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悲鳴

トーエン「では、こちらから会いに行くことになるが。」
入り口でごたごたしていると、扉をあけて、保安要員がぞろぞろと出てくる。
六人がフルプレイトアーマーに所持しているうねうねしている刀は、抜き身である。
トーエン「いい剣だな。よこせー。」
ぼかーんとする保安要員
チェルシー 傍観している。
レッシュ「そこそこです。駆け出しではない。」
トーエン「安心しろ~。こいつらこの世界ではない奴らだから~。死に神も怒らない。」
*勝手な思い込みです。
トーエン「降伏しろ~。今ならまだ間に合う。」
保安要員「いやだ~。言っている意味がわからない。」
巨大な楯を持ち出してくる。
トーエン「応援を呼ばなくて~いいのか~。」
ごそごそしている保安要員
ぴろぴろぴろ~。ふぉわんふぉわんと各種
警告音があちらこちらからしている。
さらに周囲を取り囲むように兵士が出てくる。
棒きれをもっている作業員とか
上半身だけ甲冑を着用している兵士とか
あきらかに動員がかかって慌てて出てきた兵士が80人
レッシュ「うねうねしている剣は上等な剣程度だな。すんごい魔剣じゃ~ない。」
保安要員「奴らに近づくな。近づくと落とされるぞ。遠くから投げつけるんだ~。」
石ころやその場にあるものを投げつける兵士たち。
石ころ、ねじ、その場にあるものが冒険者に降り注ぐ。
トーエン「そんなことでは、何も効果がない。降伏しろ。今なら許してやる。ただし命だけだが。」
レッシュ「混沌して邪悪。統制をとっているのは、強権によって縛り上げているってことかな。」
四人がかりで、一台のバリスタを搬入してくる。
がらがらと大きなバリスタを右手と左手から挟み打ちでもするかのよう配置している。
レッシュ「バリスタだと攻撃できるぞ。うーむ。」
トーエン「あんなでかいのーそうそうにあたらん。そうだ~。隊長はどこだ~。」
みんな同じ風貌なので、まったくわからない。
*珈琲をいれる人と攻城兵器ではスペルがまったく違います。
バリスタめがけて走るトーエン。
兵士「こっち~にこないでー。装填が間に合わない。悲鳴」
トーエン 「俺に追いつけるはずがない。」
バリスタの弦をブチっと切る。弦は、金属製の板バネということもあり、切られた反動で周囲にいた兵士一名が吹き飛ぶ。
野太い悲鳴がする。
バリスタ (ballista) (兵器)

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累計出荷数が565になりました

来店ありがとうございます。

 

残念ながらクトルフはサポートしていません。

 

在庫管理がぼろぼろ 増刷すべきかー悩ましいところではある。

 

興味をもってくれた方々ありがとうございます。

 

TRPGを分かっている女性からは、がんばれとはげましをいただきました。ありがとうございます。m( .. )m

 

これからやろうと思っています。とか

 

シナリオ販売しないのか?という要望に準備しましたが、何方もお見えになりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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仲間

トーエン「仲間を集めておいてくれ~。明日の朝 夜明けとともに。」
今は日没
トーエン「天誅。」
超高層の建物の最上階で叫ぶ。
労働者「どうすりゃ~いいのー。」
トーエン「じゃ~下まで送ろうか。」
エレベータでいきなり降りていく。
初物のエレベータで、どきどきしてしまう労働者。
警備は、最小限の人間しかいないようだ。
レッシュ「隠密行動ができているようだ。」
労働者は一人、細道へとぬけていく。
幕間
谷間を埋めるアメーバ
石を積み上げて、壁のように積み上げる。
数体の巨大ゴーレム。
火や電撃で攻撃するも、あまり効果はあがらない。
「凍結か?」
「水分をどうにしかないと~。」
「水分削り取れは、縮小するのか?」
「高温の熱風か。」
「ロケット用の燃料を転用するか。」
火炎攻撃にしぼって、責めたてる巨大ゴーレムたち。
トーエンたちは日没後に
隣の高層棟の正面玄関を見つけて,どかどかと入っていく。
さもまったく関係ないように堂々と、入り口を入っていく。
あわてる保安要員
当然呼び止める。
トーエン「偉いのにあわせろ。」
驚く保安要員。
保安要員「人間がこんなところに来るな。」
白髪のエルフのような顔だち、浅黒い皮膚の容姿はかわらないが
首は太く、足は短い。
保安要員「野蛮人は、ここに立ち入るんじゃ~ない。」
武器は、刃物ではなく短い棒を携行している。
トーエン「辞めておけ、そんなもので俺をとめられない。とりあえずー隊長を呼んでこい。隊長。」
ごにょごにょ話をしている保安要員
トーエン「隊長だ~。隊長。」
保安要員「隊長はあわない。」

