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ふーん

レッシュ「我らは、ここまで教えを請いにきたのです。無礼な行いは我らを、拒絶するからです。無礼をお許しください。」
フィドネー「確かに愚かで無礼な輩だが、汝らの求めに答えよう。」
チェルシー「我らは、金龍を探しているのです。そして、我らは、ここにくる途中に邪悪なドロウエルフの手先きたる消滅教団の輩の気球をことごとく撃ち落としてきたのです。」
フィドネー「金龍は、今この時点で直下にある下界には、もう3匹しかいない。」
レッシュ「最近、見かけたことはありませんか?」
フィドネー 「最近、ここまで来たことはない。」
トーエン「トロンヘムから職場放棄した金龍は、今どこにいますかね。」
フィドネー 「それは、北方に向かったことしか知らぬ。放棄したのではない。放棄するよう仕向けのは人間の責任だ。彼は、もう人間の相手はしたくないようだが。」
トーエン「そうです。相方がすでに無き者にされていますしー。」
フィドネー 「それは愚かな人間にも、その結果の責任はある。」
レッシュ「何故にここまで人間を嫌うのですか?」
フィドネー 「下界の我らの住まいたる銀樫の森の周辺にあった人間の街が一つ消滅している。そのことを、まずはご存知かな?そう、蜘蛛に襲われてだが。」
トーエン「それは、エルフ達の抗争では?」
フィドネー 「いやいや廃虚にしてしまったのは人間達同士の抗争ではないか。そそのかしたのはドロウエルフの手先きかもしれぬ。さりとて、その奸計によって動いたのは、人間なり。」
トーエン「唆した奴が悪いのか。唆された奴が悪いのか?ほとんどの場合、両方悪いわけです。」
フィドネー 「そう責任はないとはいえぬ。我らは、何度も人間を導こうと努力はした。しかし、その結果がこの惨状だ。もう愛想が尽きた。我らたるこの氏族は、愚かで汚染された種族には関わらぬと決めたのだ。そして、この島に移住したのだ。」
レッシュ「下界とは離れてしまったと。」
フィドネー 「この島も許容できる人数というものがある。草木にも水にも限度というものがある。」
レッシュ「定員オーバーということですね。言えないでしょうけど。」
フィドネー 「一部のエルフは、次なる地へとすでに去ろうとしておる。ゆくゆくは、ほとんどがこの島を離れるつもりだ。」
トーエン「それって、『移住してもらいます。』とか、言いながらミンチにして餌か食料する奴だろう。」
映画『ソイレント・グリーン』(Soylent Green)
ハリイ・ハリスンの小説『人間がいっぱい』
後、丸パクリの松本なんとかの短編漫画にも同じような内容のものがある。
フィドネー 「変なものの読みすぎです。」
レッシュ「それって棄民政策ですよね。」
フィドネー 「そういうことを短絡的に考える。だから人間は嫌いなのだ。」
トーエン「それって完全に死亡パターンじゃないですか〜。歯車がぐるぐる回っている所にいきなり放り込まれるんでしょう。」
フィドネー 「妄想が膨らむのは結構だが、不愉快な思いをする者のことを考えた方がよいぞ。我らは、そのようなモノは摂取することはない。」
トーエン「摂取することはなくても牛に食わせるとかするんじゃ〜ないんですか〜。いい肥料になりそうとか言いそうですよ。養魚場がオープンできるぜーみたいな〜。とか」
フィドネー 「そういうことを短絡的に考える。だから人間は嫌いなのだ。」
レッシュ「鰻の餌にするとか〜。洪水後の上海蟹がうまかったとか〜。言い出すだよねー。」
フィドネー 「愚かな者が考えそうなことだ。」
トーエン「半分の民衆は、この島に残ると。」
フィドネー「それは段階的に進めるまでのこと。物には順序というものがある。リソースには限りがあるということだ。」
チェルシー「その中には、人間はいるのでしょうか?」
フィドネー「いません。」と吐き捨てるように答える。
チェルシー「では、銀色の兵士の方々は?」
フィドネー「あれは、作り物にすぎない。使役するためだけの存在にすぎない。」
トーエン「どう見ても、消滅教団に勝てませんせど。」
レッシュ「下界から狙っていますよ。」
トーエン「下には、マラクラという儀式に失敗した下半身が蜘蛛というドロウエルフがいます。」
チェルシー「邪悪なドロウのマラクラとレアスという者の支持によって、この島を消滅教団の信者がこの島を狙っているのです。遠征せよと命を受けて、この地に迫っているのです。彼らは、気球に乗って来たところ、ついでに我らが撃ち落としておきました。我らは彼らと敵対関係にありますゆえ。」
トーエン「レアスはなんと、二つ名を持っています。『麗しのレアス』っていうです。」
フィドネー「ふーーーん。」
だから、どうしたという感じです。

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