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ハンマー

周囲には、下っ端の司祭がぞろぞろ集まってくる。
火がドーンと吹き上がる。
司祭が皆で詠唱をはじめる。
トーエンにはまったく意味が理解できない。
司祭の口調が、がらりとかわる。
司祭「あれは、古のカサカサの最後の一欠けらだったのだ。最後の封緘がこわれてしまった。」
トーエン「人食い巨大アメーバーがそれで出てきたと。元に戻すことはできますか?」
司祭「すべてを全部作り直すことだ。幾重にもあった壁や扉をすべて全部作り直す。それしかない。」
レッシュ「それは人間ができるものなんですか?」
司祭「知識があれば、できるかもしれない。」
チーン
集まった司祭は時間がきて、退出していく。
トーエン「いにしえのカサカサが、すべてをかけて封印してたものを再現なんて無理なんじゃねー。何千年かけてやってきたことを数日で再現なんて無理だー。」

食料を買いこみ、物資の補給をする冒険者。
チェルシー「種芋もいるんじゃーねー。」
トーエン「繁茂の呪文とかーないんかー。お土産もいるでしょう。ひよこ とか。」
20トン分の食料を購入する。

15日後 3月7日
トーエン村に到着する
人口2千人ぐらいに膨らんでいる。
移住者ばかりの村になっている。
400戸ぐらいにまで急増している。
チェルシー「暫く見ない間に大きくなってー。」
村の入り口というか、村の一番外側の区画にひと際おおきな煙突
真っ黒な工場があり、煙をもくもくと吐出し
けたたましく音をたてています。
いきなり興奮したトーエンが工場に怒鳴り込む。
トーエン「これダークエルフ。」
ゴンゴン ゴンゴンと蒸気ハンマーがうなりをあげている。

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