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面倒

トーエン「自分で麗しの~っていうですよー。自分で、言ってちゃ~だめじゃ~ん。そういうわけでー。逃げるならばーさっさと逃げたほうがいいですしー。」
チェルシー「彼らに本格的に狙われる前に。」
トーエン「基本的に攻めてきているのはドロウエルフなわけです。何か恨みでもかっているのでしょうか?」
チェルシー「狙われてしかるべき理由があるとか。」
トーエン「メンゾベランザンの場所を知っているとか。」
フィドネー「その場所は、知らぬ。さとりとてとある渓谷に入り口はあったはずだが~。どこかの冒険者がすべてを破壊したという話しか知らぬ。」
トーエン「奴らは、それなのにー。どこからからかうじゃうじゃと出てくる。わからん。」
フィドネー「それは、他にも通路はあるのではないかな。」
トーエン「では、探すしかないのか。」
フィドネー「メンゾベランザンには、奈落への門があるのではないか?憶測にすぎないが~。」
レッシュ「それは遠回りですなー。」
フィドネー「奈落には、邪神ロルスの本拠地がある。そこに眷属たるドロウがいてもおかしいことはない。」
レッシュ「煉獄?」
フィドネー「いや。煉獄に一番近い奈落の最上部の領域だ。風の王の所領のことである。」
レッシュ「そこに赴くの簡単?」
フィドネー「地上の世界がまずある。その真下には煉獄がある。その下にはいろいろな世界があるわけだが、その一つに奈落がある。奈落には、無限に続く階層構造になっている。最上部には風の王の本拠地があるということだ。六百何十階にはその邪神ロルスの宮殿があるという。
一つづつあがってくれば、地上にもどってくるこはできるだろう。」
トーエン「どんだけー時間がかかるんですか~。」
フィドネー「その本拠地と風の王の本拠地を繋ぐ近道があるという。百万の門のある都には、いろいろなところを繋げる門があるという。」
レッシュ「そこしか行けないエレベーターみたいなもの?」
フィドネー「ふむ。風の王が治める都には、それがあちらちこちらにあるという。ゆえにそこを使えば、行き来することはできるだろう。
かの領域は、ロルスの信徒には、生きやすい世界だろう。苦痛があっても神が喜ぶのだから、信者としては至福があろう。」
レッシュ「その道を我等はが使うことは無理ってことやね。」
トーエン「どれだけ息をとめることができるか?ってことだね。」
フィドネー「さらに、常人が存在するだけで、毒にやられていく。それだけ危険な領域ということだ。」
トーエン「我等にはめるぬる蛙の皮のつなぎとリジェイネーションの魔法の指輪がある。」
フィドネー「それでも空気すら毒の領域では無理であろう。」
トーエン「魔法の指輪があっても、傷の治癒が無理になるということか~。」
フィドネー「神の加護は遠のき、魔法とて相手にされない地ぞ。」
トーエン「メンゾベランザンはあきらめるか~。」
レッシュ「現実的ではないなー。」
トーエン「ロルスと貴方ではどちらが強いですか~。」
フィドネー「我は、神ではない。」
トーエン「え~~~。でもふつーのエルフにも見えませんが~。」
チェルシー「てっきり女神だと思っていました。」
フィドネー「高位ではあるが、神ではない。」
トーエン「残り二匹の金龍は友好的ですか?」
フィドネー「善なる行いをすれば、友好的であろう。」
トーエン「なんか~仕事しているのですか?」
レッシュ「半島か岬の魔法王国の姫君のところにもいたよね。」
フィドネー「あそこは青龍がいたはずだが。火の国には赤龍がいたしー。」
トーエン「青龍が侵略したとか~。」
フィドネー「青龍が市民にまぎれていて、一騒動やらかしたとか~。」
レッシュ「面倒くさいー。」

