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面倒なやつ

向こうのバッグベアー「面倒な屁理屈ごねまくりな~。面倒な冒険者だ。」
トーエン「開けたら帰る~。」
向こうのバッグベアー「まったく信用できない。」
バッグベアー「開けたら、入ってくるでしょう。」
トーエン「ひとしきり、食事の準備をしているのでー。それを食べてからかえる。」
バッグベアー「バッグベアーに動じない人間もいかがなものかと思うよ。」
トーエン「アイミックスは相手にはったりかます人間がバッグベアー相手にびびってどうするんですか~。」
向こうのバッグベアー「そんなの~嘘八百のはったりだ~。炎の精霊王がほいほい出てくるわけがないー。」
トーエン「死の銀宝珠だ~。どうだ~。」宝玉を取り出す。
向こうのバッグベアー「そんなの~偽物だろー。さっきからそれなりの知ったかぶりの単語を並べているだけだろー。」
トーエン「それを言うと死の銀宝珠自体がコピーしたものだしー。」
*ジ・オーブ・オブ・オブリヴィオンの複製品として製造されたものの一つである。
バッグベアー「しかし~かなりの禍々しい感じがするのも事実だしー。言っていることは案外ほんとーかれもしれないぞー。」
*棒読みの台詞を言う。
向こうのバッグベアー「え~~~。でも禍々しいものはこっちにもあるしー。そんなに変わんないじゃ~ないのー。」
トーエン「禍々しいものといえば~。全身禍々しいですが~。」
向こうのバッグベアー「なんか~その服見たことあるぞー。」
バッグベアー「如何わしい甲冑とか籠手とか~。よく見ると人間らしくない。善から防御呪文も効果が皆無だった。」
トーエン「この装備で善であるわけがないだろー。」
向こうのバッグベアー「俺たち悪からの防御呪文なんてもっているわけがないだろー。」
納得するバッグベアーたち。
ごにょごにょ話し込んでいるバッグベアーたち。
バッグベアー「善人が邪悪な甲冑をきているだけかもしれないしー。」
バッグベアー「この魔方陣から出た瞬間奴に切られるぞ。」
バッグベアー「油断できない。」
混沌語を持ち出すトーエン。
トーエン「同じ混沌じゃ~ないか~。そんなに邪険にするなよー。」
バッグベアー「扉あけても~いいんでないかい。」
向こうのバッグベアー「え~~~。それは~やめろー。人間なんか~。信用するんじゃ~ない。」
トーエン「お前たちには何もしない。」
「お菓子くれるだけなんて~ありえない。」
トーエン「人間の魚を獲っている人たちが、ゴーレムの網に引っかかって死にそうになっている。それを助けに来たのだ。とりあえず止まってくれたら~助けるんでー。その話し合いにきたんだが~。なぜ乗っ取る話になっているのー。」
向こうのバッグベアー「ふむ。ならば一旦止めよう。我らは無能ではないのでな。」
ぐごごごという音ともにゴーレムの動きは止まる。
トーエン「では~扉をあけれくれないかな。」
向こうのバッグベアー「扉は話はわかった。止めたのだが、信用したわけではない。」
トーエン「食事が~あるんだけどー。」
向こうのバッグベアー「勝手に入ってきたのだがら~勝手に出て行ってくれ~。その間に人間を網からだすなら~出してくれ~。」

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