、官僚、一等市民である。
農民は皆無である。非正規の軍人がいる。
一瞬消えるトーエン
しばらく静寂。
突然 現れるトーエン
トーエン「これがこの現場のシフト表だが、この中にお前の知り合いはいないか?」
労働者「いない。ここにはいない。」
トーエン「職場が違いすぎるということか。」
労働者「忠誠を誓う事をしないと、こんな職場で働く事はできない。三等市民では無理だし。二等市民でないと無理な職場だ。」
トーエン「え〜〜。忠誠を誓ってないの?」
労働者「町工場の三等市民は、単にこき使われているだけだからね。ある意味奴隷並みの扱いだよ。こちとら〜螺子ばかりだよ。」
レッシュ「螺子は大事だよ。」
トーエン「そこの隣の高層棟には、偉い奴はいないのか?」
労働者「最高幹部クラスではないが特権階級はいる。」
レッシュ「どんな贅沢品があるか、見に行きたいね。」
チェルシー「そうですなー。」
労働者「高層棟は、移住用の機械を作っているところだな。ここから出て行く為のものだ。」
レッシュ「なんか〜。シロアリに近いかも。」

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反乱

灰色の煙があがっているようです。
トーエン「襲撃?焼き討ちの煙か。」
レッシュ「狼煙ではないのか?」
もっといい場所はないかとあたりを見回す。
周囲の何も変化はない。
トーエン 建物中から、建物の屋上へと場所を帰ることにする
魔法の指輪を使いまくりである。
下界の様子を確認する。
庶民の生活する零細町工場区画で市民と兵士が一悶着している。
小競り合いというか、暴徒鎮圧の兵士が出動しているようです。
兵士たちに一方的にボコボコにされている労働者たちという状況
トーエン 発見するや屋上から低層町工場区画へと空飛ぶ魔法の絨毯でふよふよと飛んで行く。
速度はそんなに早いわけではない。
*軟禁されていた宿舎の付近である。
上空につくなり、絨毯はレッシュに任せて、トーエンは飛び下りる。
トーエン「重力加速キーーーック。」
早業で兵士を蹴散らす。
トーエン「はいはい、そこの虐げられていた一般市民よ。なんで~そういうことになったのだ。」
労働者「なんで~空から落ちてきたのー。」
トーエン「それは空があるからだ。」
労働者「なんで~空降ってくるんだよー。」
トーエン「なんでって、それは空にいたからさ~。」
労働者「そうじゃ~なくて~。宿舎に軟禁されていたじゃ~ん。」
トーエン「え~~~そんなことを言われても~。ちょっとお出かけ。」
労働者「拉致されて、軟禁されてるって聞いて、徒党をくんで助けにきたのにー。」
トーエン「いやいやいや。助けにきたってー。まったく勝負になってなかったじゃ~ん。」
労働者「いやいや。地下から出てきたら宿舎はからっぽになっていたんだもーん。計画が狂ったんだから~。」
トーエン「地下から? 」
労働者「時間をかけて地下にトンネルを掘って助けにいったら~いなかったってことだよ。」
チェルシー「すれ違いがあったようだね。」
労働者「計画は吹き飛ぶし、兵士にぼこられるし。もう散々だ。まったくー。撤収だ~。」
チェルシー「君たちの行いには礼をいうぞ。ありがとー。」
トーエン「もうちょっと情報がほしいのだがー。兵士もいないことだしー。」
労働者「もう時間がない。まずい状況だしー。逃げないと。」
ちりじりになって逃げ出す労働者。
ついていくトーエン。
労働者「目立つからついてくるなー。変態野郎。」
レッシュ「警備兵はたったこの程度なんですか~。」
労働者「他に誰が見ているかわかんないしー。」
トーエン 一番うるさい労働者を掴んで、楯の中に放り込む。
他の労働者達はちりじりになって、街路の奥へと逃げていく。
トーエンは、一番高い超高層の屋上までもどることにする。
魔法の指輪と絨毯使い放題である。

