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寄進

2月22日
マイドゥ神殿を訪れる冒険者一行。

レッシュ「寄進しなきゃー。」
司祭「どーんと神殿に寄付しないとー。」
レッシュ「じゃー金貨70枚」
事務員 しぶい顔をしている。
司祭「えらい倹約してますねー。」
レッシュ「稼ぎがいまいちなものでー。」
司祭「浪費は美徳ではありませんから。」
チェルシー「パトロンいませんからー。」
司祭「早くがっぽり儲けている資産家を見つけることですな。信心が足りません。早く信者を増やすことですな。」
反省しきりのレッシュ。
チェルシー「他の宗教の足を引っ張ることはしているのですが、布教に結び付いていないですからね。」
トーエン「司祭さん 今エレメンタルジェムを探しています。どこにありますか?」
司祭「相談かな。」
トーエン「そうです。」
司祭 皿をだしてくる。
トーエン「お金持ってない。」
仲間の間で金策でごにゅごにょ会話をしている。
トーエン「じゃー金貨70枚。」
司祭「では、相談にのろう。金貨70枚分。」
トーエン「鎖に縛られし神との対話を。」
司祭「それは出来ぬ相談じゃー。触れてはならぬ事案ゆえ、寄進は返す。二度とは口にしてはならぬ。悪に染まるぞ。」
顔は豹変する。
トーエン「奈落の拡大を防ぎたいだけなんですよ。」
司祭 まったく何のことやらさっぱりわからないという顔をしている。
司祭「無理なことを聞かれて、答えられないものは寄進は受け取れぬ。なんと良心的ー。あまりに極端な話をしていると異教徒の烙印を押されて迫害されるので言動には注意するように。そうそう呟きではなくて贖罪するならば、向こうで免罪符を買ってください。」
トーエン「金貨1枚程度ではまったく足りないじゃーないかな。」
司祭「許す許さないは、神が判断するべきことであって、貴殿ではない。なんなら、売り場まで案内しようか?」
トーエン「とりあえず、現世利益のほうが忙しいので。」
司祭「ではどうするのかな?」
トーエン「なにか壊してはいけないものを壊してしまったようなんですが、それがなんだかわからないんです。なんですかねぇ?」
司祭(@_@)
トーエン「北方の大海の向こう側の陸地にカサカサの神殿がありまして、その中の黒い神殿の奥にあった光輝くものをつい勢いでぶっ壊してしまったのですよ。そしたら、その傍らから、人食い巨大アメーバーが噴出しましてあっちこっちに拡大してなんでもかんでも飲み込んで大きくなちゃったようなんです。あれ壊してまずかったですかね。」
司祭「神託をうけないと、言っていることがさっぱりわからない。」
レッシュ「では寄進しましょう。」

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