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ふーん

レッシュ「我らは、ここまで教えを請いにきたのです。無礼な行いは我らを、拒絶するからです。無礼をお許しください。」
フィドネー「確かに愚かで無礼な輩だが、汝らの求めに答えよう。」
チェルシー「我らは、金龍を探しているのです。そして、我らは、ここにくる途中に邪悪なドロウエルフの手先きたる消滅教団の輩の気球をことごとく撃ち落としてきたのです。」
フィドネー「金龍は、今この時点で直下にある下界には、もう3匹しかいない。」
レッシュ「最近、見かけたことはありませんか?」
フィドネー 「最近、ここまで来たことはない。」
トーエン「トロンヘムから職場放棄した金龍は、今どこにいますかね。」
フィドネー 「それは、北方に向かったことしか知らぬ。放棄したのではない。放棄するよう仕向けのは人間の責任だ。彼は、もう人間の相手はしたくないようだが。」
トーエン「そうです。相方がすでに無き者にされていますしー。」
フィドネー 「それは愚かな人間にも、その結果の責任はある。」
レッシュ「何故にここまで人間を嫌うのですか?」
フィドネー 「下界の我らの住まいたる銀樫の森の周辺にあった人間の街が一つ消滅している。そのことを、まずはご存知かな?そう、蜘蛛に襲われてだが。」
トーエン「それは、エルフ達の抗争では?」
フィドネー 「いやいや廃虚にしてしまったのは人間達同士の抗争ではないか。そそのかしたのはドロウエルフの手先きかもしれぬ。さりとて、その奸計によって動いたのは、人間なり。」
トーエン「唆した奴が悪いのか。唆された奴が悪いのか?ほとんどの場合、両方悪いわけです。」
フィドネー 「そう責任はないとはいえぬ。我らは、何度も人間を導こうと努力はした。しかし、その結果がこの惨状だ。もう愛想が尽きた。我らたるこの氏族は、愚かで汚染された種族には関わらぬと決めたのだ。そして、この島に移住したのだ。」
レッシュ「下界とは離れてしまったと。」
フィドネー 「この島も許容できる人数というものがある。草木にも水にも限度というものがある。」
レッシュ「定員オーバーということですね。言えないでしょうけど。」
フィドネー 「一部のエルフは、次なる地へとすでに去ろうとしておる。ゆくゆくは、ほとんどがこの島を離れるつもりだ。」
トーエン「それって、『移住してもらいます。』とか、言いながらミンチにして餌か食料する奴だろう。」
映画『ソイレント・グリーン』(Soylent Green)
ハリイ・ハリスンの小説『人間がいっぱい』
後、丸パクリの松本なんとかの短編漫画にも同じような内容のものがある。
フィドネー 「変なものの読みすぎです。」
レッシュ「それって棄民政策ですよね。」
フィドネー 「そういうことを短絡的に考える。だから人間は嫌いなのだ。」
トーエン「それって完全に死亡パターンじゃないですか〜。歯車がぐるぐる回っている所にいきなり放り込まれるんでしょう。」
フィドネー 「妄想が膨らむのは結構だが、不愉快な思いをする者のことを考えた方がよいぞ。我らは、そのようなモノは摂取することはない。」
トーエン「摂取することはなくても牛に食わせるとかするんじゃ〜ないんですか〜。いい肥料になりそうとか言いそうですよ。養魚場がオープンできるぜーみたいな〜。とか」
フィドネー 「そういうことを短絡的に考える。だから人間は嫌いなのだ。」
レッシュ「鰻の餌にするとか〜。洪水後の上海蟹がうまかったとか〜。言い出すだよねー。」
フィドネー 「愚かな者が考えそうなことだ。」
トーエン「半分の民衆は、この島に残ると。」
フィドネー「それは段階的に進めるまでのこと。物には順序というものがある。リソースには限りがあるということだ。」
チェルシー「その中には、人間はいるのでしょうか?」
フィドネー「いません。」と吐き捨てるように答える。
チェルシー「では、銀色の兵士の方々は?」
フィドネー「あれは、作り物にすぎない。使役するためだけの存在にすぎない。」
トーエン「どう見ても、消滅教団に勝てませんせど。」
レッシュ「下界から狙っていますよ。」
トーエン「下には、マラクラという儀式に失敗した下半身が蜘蛛というドロウエルフがいます。」
チェルシー「邪悪なドロウのマラクラとレアスという者の支持によって、この島を消滅教団の信者がこの島を狙っているのです。遠征せよと命を受けて、この地に迫っているのです。彼らは、気球に乗って来たところ、ついでに我らが撃ち落としておきました。我らは彼らと敵対関係にありますゆえ。」
トーエン「レアスはなんと、二つ名を持っています。『麗しのレアス』っていうです。」
フィドネー「ふーーーん。」
だから、どうしたという感じです。

