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会話

「なにか靄が動いてる。風なんかないのに。とても怪しい。」
魔法の効果を解除して、実体化するトーエン。
トーエン「よし、侵入者がいるんだな。扉を開けるんだ。」
扉「明らかに侵入者がいます。その命令は矛盾しているので開けることはできません。」
トーエン「風邪ひいただけだ。開けろ。」
扉「その命令にはしたがえません。文法が間違っています。」
トーエンの背後には全身毛で覆われたバックベアの一団が仁王立ちしています。注意 バックベアードではありません。
トーエン「百足だろうが、昆虫だろうが人間型サイズのものは幾らでもいる。」
トーエン 偉そうに振り向き、バックベアと対峙する。
バックベアの先鋒 メダルを取り出し、ブツブツ呟くがまったく効果がない。驚愕するバックベアたち。
バックベア「何にも効果がないなんてー。」
「自分で善人って言っていたのに、真っ赤 な嘘だったってことですよ。」
そのメダルと使い手ごとを取り上げるトーエン
怪力と邪悪な籠手でいきなり片手で持ち上げメダルを取り上げる。
トーエン「全員武器を捨て投降しろ。そうしないとこのメダルをこいつにむけるぜ。」
トーエンに背を向け相談を始めるバックベアたち。
「善からの防御の印が効かなかったぞ。」
「善人じゃないのか。」
「そもそも印が偽物とか」
「着ているものが全部邪悪だし。」
「邪悪からの防御なんて、我ら所持する理由がない。」
困惑するバックベア 結論はでない。
バッグベアーは、相手をするつもりは全くない。
とりあえず、魔法陣の効果があり、絶対の安心があるから。
バックベアは、挑発したり、変な顔をしているだけである。
トーエンは、無視してズカズカと入って行く。
しかし、先に進めなくなる。
アストラルシフトの魔法の指輪を使うが、それでも魔法陣を突破することはできない。
魔法陣の外にいるバッグベアーが一人いた。
実体化するトーエン。
トーエン「扉開けろ〜。」
バッグベアー「無理〜。」
トーエン「その理由を簡潔に述べよ。」
バッグベアー「カギ持ってないもん。」
トーエン「合い言葉を言え。カギはすでに開いて空いる。」
バッグベアー「いや〜だ〜。開けない。開けると人間が雪崩れ込んでルクんだろー。その手は食わない。」
トーエン「カギがあるなぱ〜合い言葉ぐらい教えてくれたっていいじゃ〜ないか〜。」
断固として、拒否するバッグベアー。
バッグベアー「人間なんか〜信用できない。」
トーエン「それは正しい。では、足からと指からとどっちがいいか。」
バッグベアー「どっちも嫌だ。」
トーエン「じゃ〜耳。」
バッグベアー「それって〜削ぐんだろー。だから〜人間は信用できない。」
トーエン「開けてくれたら`なにもしない。」
バッグベアー「開けた瞬間バッサリ切り捨てるんだろー。」
トーエン「やらない。」
バッグベアー「お前がやらなくても、他の奴がやるに決まってる。そして、嘘はついてないっていうんだろー。」
トーエン「やらないと言ったら本当にやらない。」
バッグベアー「信用できない。うちらの村はそれで信用できない。」
トーエン「それは正しい。うーむ。話がすすまん。冒険者の名前にかけて、冒険者の自由にかけてなにもしません。貴方には。彼奴らは協力的ではないし。」
注意 バックベアードとは違う それは漫画のネタだ
怪訝な顔をするバッグベアーたち。
トーエン「貴方には何もさせません。」
バッグベアーたちは、アイコンタクトと表情で会話しているような感じ。
トーエン「無事に地上に降ろします。その後の行動も自由です。」
バッグベアー「それでも人間は信用できない。降ろした後に悪即斬で切り捨てるに決まってる。」
トーエン「やらない。」
バッグベアー「お前がやらくても、誰かがやる。それが人間のやり口だ。」
トーエン「完全に知らない奴までは責任もてない。」
バッグベアー「切らないと言っても、ハンマーでどつくんだろー。それが人間だ。」
トーエン「少なくとも、その扉の向こうにいる奴にはやらせない。我らとは無縁の冒険者が突然介入してきても、我らは責任とれない。お城に突撃して攻撃されても、我らは関係ないのと同じ。」
バッグベアー「まともな論法だが、いやだ。」
トーエン「対価として、何がほしい?」
会話している二人を無視して、ちりんをだし、室内で魚を焼き始めるバッグベアーたち。
トーエン「お前のことを完璧に見捨ててるぞ。大丈夫か?」
バッグベアー「そんなこと言われてもさー。」
焼き魚を食いながら、二人を凝視しているバッグベアーたち。
煙で目が痛いトーエン。焼き魚の煙でもくもく状態である。
トーエン「パーティ分断にも限界なので〜扉開けてくれ〜。」
向こうのバッグベアー「お前ら話が長い。嫌だ〜。開けたって意味がない。」
トーエン「意味がないなら〜開けてくれよ〜。」
向こうのバッグベアー「開けた瞬間に突入してくるだろー。だから、嫌だ。」
トーエン「でも君には何もさせないぞ。」
向こうのバッグベアー「我らを分断しようとしている。どうせ乗っ取りを仕掛けてくるのは目に見えている。」
トーエン「こんな突然爆発するようなカラクリはダメだってー。」
向こうのバッグベアー「そりゃ〜制御を間違えれば、暴走するし爆発することもある。」
トーエン「乗っ取ったって意味がないじゃん。」
向こうのバッグベアー「乗っ取られたら爆破するしかない。」
バッグベアー「不毛な会話だな。」

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