最終回
翌日
トーエンだだをこねて、ヨアヒム師に魔法の扉で王立魔術師協会ホールのガルブレイス師の納戸の扉に近道の魔法をかける。
そのまま伝令をふくめて、ぞろぞろと冒険者が移動する。
ア・ズゥは、国境の城砦の責任者としてその場に残ることになる。
J卿が皆を引き連れて、王宮にことの顛末の報告に出向く。
王国の顧問としての要職にあるガルブレイス師もちゃっかりついてくる。
大広間に通されて、それなりの身なりの要人が大勢いる中を通される冒険者達。
王の御前にて、ことの顛末を報告するJ卿。
ファンファーレがなる。
大臣「決死の覚悟で敵国の真っ只中に分け入り、狂王を打ち倒し、敵を退かせた功を讃えて、勲章を与える。」
トロンヘム王「大義である。ご苦労であった。」
勇士達に報奨の金貨の入った小袋とメダルが授与される。
玉座の後ろには、大きく寝そべる黄銅龍の巨体がうねうね。
気がつくとその場にはヨアヒム師の姿はない。
黄銅龍は、にやりと笑う。
そして、エンドクレジットが表示される。
| 固定リンク
最近のコメント