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無礼者

エルフ父「教えたら、また余計な人間が来るではないか。」
レッシュ「そんなことでは、延々堂々巡りの繰り返しですぞ。根本原因であるドロウエルフを倒さない限り無理ですよ。そのほうこの子供が大きくなった時に安心できる世界になりますよ。」
エルフ父「我らは、人間たちにすべてをまかせたのだ。」
トーエン「人間のだれに?
エルフ父「人間はすべての地上を任せられているですは~ないか~。」
レッシュ「次から次へとくるドロウエルフの殲滅しないことには、なにも変わらないのでは?」
エルフ父「我らは、ここも引き払う予定なのだ。」
トーエン「それ以外の種族も元気ですよ。地下世界で戦っているドワーフとオーク鬼やらオーガ鬼とか元気ですよ。地上にはゴブリンもいっぱいいますしー。ドワーフは鉱山掘ってますしー。オーク鬼は軍団作ってますしー。エルフは森を占拠していますしー。我らが森に入るだけで追い返れますしー。エルフはわがまま放題やってますよ。
『お前たちは邪悪だ~。』と言ってトレントをけしかけてきょすよ。」
エルフ父「わが一族は、地上を引き払ったのだ~。」
トーエン「わが一族と言われても~。もっと地上全体のことを。」
レッシュ「この子にも逃げる人生をおくらせるのですか~。」
エルフ父「ふむ。そんなことはしないよー。」
レッシュ「このままでは、まったく解決にはならないですよ。この問題を解決できる方がいるならー。あわせていただきたい。」
エルフ父「そんなことでは、結論はでないと思うぞ。大きなウリエッタは小さなアレサの集合である。」
出典: 「宇宙のステルヴィア 22話 それぞれのみち」より
http://dabensya.sakura.ne.jp/meimonku/monku85.htm#8507
レッシュ「話し合うことに意味があると思います。」
エルフ父「話は堂々巡りだな。無限の円環にはまるのか?」
夕暮れを過ぎたあたりなのに、突然家の外が明るくなる。
トーエン「どうしたんですー。」
エルフ父「女神がお見えになったのだ。あ~~~~~。」
トーエン「女神?」
冒険者が篭城する家を取り囲む銀の兵士達は、二手に別れる。
それは映画「モーゼの十戒」の海を割ったときのように
その間をしずしずと進む自ら光を放つエルフの女性が登場します。
その背後には色々と老人達を従えています。
とにかく眩しいので、素顔ははっきりと見ることはできません。
後光にオーラも発しているので、よくわかりません。
風も吹かないのに、長い髪の毛が棚引いていて、なんだかおかしい。
食事をとるために閉めていた扉がいきなり、誰も触っていないのにいきなり開く。
ドカドカと前衛の兵士が、突入してしてくる。
入り口の両脇に直立不動で整列する兵士。
しずしずと進んでくる女性。扉の直前まで進むが、家にははいってくることはない。
フィドネー 「話がしたいとは何用じゃ。」
夜だというのにこの家の中はとても明るい。
レッシュ「話するまで〜長かった〜。」
(無礼な輩だ〜。)
トーエン「やっと話ができる人が出てきましたね。」
冒険者は、とりあえず自己紹介をすることにする。

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教えない

トーエン あきれる。
トーエン「時間はある。食事でもしながら~会話でもしようか~。」
まかないのおばちゃんは、暖かい料理を出してくる。
チェルシー「毒はないよ。美味しいよ。」
エルフの親子は料理には、何も手を出さない。
冒険者たちは、ばくばく食事をする。
エルフの親子のお腹はグーーーっと鳴る。
エルフの親子は、室内にある水がめから水をすくって飲むぐらいは勝手にしている。
レッシュ「ライムは、あったなー。」
*ダイス判定はうまくはいかない。
トーエン「そうだ~焼き菓子とかケーキとか~。」
おばちゃん「卵なしとか~無理~。」
トーエン「なんとか~なりませんか~。偉い奴をつれてくるだけでーいいんだが~。」
レッシュ「命ノ保証はしよう。」
トーエン「こういう時は、女性だ。おかーさん。呼んできてくれませんか~。」
わかりましたと言って、家から出ていくエルフの嫁。
日は、大きく傾き、夕暮れになっていく。
暗くなってきたので、突然 レッシュぶつぶつ呪文を唱える。
窓から視線が通る場所に、光の呪文をかける。この呪文は絶え間ない光の呪文ではない。
近場の石ころにかけると、銀の兵士の甲冑に光が反射して、周囲はかなり明るくなる。
しかし、効果時間がきれると真っ暗になってしまうのは、当然である。
トーエン「なんで~ここまで人間を嫌っているのですか~。」
レッシュ「我らは話をしたいだけなんですがねー。」
チェルシー「消滅教団に狙われているということでー。ここまできたんですがね~。」
エルフ父「地上は、われらは引き払った。ここもまもなく引き払うことになるであろー。」
レッシュ「なぜに?」
エルフ父「人間がどんどん増えているから。」
トーエン「ここには進出してきていないでしょう。」
エルフ父「人間の進出する速度は速い。君たちはきたということは、大挙して襲来することは時間の問題だ。」
トーエン「でしょうね。途中で消滅教団の気球をよつほど見かけましたし。撃ち落としましたけどね。その背後にあるものは、ドロウエルフのようですが。」
エルフ父「もう人間にはかかわりたくはないのだー。」
トーエン「貴方たちがかかわらないのといけないのは、人間ではなくドロウエルフなのです。」
エルフ父「そういうことはー人間に任せて、われらは~。」
トーエン「いやいやしばらくしばらく~。仮にもエルフじゃ~ないかー。」
エルフ父「我らは、すでに地上を離れたのだ。」
レッシュ「ここにもドロウエルフは迫ってきているきですから~。危ないのでは?」
エルフ父「そう。ならば~この地も引き払うしかあるまい。」
レッシュ「引き払ったら、その先にきますよ。いつまでも逃げるのですか?この子が大きくなるまでー。ずーっと逃げるのですか?」
エルフ父「我らは、我らの安住の地に向かうのだ。」
レッシュ「そんなところはあるのですか?見つかるのですか?あるのですか?」
エルフ父「それ以上は、教えるわけにはいかぬ。」

