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16日後の網を 下ろした
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トーエン「魚より海獣だろー。そっちのほうがうまいぞ。」
バッグベアー「海のど真ん中に海獣なんかいないぞ。」
トーエン「じゃ~海獣のいるところにいこうぜ。」
絶句するバッグベアー。あまりの無理難題の連続にあきれる。
トーエン「目指すなら~シロナガスクジラだろー。」
チェルシー「耐寒の魔法の指輪があるから、平気なはずだー。」
バッグベアー「づるいー。」
大海原をもくもくと進んでいく。
霧がひどくて先はなにも見えない。
天気はどんどん荒れ模様である。
トーエン「何日かかるのー。」
バッグベアー「この調子で、まだ一週間ほどかかるよ。」
魚が備蓄が尽きそうなところに魚を食わせろとトーエンがいいだし、一悶着。
バッグベアー「魚獲るなといっただろー。まったくー。」
トーエン「鯨が一匹とれれば、一月は平気だ。」
バッグベアー「現状認識が皆無でわがままな奴は、話にならん。空気でもくってろー。」
トーエン「ミンクグジラぐらい摘んでひょいってできるガタイじゃないですか~。」
*ミンククジラは成獣ではオスで平均体長6.9メートル、メスで7.4メートル、成獣の体重は平均して7トンから8トン程度。
バッグベアー「それは妄想だな。だいだい ひょいっとって大きさじゃないし。よってこないし。だいたいこいつは遅い。」
バッグベアー「霧まぎれて、馬鹿な人間の小舟がかかることはあるが~。」
レッシュ「血を垂らす生魚がいれば、わんさか鮫がやってきますよ。」
バッグベアー「あんなのー。面倒で美味しいのか?」
トーエン「調理法によります。」
チェルシー「指を少々切って、そのまま腕をいれれば~勝手に網に入りますよー。」
バッグベアー「腕ごとその体全部もっていかるわ~。その発想がおかしい。」
トーエン「獲ったその日に食ってしまえば最高!」
バッグベアー「俺たちが食うんじゃ~ないと何度もいっとろうが~。馬鹿はそっちだ。」
バッグベアー「こっちはビジネスをしているのだ。」
トーエン「三日以内に処置しないとー。臭くなるんだ。」
バッグベアー「そんな場所と工数があるというのか?ないね。」
レッシュ「いやいや。半日だってー。すぐに食わないと。」
トーエン「早期に処置をすれば、なかなか腐らないので保存食にもってこいです。どこかの山中に鮫を食う風習があって、まーそういうことです。」
バッグベアー「時間の無駄だ。」
バッグベアー「網を下ろしているから、とりあえず目的地に向かってそのまま前進だ。」

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