今回の神殿編の最悪のシナリオは以下の通り
冒険者の阻止によりこの通りにはならなかったエンディングの一つ
人通りは多いが事件はない。噂話があるだけである。
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二日前の昼
人の流入は少しづつ増えている
宿屋は店員を遥かに越えはじめる
一部の商店からは、品物がなくなる
暴利を貪る悪徳商人をつるし上げる司祭や信者。
一部商店では打ち壊しが頻発しはじめる。
「神」は偉大なりと信者は口々に叫ぶ。
免罪 神殿に寄付を行い免罪符は受け取れば 神は許すという話が以前からあったが
私財をすべて投げ出せば、天国にいけるという話が噂されるようになる。
金品をすべてもってくる商人や富豪がすってんてんになっているという噂も出てくる。
集めた金で食料を買っていたという話もある。
地下の祭壇前の悪魔の設定が必要
二日前の夜
会場はすでに半分以上席はうまっている
商人達は逃げ出しはじめる。
食料や飲料水を手に入れる為にかなりの行列がながくなる。
一部商店では打ち壊しが頻発しはじめる。
「神」は偉大なりと信者は口々に叫ぶ。
土産物屋はぞろぞろと逃げ出す。
何も売れない。貧乏人だけではまったく売れない。
焚き出しばかりで食堂には客がこないとぼやく
前日の朝
噂であった咎人や罪人がわらわらとやってくる。
その分、あちらこちらで事件がおこる
不眠普及で興奮している信者達が増えはじめる
遠方からの強行移動で疲れている
無理してきているので病で倒れる人が出始める
無理して来ているので行動不能になるものは出始める。
無理やりスタジムに座らせる。
不眠普及で働く司祭や信者。
食事は司祭が魔法で作り出すオートミールや粥ばかりになってくる。
祈りの声は延々続いている。
それなりに善なる結界が作動する。先にすすめない人達は、免罪符を買うこと
私財を投げ出すことを宣告される。
前日の昼
前日のさらに倍のお香の量となる
会場周辺には霞が出てくる
金持ちが後からぎりぎりにやってくる。
太った富豪達は、身ぐるみを剥がされて、ボロをまとうことになる。
「まっ先に天に向かうというならば、現世の俗物なぞは必要ありますまい。」
巨漢であれば、清めの塩と香辛料をわたされる。明日の朝食がすませた後
儀式がはじまる前に体に刷り込むように言われる
と諭される。
前日の夜
静かである。
善なる結界は、すでに効果がなくなっている。
すべてを閉じ込める結界の準備がはじまる
当日の朝
祈りの声は続いている。
最後の一団である巡礼者が到着すると式がはじまる。
霞はたれこめている
あまりいい天気ではない。
当日のお昼
薄曇り程度の天候
「約束の日」
皆が祈りを捧げるのです。と司祭が言う。
司祭長は言う
「予言がありました。今ここにいる者達だけは救われると!」
「祈りを!」
*ここで行き倒れていた亡者達は立ち上がります。
「死者とて復活をする。神は今そこにいるのです。」
歓喜
神殿の上空の一部の雲を押し退けて、光が指す。
浮遊する岩石の上に宮殿の姿がみえる。
ラッパが鳴る。
「天は、今ここに舞い降りるのです。我等に道を与えてくれるのです。」
ラッパが鳴る。
しかし、それ以上の変化はなく。再び光はなくなり雲だけになってしまう。
ざわめく信者達
「我等の行いは、まだ足りないようです。天国に行けない者を断罪せよと神は仰せです。
ぞろぞろと背信者達、他の罪人が中央を引き立てられていきます。
赤の絨毯は消え去り、轟音ともに床が大きく輪曲し、口をひらきすべての罪人をのみこみます。
消えてしまいます。
歓喜する信者達
再び光がさしてきます。
鎖に繋がれた亡者が一人通路の先よりだらだらと引きづらレてきます。
二人の兵士に追い立てられてでてきます。
歩くのはやっとのようです。
司祭の手には光輝く燃え盛る鉾が突然現れます。
民衆は歓喜する。
咎人には罵声や石やらが飛び交います。
司祭「咎人を殺める罪を被るのは我一人でよい。我一人いかなくても皆が天国に行ければそれでよいのです。」
司祭を雲の切れ間からの光が一条てらす。
その間に祭壇の周囲の護衛兵は白の儀仗兵から赤の司祭に変わる。
赤の司祭は12名 14レベル イビルプーリスト
黒幕は3人のドロウ 神殿屋上の稼働する
一人は抹殺されたので 今現在は二人。
前座として、悪行を行った司祭幹部を引き立てて、断罪する
歓声はさらに大きくなる。
ぶつぶつぶやく咎人
「神は何故余を助けぬ。見ているだけのだ~。」
「それが神というものなのだ。」
「今までの身を粉にした意味はなんだったのだー。もう何も信じることはできぬ。」
「それが神というものなのだ。」
光輝く鉾で司祭は、咎人を貫く。
*この時点で鉾は幻影にすぎない。強力な幻影である使い手も本物だと思っている。
魔法のワンドであるが刃はない。
「我は破滅を望む。」
「すがるだけの亡者には報いが必要だ。」
「・・・」
堕落した司祭長は、真っ黒になって崩れ落ちる。
見ているも民衆からは、黒こげになっているようにみえる。
偽司祭長「贖罪は終わった。我等は次なる階段を上がろう。」
司祭が皆が呪文を唱えはじめる。
集団幻影で司祭が天へとつづく階段をあがりはじめる。
階段は幻影
上昇していくのは魔法である。
天使達が降りてきて、あがるように催促する姿を見せる。
有翼天使達ではない。有翼悪魔の偽りの外見。
会場の外にいた信者達は我先に会場に入ろうと思うように魅了する。
殺到する信者。
その時、落とし穴が開き、信者達は地下の装置に吸い込まれていく。
スタジムの席がなくなり、大きなスロープとなる
信者達は崩れ落ち吸い込まれていく。
絶望と悲鳴。
絶叫。
オベリスクの外装は崩れおち、脈打つ紫水晶が姿を現す。
気がつき、逃げようとするものは、ゾンビや亡者達が掴まり、地下へと放りこまれる。
絶望と憎悪・失意が渦巻き青紫水晶は、禍々しく成長する。
堕落した司祭長は、廃墟の中ら立ち上がる。
にやりと笑う。新たな破滅を夢見るモノが誕生した。
雲間の切れ間はなくなり、さらに漆黒の雲が低く垂れ込めてくる。
廃墟となった中心を目を見開き、呆然とする元神聖騎士団の戦士達。
彼等は故郷を失った。
完全勝利は、信者の消滅とドゥームドリマーの誕生と夢見る石の完成である。
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