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帰らない人

パッグベアー「早く帰ったら~。」
トーエン「帰るのは簡単だが~。これで~歩かれるとだなー。いろいろ引っかかって、捕獲した人間をぽいぽい投げていただろー。」
バッグベアー「網にかってに入ってきたゴミはださないと~網の用をなさない。」
トーエン「ゴミじゃないよー。人だよ。」
向こうのバッグベアー「我等をゴミのように扱っておいて~その言動はなんだかな~。万物の霊長は我等だという一方的な主張だよなー。」
バッグベアー「網からちゃんと出しているだけだ。」
トーエン「投げたらだめだってー。そうっとおきなさい。」
向こうのバッグベアー「見解の相違ってやつだな。」
バッグベアー「そんな繊細な作業なんか、こいつにできるわけがない。」
トーエン「じゃ~人間ひっかけちゃ~だめじゃん。なにやってるのー。」
バッグベアー「魚をとっているんだよ。」
トーエン「魚を獲るのにこんなのいらない。もっと効率的にとれよ~。」
バッグベアー「これじゃ~ないといけないからしょうがない。」
トーエン「どこに?」
バッグベアー「北だよ~。」
トーエン「その北の村とやら~でお前らの悪事をばらすぞ。魚の取引をめちゃくちゃにしてやる。」
向こうのバッグベアー「いやいや手付金をもらっての仕事。我等はそこに魚と報酬をもらいにいくのだ。浅はかな人間とは違うのだ。」
トーエン「人間をぽいぽい投げていたといえば、何も買わないぞ。ただでさえバッグベアーなんだしー。」
向こうのバッグベアー「威力業務妨害と人権侵害だ~。法は弱者たる我等に味方するぞ。」
バッグベアー「我等は雇い主に商品を届けるという役務を全うするだけの話だ。何も問題はない。」
トーエン「その仕事は誰からもらったものなのか?答えろ~。レアスか?」
向こうのバッグベアー「そんな人も伝承によるといたようだが~。」
トーエン「知っているのか?」
向こうのバッグベアー「話のわかる人間だったようだ。エライ人らしいが。少なくとも差別主義者ではなかったとか。」
トーエン「麗しの~(笑)がつくという奴だったな。」
バッグベアー「なんとか教団のエライ人という話だったな。」
トーエン「消滅教団に頼まれてこんなをやっているのか?」
向こうのバッグベアー「そんないかがわしい教団とは取引はしていない。」
トーエン「そんなところと取引していたら、殲滅しないといけなかったよー。よかったね。」
向こうのバッグベアー「だから~人間は信用できないんだ。」
バッグベアー「ほんとのことは一切言わないし、平気で嘘をつくしー。」
トーエン「冒険者の名にかけて、扉を開けたら、殺さないと言ったが、その行為は履行されていないので。我等は虐殺することを保留しているだけだ。嘘ではない。開ける前であれば殺してもいい。」
バッグベアー「早く帰ってくれないかな~。」

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