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自爆装置

チェルシー「窓がないんだよねー。」
レッシュ「格納庫だとか~。」
仲間を楯の中に放り込み、魔法の空飛ぶ魔法の絨毯を乗り込み幽体になって、軟禁されている建物から飛び出て、ふよふよと浮遊していく。
一番高い超高層の30階の屋上までいきなり飛んで行く。
上空はかなり強い風がふいている。
物理的な存在ではない霞のような存在なので、まったく影響はなくふよふよと飛んで行く。
いきなり、降り立つ冒険者たちは、実体化をする。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
レッシュ「下への隠された入り口はあるけど。くぼみはあるけど、鍵穴はない。」
いきなり消えるトーエン。
魔法の指輪の力、天井部分をすり抜けて中に入ってから、鍵をあけて、隠し扉を開けて出てくる。
トーエン「じゃじゃ~~ん。」
絨毯をしまい、準備をととのえて、周囲の状況を確認しつつ、梯子を降りていく冒険者。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
最上階は、通路は分岐しているが、機械室となっている。熱交換機の排気部分の大型機器にエレベータの巻き上げ機とか納まるっている。後は給水タンクがある。他にもいろいろとごちゃごちゃと機械が設置されているが、冒険者には皆目わからない。
トーエン「ここはスルーだ。」
途中から階段になって、降りていく冒険者たち。
大きなぶち抜きの区画、円卓を取り囲む椅子
一方向だけは、大きな窓ガラスとなっている。
外を見下ろすように、大きな椅子が一脚ある。
他には、バーカウンターがある。いくつかの扉はある程度である。
扉があいて、そちらを一斉にみるエライ人が三人。
トーエン「制圧だ。」
飛び出し、散開する冒険者。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
一人はいきなり、動かなくなる。
チェルシー「残りを制圧だ。」
レッシュ「人間のようで~人間じゃ~ねぇ~。」
トーエン「外道だ~。」
チェルシー「何かが化けている。」
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
あたりは静かになる。
白髪のフォイグンの民の容姿だが、固まっている一人。
他の二人は、トーエンの容姿に変化する。
レッシュ(俺だけでは、魔法がかかっている奴を見極めることができるから、真贋はわかる。と思っているが、チェルシーにそれを言葉で伝えるすべはない。すべてはみぶりてぶりである。)
チェルシー(@_@)
トーエンの外観の三人が組んずほぐれつ殴り合いをしている。
本人がボコボコ殴られているが有効打とはなっていない。
チェルシー 口がパクパクパク。
トーエン 魔法の指輪を使って霞になってしまう。
戸惑う偽物が二人。
チェルシー 躊躇なく弓で射る。
ドスドス当たっている。
倒れる偽物が二体。
灰色の人間ではないモノの姿で床にころがる。
トーエン 本物がゆっくり姿を現す。
トーエン「これ前も戦ったことなかったけか~。」
といいつつ、手足を縛り上げて放置にする。
二人から緑色の体液が漏れでて、床を汚している。
正体を現したドッペルゲンガーは、何かをつぶやいているが、まったく理解できない。
会話をしようとするが、錯乱しているのでなかなか交渉がうまくいかない。
ドッペルゲンガー「もうなにしもない。どうせ。抹殺するんだろー。」
トーエン「何もしないのであれば〜。立場が悪くなるぞ。お得な情報はないのか?」
ドッペルゲンガー「ここには、旦那様はいらっしゃいません。」
トーエン「はい。失敗。旦那様ってだ〜れ。」
絶句する。ドッペルゲンガー。
ドッペルゲンガー「それは、この塔の主人。」
トーエン「それって、ホイグンの偉い人なのか?」