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算段

トーエン「資源を食い尽くしたら、別に移住するということがかな。」
労働者「高層棟には、特権階級の居住区画と工場と資材置き場かな。」
トーエン「この塔の主人は強いのか?指揮官として有能なのか?」
労働者「身代わりに替え玉や偽物が多すぎてよく分からない。」
レッシュ「じゃ〜そこのドッペルゲンガーは〜。」
労働者「他から、連れてきたとか契約してして来てもらったってことでしょう。」
レッシュ「一番偉い人の替え玉だったってこと?」
労働者「見てないから、分からないよ。その前に一番偉い人なんか〜、見たことないし。」
トーエン「これから高層棟を襲撃しますが〜。貴方はどうします?」
絶句する労働者は言葉を失う。
労働者「我らの目的はそんなことではないしー。」
チェルシー「その目的は?」
労働者「子供を助けてくれたから、我らの同志にならないか〜。と言おうと思っていたの。」
トーエン「仲間ってレジスタンス?」
労働者「ま〜庶民のために頑張ろうって仲間だ。」
レッシュ「もし、最高指導者を亡き者にして、この領域全てを治める事はできるかい。」
労働者「それは無理だ〜。特権階級だって大勢いるのにー。そんなのまとめられない。戦いばかりになってしまう。無茶言わないでー。」
レッシュ「全部滅ぼした後のことだー。」
トーエン「特権階級を全部駆逐した後の話だ。庶民とあなたしかいないという時にだ。」
労働者「そんなのー無理だよ。もうここには居たくない逃げ出したい。」
レッシュ「この体制を変えたいとは思いませんか?」
労働者「そりゃ〜無理なんじゃ〜ねぇ〜。」
レッシュ「そんな事を言っている人はいませんか?」
労働者「そんなのーばれたら、即縛り首だよー。」
トーエン「逃げるのであれば、何人でどこまでー。」
チェルシー「手伝う事はできるよー。」
労働者「我が家だから、十数人かな。仲間は、ここ最近どんどん粛清されているから。残っているのがもうその程度なのだ。」
レッシュ「じゃ~逃がすか~。」
トーエン「じゃ~すぐに逃げられるようにしといてー。分かれて特権階級を襲撃だー。避難場所だが~。」
まかないのおばちゃん「どれだけの間詰め込むんだい。無茶言うよねぇ~。」
トーエン「二・三日かな。」
おばちゃん 絶句
おばちゃん「一晩は詰め込めるとは思えるけど。二日目はないと思う。食料はなんとかなるけどー。夏場無理です。」

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最上階

トーエン「ここなら~大丈夫。」
労働者「寒いー。」
誰からも監視されない場所という一番高い場所なのでいうことで
一番高い超高層の屋上なので、風が尋常でない。
トーエン「もうしょうがないなー。」
再び、楯の中に放り込み
最上階に移動する。
トーエン「ここなら~大丈夫。」
労働者「なんだ~。ここは。」
人間じゃないものの死体が3体ほど放置されている。
トーエン「なんか~呑む?」
バーカウンターで酒を物色するもなんだかわからない。
労働者「なんか~。死体みたいなのがーあっていやなんですけどー。」
ぶつぶつ文句をいいながら、死体を片づける。
トーエン「なんか~呑む?」
ぶつぶつ文句言っている労働者。
トーエン「おばちゃん。おばちゃん。なんか~高そうな酒があるけどー。どれがいい?。」
まかないのおばちゃん。「わからないから~どれでもいいよ。」
トーエン「どうせ~労働者が自宅に持って帰っても、密告されて、そのうち貼り付け獄門でしょう。」
結局、全部を酒を楯の中に放り込む。
労働者「さらりと言うな~。腹減った。」
トーエンは、まかないのおばちゃんに高カロリー、塩分多めの食事をだすようにお願いする。
レッシュ「味こいめで~。」
トーエン「ここの将軍様は、巨大ゴーレムに乗ってお出かけ中らしいぞ。そうそうブロブを退治しに出かけているとか。それがなんだか~さっばりわからないのだ。」
労働者「巨大なアメーバーみたいなものらしいぞ。」
チェルシー「緑色のやつ?」
労働者「そうそう、最近神がいなくなったと騒いでいる奴もいるが~。そうそう見捨てられたとか、パニックになっているとか放心状態の三等市民が大勢いたなー。」
チェルシー「人知を越えているものは、なんでも神に祭られますからね。」
トーエン「その声は我等には届いていないから。」
レッシュ「神殺しがいたとか~。」
労働者「そうそう。大事にしていた花が急に全部枯れたとか~。なんか~一度にいろいろと起きている。神を復活させるのだ~。という輩もいるし。」
チェルシー「それってマイノリティ?」
労働者「そうとても少数派。我等の中でも三等市民の中でも異端と言われている奴らだ。いつも隠れているぐらいの輩だ。」
レッシュ「ここには軍隊というものはあるのか?」
労働者「いる。職業軍人は何百だがー招集されると数千はいる。」
このフォイグンの人口は数万人規模。半分は三等市民である。
四部の一が二等市民である。残り四部の一が軍人、官僚、一等市民である。
農民は皆無である。非正規の軍人がいる。
一瞬消えるトーエン
しばらく静寂。
突然 現れるトーエン
トーエン「これがこの現場のシフト表だが、この中にお前の知り合いはいないか?」
労働者「いない。ここにはいない。」
トーエン「職場が違いすぎるということか。」
労働者「忠誠を誓う事をしないと、こんな職場で働く事はできない。三等市民では無理だし。二等市民でないと無理な職場だ。」
トーエン「え〜〜。忠誠を誓ってないの?」
労働者「町工場の三等市民は、単にこき使われているだけだからね。ある意味奴隷並みの扱いだよ。こちとら〜螺子ばかりだよ。」
レッシュ「螺子は大事だよ。」
トーエン「そこの隣の高層棟には、偉い奴はいないのか?」
労働者「最高幹部クラスではないが特権階級はいる。」
レッシュ「どんな贅沢品があるか、見に行きたいね。」
チェルシー「そうですなー。」
労働者「高層棟は、移住用の機械を作っているところだな。ここから出て行く為のものだ。」
レッシュ「なんか〜。シロアリに近いかも。」

