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どこ?

トーエン「残り二匹の金龍はどこに?」
フィドネー「一匹は砂漠のオアシスにいたかも~。」
トーエン「その龍は何かしているのですか?」
チェルシー「温泉で一息ついているとか~。何かの遺跡をまもっているとか~。」
トーエン「それなりの理由があるのですか?」
フィドネー「わからぬ。もう一匹は、地下深くで寝ているという噂だが~。どこかはわからぬ。」
トーエン「なんとか~なりませんか~。」
フィドネー「それこそ、神に聞いてくれ~。」
トーエン「残りの金龍は、人間に愛想をつかしているのでしょうか?」
フィドネー「それはないと思う。あの一匹はそれなりの理由があるしー。」
トーエン「金龍って増えないのですか?卵があれば~。どうなんですかね。」
フィドネー「若い金龍がいるわけではないしー。卵はもう何百年も見たことがない。奪われ、魔法の材料されてしい浪費されれば、増えることはない。」
チェルシー「絶滅危惧種だ~。繁殖しないと~。」
トーエン「ノームが言うには、空には金龍がいるという話ですが、どうなんですか?」
フィドネー「それは、空ではなく天界ということだ。上空ではなく、天国・天界のことだ。その天界のとある山に金龍が善なる存在の領域があるということだ。」
トーエン「空飛ぶ魔法の絨毯であがってもいける場所なのですか?」
フィドネー「無理です。空気が薄くなるだけです。脱水して最悪死にますよ。その場所に行くにはまずは、あまたの善行を積んで善人になることです。そして、請願するしかない。」
絶句する冒険者たち。
トーエン「僕たちは、エリシオンいけますかね。」
フィドネー「一人ぐらいは、入り口の扉まではいけると思うが。」
レッシュ「残り二匹をなんとか~従えることできればー。」
チェルシー「ええ~。金龍に挨拶でいいじゃん。」
トーエン「銀龍とかいるんですかね。困りごとを抱えていて、人間でも助けられるような銀龍とかいませんかねー。」
フィドネー「その質問に答えられる知識を持ち合わせてはいない。」
トーエン「ドラゴンハンドブックとか明解全龍解説とかって書物ありませんかね。」
フィドネー「そういうものは、貴公らが執筆編纂すればいい。」
チェルシー「住んでいる場所に好物まで書いてあるとか~。」
フィドネー「最近、柄の悪い銀龍も増えているから~注意してねー。単に人間に失望しているだけだと思うが。」
チェルシー「横浜銀蠅とか~。」
トーエン「我等に倒されるような銀龍では弱すぎる。」
フィドネー「人間ですべての問題を解決するのが一番よいことなのだ。」
トーエン「わりと努力しているのですが~。目指す方向が善ではないのでー。」
フィドネー「多様性を否定する法である必要はない。されど、善である必要はあると思う。」
トーエン「我等は正義の味方ではなく、悪の敵なんです。」
フィドネー「それは多様性を否定するわけではない。別にかまなわい。しかし、違う悪である可能性もある。それでは、よくないことになる。」
トーエン「ゆえに善である必要はないのですよ。」
チェルシー「しかし、心もとない民衆から残念な扱いをされることはとても心が痛いです。」
フィドネー「それは広報なり告知ができていないからではないか。」
トーエン「そういうことか~。」
フィドネー「それは、貴公らが、民衆をたばね国家を建設して、ちゃんとした広報を行うことですべては解決するではないか。」
トーエン「それはとても大変なのですよが。」
フィドネー「人知れず遊撃隊として活躍しても、だれも知らなければ、それでは評判以前の問題だ。君たちが覇を唱えればよいではないか。」
トーエン「冒険者というものは、自らの功をもとめるものではない。だから、冒険者なのですよ。自らの功を功として残すのは領主や高貴なる者の仕事です。我等が冒険者であるのは自由だからです。権力というものに毒されるのが領主なのです。」
レッシュ「ここから出たくない。」
エルフ父「用事がすんだら~さっさと帰ってくれ~。」

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