ドッペルゲンガー「そうだ。」
トーエン「そいつの名前は?呼ばれ方とかあるだろー。」
ドッペルゲンガー「アルグマイン03です。」
トーエン「なんだかな〜。」
ドッペルゲンガー「原形質を征伐に出撃中です。」
レッシュ「なんだ〜そりゃ〜。」
ドッペルゲンガー「山の向こう側に進出してきた人食いアメーバーを退治に向かったのですよ。」
(1958年のアメリカ合衆国のSF映画。を参照されたい。)
トーエン「巨大な人型があっただろー。」
ドッペルゲンガー「それは、現在出動中です。」
レッシュ「ここには軍隊がいないとか。手薄ということか〜。」
ドッペルゲンガー「ブロッブと言われている形がないぐねぐねしている個体です。
*ショゴスは、パテント的に問題があるので使用していません。
トーエン「全く聞いたことがないなー。あれが必要となるぐらいの敵?もっと説明しろー。」
ドッペルゲンガー「ブロッブが大暴れしているとかで旦那様は、出掛けて行きました。そうそう渓谷が埋まってしまうぐらいの量だとか。」
トーエン「巨大な人型は、一つしかないの?」
ドッペルゲンガー「他の機体は、この近くでは現在稼働しておりませんが〜。」
トーエン「この近くにはいないって事は〜他にはいるんだ。」
ドッペルゲンガー「魚を捕りに出ているので〜。」
トーエン「あれは、なんで動いるんだ〜。」
ドッペルゲンガー「魔法の力で動いているんです。」
トーエン「以前、搭乗した事がある奴は、魔法の宝珠2個で動いていたんだが〜。そんなもん?」
ドッペルゲンガー「言っている意味が、理解できませんが。」
トーエン「技師は、どこだ〜。あれを整備している奴がいるだろ。」
ドッペルゲンガー「整備工場?それはこの真下です。」
トーエン「じゃ〜行ってみるか〜。」
ドッペルゲンガーの首に回していた紐を引っ張るが、ジタバタしている。
トーエン 仕方ないのでドッペルゲンガーの全員トドメを刺すことにする。
ドッペルゲンガーの体液はだらだらと流れ、あたりを汚すことになる。
冒険者は、情け容赦なくその場を離れることになる。
下へとおりていこうとする。
階段はなく。昇降機しかない。
仕方なく、トーエン 魔法の指輪を使って仲間を放り込み、床を抜けていく。
階下は、吹き抜けであり、全くの空っぽ状態。
足場やクレーンや整備する道具ばかりが放置されている。
最上階とは完全に切り離されているような状況である。
仕方なく、最上階に戻って、一旦情報共有をして、昇降機を操作して、カゴに乗って地上に戻ることにする冒険者であった。
トーエン「技師も連れて行ったのか?」
ブツブツ言っている。
昇降機のカゴはすごい勢いで降りていく。
チーン
カゴの扉が開くと巨大な吹き抜け区画の一番の底である。
建物の中の区画ではあるがプレハブ小屋がいくつかある。
フレハブ小屋の中はどれも無人である。
色々と調べてみるも、休暇をとっているのか?全て無人である。
トーエン「整備するものがない。仕事がないということか〜。」
レッシュ「マニュアルとか〜ないのか〜。」
彼等の書物をかき集めてみても、全く読むことができない。
トーエン「チェルシーの技能で読めるんじゃ〜な〜い。」
書物は、かなりの絵解きなので〜なんとなく分かる。
チェルシー「え〜〜〜。マジ〜。これは読めたけど〜。足の部品の交換方法だぞ。もう嫌〜。部品交換とか〜しないしー。」
トーエン「自爆スイッチとか〜ないのか〜。」
エリー「絶対に変!」
チェルシー「魔法の宝珠の記述がないよ〜。胸とか何にも記述がないというか。なんか違います。」
トーエン「なんだって〜。全く違うじゃん。」
*コスースの島は、そもそも頭部しか絡んでいない。
吹き抜け区画を空飛ぶ魔法の絨毯でフヨフヨと浮上する冒険者たち。
28階の明かり取り用の窓から外を確認すると
南の方角の山向こうから、いく筋かの煙が上がっていることが確認できる。

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