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自爆装置

チェルシー「窓がないんだよねー。」
レッシュ「格納庫だとか~。」
仲間を楯の中に放り込み、魔法の空飛ぶ魔法の絨毯を乗り込み幽体になって、軟禁されている建物から飛び出て、ふよふよと浮遊していく。
一番高い超高層の30階の屋上までいきなり飛んで行く。
上空はかなり強い風がふいている。
物理的な存在ではない霞のような存在なので、まったく影響はなくふよふよと飛んで行く。
いきなり、降り立つ冒険者たちは、実体化をする。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
レッシュ「下への隠された入り口はあるけど。くぼみはあるけど、鍵穴はない。」
いきなり消えるトーエン。
魔法の指輪の力、天井部分をすり抜けて中に入ってから、鍵をあけて、隠し扉を開けて出てくる。
トーエン「じゃじゃ~~ん。」
絨毯をしまい、準備をととのえて、周囲の状況を確認しつつ、梯子を降りていく冒険者。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
最上階は、通路は分岐しているが、機械室となっている。熱交換機の排気部分の大型機器にエレベータの巻き上げ機とか納まるっている。後は給水タンクがある。他にもいろいろとごちゃごちゃと機械が設置されているが、冒険者には皆目わからない。
トーエン「ここはスルーだ。」
途中から階段になって、降りていく冒険者たち。
大きなぶち抜きの区画、円卓を取り囲む椅子
一方向だけは、大きな窓ガラスとなっている。
外を見下ろすように、大きな椅子が一脚ある。
他には、バーカウンターがある。いくつかの扉はある程度である。
扉があいて、そちらを一斉にみるエライ人が三人。
トーエン「制圧だ。」
飛び出し、散開する冒険者。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
一人はいきなり、動かなくなる。
チェルシー「残りを制圧だ。」
レッシュ「人間のようで~人間じゃ~ねぇ~。」
トーエン「外道だ~。」
チェルシー「何かが化けている。」
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
あたりは静かになる。
白髪のフォイグンの民の容姿だが、固まっている一人。
他の二人は、トーエンの容姿に変化する。
レッシュ(俺だけでは、魔法がかかっている奴を見極めることができるから、真贋はわかる。と思っているが、チェルシーにそれを言葉で伝えるすべはない。すべてはみぶりてぶりである。)
チェルシー(@_@)
トーエンの外観の三人が組んずほぐれつ殴り合いをしている。
本人がボコボコ殴られているが有効打とはなっていない。
チェルシー 口がパクパクパク。
トーエン 魔法の指輪を使って霞になってしまう。
戸惑う偽物が二人。
チェルシー 躊躇なく弓で射る。
ドスドス当たっている。
倒れる偽物が二体。
灰色の人間ではないモノの姿で床にころがる。
トーエン 本物がゆっくり姿を現す。
トーエン「これ前も戦ったことなかったけか~。」
といいつつ、手足を縛り上げて放置にする。
二人から緑色の体液が漏れでて、床を汚している。
正体を現したドッペルゲンガーは、何かをつぶやいているが、まったく理解できない。
会話をしようとするが、錯乱しているのでなかなか交渉がうまくいかない。
ドッペルゲンガー「もうなにしもない。どうせ。抹殺するんだろー。」
トーエン「何もしないのであれば〜。立場が悪くなるぞ。お得な情報はないのか?」
ドッペルゲンガー「ここには、旦那様はいらっしゃいません。」
トーエン「はい。失敗。旦那様ってだ〜れ。」
絶句する。ドッペルゲンガー。
ドッペルゲンガー「それは、この塔の主人。」
