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教えない

トーエン あきれる。
トーエン「時間はある。食事でもしながら~会話でもしようか~。」
まかないのおばちゃんは、暖かい料理を出してくる。
チェルシー「毒はないよ。美味しいよ。」
エルフの親子は料理には、何も手を出さない。
冒険者たちは、ばくばく食事をする。
エルフの親子のお腹はグーーーっと鳴る。
エルフの親子は、室内にある水がめから水をすくって飲むぐらいは勝手にしている。
レッシュ「ライムは、あったなー。」
*ダイス判定はうまくはいかない。
トーエン「そうだ~焼き菓子とかケーキとか~。」
おばちゃん「卵なしとか~無理~。」
トーエン「なんとか~なりませんか~。偉い奴をつれてくるだけでーいいんだが~。」
レッシュ「命ノ保証はしよう。」
トーエン「こういう時は、女性だ。おかーさん。呼んできてくれませんか~。」
わかりましたと言って、家から出ていくエルフの嫁。
日は、大きく傾き、夕暮れになっていく。
暗くなってきたので、突然 レッシュぶつぶつ呪文を唱える。
窓から視線が通る場所に、光の呪文をかける。この呪文は絶え間ない光の呪文ではない。
近場の石ころにかけると、銀の兵士の甲冑に光が反射して、周囲はかなり明るくなる。
しかし、効果時間がきれると真っ暗になってしまうのは、当然である。
トーエン「なんで~ここまで人間を嫌っているのですか~。」
レッシュ「我らは話をしたいだけなんですがねー。」
チェルシー「消滅教団に狙われているということでー。ここまできたんですがね~。」
エルフ父「地上は、われらは引き払った。ここもまもなく引き払うことになるであろー。」
レッシュ「なぜに?」
エルフ父「人間がどんどん増えているから。」
トーエン「ここには進出してきていないでしょう。」
エルフ父「人間の進出する速度は速い。君たちはきたということは、大挙して襲来することは時間の問題だ。」
トーエン「でしょうね。途中で消滅教団の気球をよつほど見かけましたし。撃ち落としましたけどね。その背後にあるものは、ドロウエルフのようですが。」
エルフ父「もう人間にはかかわりたくはないのだー。」
トーエン「貴方たちがかかわらないのといけないのは、人間ではなくドロウエルフなのです。」
エルフ父「そういうことはー人間に任せて、われらは~。」
トーエン「いやいやしばらくしばらく~。仮にもエルフじゃ~ないかー。」
エルフ父「我らは、すでに地上を離れたのだ。」
レッシュ「ここにもドロウエルフは迫ってきているきですから~。危ないのでは?」
エルフ父「そう。ならば~この地も引き払うしかあるまい。」
レッシュ「引き払ったら、その先にきますよ。いつまでも逃げるのですか?この子が大きくなるまでー。ずーっと逃げるのですか?」
エルフ父「我らは、我らの安住の地に向かうのだ。」
レッシュ「そんなところはあるのですか?見つかるのですか?あるのですか?」
エルフ父「それ以上は、教えるわけにはいかぬ。」

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