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反乱

灰色の煙があがっているようです。
トーエン「襲撃?焼き討ちの煙か。」
レッシュ「狼煙ではないのか?」
もっといい場所はないかとあたりを見回す。
周囲の何も変化はない。
トーエン 建物中から、建物の屋上へと場所を帰ることにする
魔法の指輪を使いまくりである。
下界の様子を確認する。
庶民の生活する零細町工場区画で市民と兵士が一悶着している。
小競り合いというか、暴徒鎮圧の兵士が出動しているようです。
兵士たちに一方的にボコボコにされている労働者たちという状況
トーエン 発見するや屋上から低層町工場区画へと空飛ぶ魔法の絨毯でふよふよと飛んで行く。
速度はそんなに早いわけではない。
*軟禁されていた宿舎の付近である。
上空につくなり、絨毯はレッシュに任せて、トーエンは飛び下りる。
トーエン「重力加速キーーーック。」
早業で兵士を蹴散らす。
トーエン「はいはい、そこの虐げられていた一般市民よ。なんで~そういうことになったのだ。」
労働者「なんで~空から落ちてきたのー。」
トーエン「それは空があるからだ。」
労働者「なんで~空降ってくるんだよー。」
トーエン「なんでって、それは空にいたからさ~。」
労働者「そうじゃ~なくて~。宿舎に軟禁されていたじゃ~ん。」
トーエン「え~~~そんなことを言われても~。ちょっとお出かけ。」
労働者「拉致されて、軟禁されてるって聞いて、徒党をくんで助けにきたのにー。」
トーエン「いやいやいや。助けにきたってー。まったく勝負になってなかったじゃ~ん。」
労働者「いやいや。地下から出てきたら宿舎はからっぽになっていたんだもーん。計画が狂ったんだから~。」
トーエン「地下から? 」
労働者「時間をかけて地下にトンネルを掘って助けにいったら~いなかったってことだよ。」
チェルシー「すれ違いがあったようだね。」
労働者「計画は吹き飛ぶし、兵士にぼこられるし。もう散々だ。まったくー。撤収だ~。」
チェルシー「君たちの行いには礼をいうぞ。ありがとー。」
トーエン「もうちょっと情報がほしいのだがー。兵士もいないことだしー。」
労働者「もう時間がない。まずい状況だしー。逃げないと。」
ちりじりになって逃げ出す労働者。
ついていくトーエン。
労働者「目立つからついてくるなー。変態野郎。」
レッシュ「警備兵はたったこの程度なんですか~。」
労働者「他に誰が見ているかわかんないしー。」
トーエン 一番うるさい労働者を掴んで、楯の中に放り込む。
他の労働者達はちりじりになって、街路の奥へと逃げていく。
トーエンは、一番高い超高層の屋上までもどることにする。
魔法の指輪と絨毯使い放題である。

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