トーエン「それって、ホイグンの偉い人なのか?」
ドッペルゲンガー「そうだ。」
トーエン「そいつの名前は?呼ばれ方とかあるだろー。」
ドッペルゲンガー「アルグマイン03です。」
トーエン「なんだかな〜。」
ドッペルゲンガー「原形質を征伐に出撃中です。」
レッシュ「なんだ〜そりゃ〜。」
ドッペルゲンガー「山の向こう側に進出してきた人食いアメーバーを退治に向かったのですよ。」
(1958年のアメリカ合衆国のSF映画。を参照されたい。)
トーエン「巨大な人型があっただろー。」
ドッペルゲンガー「それは、現在出動中です。」
レッシュ「ここには軍隊がいないとか。手薄ということか〜。」
ドッペルゲンガー「ブロッブと言われている形がないぐねぐねしている個体です。
*ショゴスは、パテント的に問題があるので使用していません。
トーエン「全く聞いたことがないなー。あれが必要となるぐらいの敵?もっと説明しろー。」
ドッペルゲンガー「ブロッブが大暴れしているとかで旦那様は、出掛けて行きました。そうそう渓谷が埋まってしまうぐらいの量だとか。」
トーエン「巨大な人型は、一つしかないの?」
ドッペルゲンガー「他の機体は、この近くでは現在稼働しておりませんが〜。」
トーエン「この近くにはいないって事は〜他にはいるんだ。」
ドッペルゲンガー「魚を捕りに出ているので〜。」
トーエン「あれは、なんで動いるんだ〜。」
ドッペルゲンガー「魔法の力で動いているんです。」
トーエン「以前、搭乗した事がある奴は、魔法の宝珠2個で動いていたんだが〜。そんなもん?」
ドッペルゲンガー「言っている意味が、理解できませんが。」
トーエン「技師は、どこだ〜。あれを整備している奴がいるだろ。」
ドッペルゲンガー「整備工場?それはこの真下です。」
トーエン「じゃ〜行ってみるか〜。」
ドッペルゲンガーの首に回していた紐を引っ張るが、ジタバタしている。
トーエン 仕方ないのでドッペルゲンガーの全員トドメを刺すことにする。
ドッペルゲンガーの体液はだらだらと流れ、あたりを汚すことになる。
冒険者は、情け容赦なくその場を離れることになる。
下へとおりていこうとする。
階段はなく。昇降機しかない。
仕方なく、トーエン 魔法の指輪を使って仲間を放り込み、床を抜けていく。
階下は、吹き抜けであり、全くの空っぽ状態。
足場やクレーンや整備する道具ばかりが放置されている。
最上階とは完全に切り離されているような状況である。
仕方なく、最上階に戻って、一旦情報共有をして、昇降機を操作して、カゴに乗って地上に戻ることにする冒険者であった。
トーエン「技師も連れて行ったのか?」
ブツブツ言っている。
昇降機のカゴはすごい勢いで降りていく。
チーン
カゴの扉が開くと巨大な吹き抜け区画の一番の底である。
建物の中の区画ではあるがプレハブ小屋がいくつかある。
フレハブ小屋の中はどれも無人である。
色々と調べてみるも、休暇をとっているのか?全て無人である。
トーエン「整備するものがない。仕事がないということか〜。」
レッシュ「マニュアルとか〜ないのか〜。」
彼等の書物をかき集めてみても、全く読むことができない。
トーエン「チェルシーの技能で読めるんじゃ〜な〜い。」
書物は、かなりの絵解きなので〜なんとなく分かる。
チェルシー「え〜〜〜。マジ〜。これは読めたけど〜。足の部品の交換方法だぞ。もう嫌〜。部品交換とか〜しないしー。」
トーエン「自爆スイッチとか〜ないのか〜。」
エリー「絶対に変!」
チェルシー「魔法の宝珠の記述がないよ〜。胸とか何にも記述がないというか。なんか違います。」
トーエン「なんだって〜。全く違うじゃん。」
*コスースの島は、そもそも頭部しか絡んでいない。
吹き抜け区画を空飛ぶ魔法の絨毯でフヨフヨと浮上する冒険者たち。
28階の明かり取り用の窓から外を確認すると
南の方角の山向こうから、いく筋かの煙が上がっていることが確認できる。

