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変態


締めるだけ閉めて、一汗かいたトーエン。戻ることにする。
突如として、通路に実体化するトーエン。
トーエン 「ふーやれやれ。そろそろ帰ろう。」
レッシュ「熱持ってんじゃ〜ねぇ〜。」
トーエン 「配管全部閉めてきた。ちょっと離れてみようか〜。多分一次冷却水が漏れているんじゃ〜ないかなー。」
冒険者の足元の水がどんどん暖かくなってきます。
チェルシー「ここには居たくないなー。」
外に出てみると。
配管のあちらこちら高圧高温の蒸気が噴出していることがわかる。
空飛ぶ魔法の絨毯を使って、建物の上空から高みの見物を決め込む。
時間としては、未だ日の出前の闇夜である。
松明が周囲を照らしているのだが、あちら此方から蒸気が噴出している。
急に黒い煙が吹き出して、あちらこちらから悲鳴がしてくる。
壁が盛り上がっている箇所があちらこちらに出てくる。
カンカンカンカン
と音がしてくる。作業員が防護服を着込んでいる人たちが取り囲むように集まってくる。
ドーン
突然大きな円筒容器が一つ爆発して、倒壊する。
さらに周囲から火炎が吹き出している。
レッシュ「何も出てこないのがおかしい。」
作業員は消火活動をしつつ、閉鎖をしている。
その反対側の区画の上層部から布製の緊急用スロープが出て、避難しているのが見える。
トーエン 「結界だ〜。」
レッシュ 「なんだってー。」
わらわらと脱出するフォイグンの民が出てくる。何十人と出てくる。
次から次へと出てくる。
トーエン「いいゴブリンは死んだゴブリンだけだー。善なるモノは正しき行いを。」
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
避難用スロープ出口に,突然出現するハンマーは高速で回転している。
逃げて降りてきた避難民は、ハンマーで叩かれて、周囲に飛ばされて、付近に飛び散っていく。
当たりには死体が散乱し、肉片が飛び散っていく。
この光景を見て、降りることをためらった人たちが上層部に取り残されている。

気がついた冒険者達は、残っている人たちに近づく。
最上階層に突入を試みる冒険者たち
驚き固まる生存者たち9人
ひとりだけ服装が違うものが一人
トーエン 二人をスロープに放り込む
落ちていき野太い悲鳴 ミンチかなにかなっているようだ。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
フォイグンの民の略章をつけたものは、硬直して動かなくなる。
二人は呪文の効果はなく、略章をつけたものをずりずり引きずってその場を離れようとする。
四人は動けなくなってしまう。
チェルシーが逃げる一人を背後から弓で射る。
ドスドスあたる
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
もう一人 眼が見えなくなってしまう。
すなわち行動不能に
行動不能の一人を引きずる一人が必死に逃げようとしている。
背後から襲いかかるトーエン
力任せに逃げるフォイグンの民を投げ飛ばす。
チェルシーがフォイグンの民一人を背後から弓で射る。
ドスドスあたる
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
何もおきない。
フォイグンの民二名が冒険者の行動を阻止すべく割って入ってくる。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
何もおきない。
トーエン 割って入ってきた奴の肩を掴み狂気の笑いとイッている眼でげひゃげひゃ笑う
トーエン「降伏しろー。」
フォイグンの民には、その意図はまったく理解できない。
フォイグンの民「変態だ~。」

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