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算段

トーエン「資源を食い尽くしたら、別に移住するということがかな。」
労働者「高層棟には、特権階級の居住区画と工場と資材置き場かな。」
トーエン「この塔の主人は強いのか?指揮官として有能なのか?」
労働者「身代わりに替え玉や偽物が多すぎてよく分からない。」
レッシュ「じゃ〜そこのドッペルゲンガーは〜。」
労働者「他から、連れてきたとか契約してして来てもらったってことでしょう。」
レッシュ「一番偉い人の替え玉だったってこと?」
労働者「見てないから、分からないよ。その前に一番偉い人なんか〜、見たことないし。」
トーエン「これから高層棟を襲撃しますが〜。貴方はどうします?」
絶句する労働者は言葉を失う。
労働者「我らの目的はそんなことではないしー。」
チェルシー「その目的は?」
労働者「子供を助けてくれたから、我らの同志にならないか〜。と言おうと思っていたの。」
トーエン「仲間ってレジスタンス?」
労働者「ま〜庶民のために頑張ろうって仲間だ。」
レッシュ「もし、最高指導者を亡き者にして、この領域全てを治める事はできるかい。」
労働者「それは無理だ〜。特権階級だって大勢いるのにー。そんなのまとめられない。戦いばかりになってしまう。無茶言わないでー。」
レッシュ「全部滅ぼした後のことだー。」
トーエン「特権階級を全部駆逐した後の話だ。庶民とあなたしかいないという時にだ。」
労働者「そんなのー無理だよ。もうここには居たくない逃げ出したい。」
レッシュ「この体制を変えたいとは思いませんか?」
労働者「そりゃ〜無理なんじゃ〜ねぇ〜。」
レッシュ「そんな事を言っている人はいませんか?」
労働者「そんなのーばれたら、即縛り首だよー。」
トーエン「逃げるのであれば、何人でどこまでー。」
チェルシー「手伝う事はできるよー。」
労働者「我が家だから、十数人かな。仲間は、ここ最近どんどん粛清されているから。残っているのがもうその程度なのだ。」
レッシュ「じゃ~逃がすか~。」
トーエン「じゃ~すぐに逃げられるようにしといてー。分かれて特権階級を襲撃だー。避難場所だが~。」
まかないのおばちゃん「どれだけの間詰め込むんだい。無茶言うよねぇ~。」
トーエン「二・三日かな。」
おばちゃん 絶句
おばちゃん「一晩は詰め込めるとは思えるけど。二日目はないと思う。食料はなんとかなるけどー。夏場無理です。」

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