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斥候

透明になって、チェルシーはすり抜けて市内を見に出かけていく。
町中にの人通りは皆無。建物は整然と並んでいるが、兵士しかいない。
兵士は隊列をくんで、行進の練習をしているのが見える。
他は何もない。
工場は稼働して、煙突は煙がもくもくと吐き出している。
風がピューーーーーとふいている。
酒呑んでいる兵士がうろうろしていると逮捕されるのが見える。
まれに荷馬車がたまに走りすぎていく。
冒険者は、宿舎に軟禁状態である。
建物の中にはいると、暖かく暖房がきている。
幹部は、まったく違う普通の食事をしているのが見える。
庶民の生活とは別世界の境遇であることがわかる。
特権階級はでっぷりしていて、待遇が違うようだ。
チェルシーは、その市内の見聞をして、観察をして戻ってくる。
大通りは、ただ広いだけで人通りは皆無
巨大な工場区画と大通りを挟んでの雑然としている小さな町工場が広がっている。
煙突が大小が林立している。どこからも煙がもくもくと出ている。
住居区画や畑や家畜小屋という明快なものは、まったくないことに気が付く。
巨大な工場には、窓はほとんどないという状況。
灰色ばかりの壁が続いている。
都市部周辺は、荒地ばかりという状況。この時期では枯れた草と苔程度しか見かけることはできない。
カサカサという草の群生地は、見る影もなく腐っている。
高層の工場の上層部分には、特権階級の住居部分があって、まったく違う調度品や生活をしていることを
合成ラーメンではなく天然の食材をふんだんに使った料理がふるまっている。
支配階級は、どこにいるかと探し回るチェルシー。
軟禁状態の冒険者は、
レッシュ 腕立て伏せをしている。終わったら、腹筋を必死に鍛えている。
トーエン「ベントラー ベントラー あいちゃ~ん あいちゃ~ん。ほんだららった へんだららった どんがらがった ♪ふん ♪ふん。」
と祈りを捧げている。
トーエン「半熟英雄あぁ世界よ半熟なれ。半熟ヒーローは最高!」
暖炉に向かってブツブツとつぶやいている。
暖炉の火は急に小さくなったり、まったく違う色の青い火が燃え上がったり、暖炉の中が混沌が渦巻いています。
「幽閉されているので、返事をすることができません。」
トーエン「えーーー。誰に。」
「娘ぇ~にぃ。。。(ドゲシ罵声悲鳴)プーープーー。」
という声がして、会話が途切れてしまう。
トーエン「神々の事情には、ちょっと疎いんで~。」
今までの炎とは、まったく違う青い炎が赤い炎を駆逐して、前に出てきます。
「幽閉してやったわー。あっハハハハハ。」
トーエン「それって、娘ちゃうってー。呼んだんだからなんかいえー。」
「助けて~(悲鳴)」
トーエン「アイミックスさん?」
「う~ん....アイミックスだよー。」
レッシュ「これは怪しい。なんか変だぞ。言動がらしくない。」
火がしゅーーーんと消えてしまう。
青い炎がめらめらと燃え上がる。
トーエン「どうも。はじめまして~。」
青い炎「きら~い。邪悪はきらーい。混沌はきらーい。」
トーエン「いえいえ。まだ~中立なんですけどー。」
青い炎「善だもーん。他はきらーい。」
トーエン「そんなら~くんなや~。(`へ´)」
青い炎「ひやかしーひやかしー。」
トーエン「今回はご縁がなかったということでー。」
暖炉は普通にもどっていく。
*参考 アドベンチャータイム#69
しばらくすると透明なチェルシーがもどってくる。
見聞してきたことを説明する。
コモンで堂々と会話している。フォイグンの民には理解できないと思ってだらだらと説明している。

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