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食事

裏口から逃げようとするエルフの親子
裏口の前に先回りして、立ちはだかるトーエン。
ヘイストの魔法の指輪を使って、倍速く動き回る。
エルフ親子の悲鳴が響き渡る。
トーエン「私が絶対に勝つので、戦うのはやめないか~。話がしたいだけなんだ~。痛いし。」
*そもそも まったく戦っていない。
立て続けに悲鳴がする。
家の外ではまったく要領をえない冒険者たち。
周囲には、銀の兵士がわらわらと集まってくる。
その兵士達は「人間はここにくるな〜。」「人間は出て行け〜。」と書いたプラカードを掲げています。
トーエン「私が絶対に勝つので、戦うのはやめないか~。」
おびえるエルフの子供
トーエン「大丈夫 すげぇ~痛いだけだから~。」
失血してふらふらになっていく。空威張りである。
トーエン エルフ父を捕まえ、入り口の扉をあけて、エルフ父をたてにする。
扉をあけるとレッシュ、チェルシー、と鉢合わせになる。
エルフ父 びっくりである。
トーエン「入らないの?」
チェルシー「大丈夫だった?」
レッシュ「説得できのかな。」
チェルシー、レッシュ、エリーが入っていく。
銀の兵士は突入をせずに、様子を見ている。
トーエン「突入しないと考えたが、図星だな。」
レッシュ「このまま籠城すれば~えらいやつが出てくるんじゃ~ないか。」
チェルシー「我々は、交渉できる相手を探している。
トーエン「さ~決断の時だ~。子供と嫁は預かった。交渉できる奴をつれてこい。」
悩むエルフ父。
*ダイス判定はうまくはいかない。
トーエン「おばちゃん~。なんかくいもん。」
エルフ父「俺はいいから~。妻と子供解放してくれ~。」
トーエン「いやいやいや。話ができる偉い人をつれてきてくれ~くれれば、いいだけだから~。」
レッシュ「じゃ~釜で食事でも~。オートミールで腹を満たしますか~。」
チェルシー「美味しくない~。」
レッシュ「おばちゃんの料理か~。」
トーエン「ビーガン?俺たちの食い物くえるのか?」
ビーガン(植物性食品のみを食べる)
ラクト・ベジタリアン(植物性食品と乳製品は食べる)
ラクト・オボ・ベジタリアン(植物性食品と乳製品、卵は食べる)
ペスコ・ベジタリアン(植物性食品と魚、卵、乳製品は食べる)
エシカル・ビーガン(食品だけでなく、レザーや毛皮などの動物製品も使用しない)
ダイエタリー・ビーガン(衣料品などにはこだわらないが、動物性食品を口にしない)
フルータリアン(果物など収穫により植物を殺さないものを食べる)
エルフ父「野菜と乳製品は食べるが~。肉は食べないよ。」
まかないのおばちゃんに食事を準備するように指示する。
レッシュは、入り口から家の外を観察している。
*この時点で入り口の扉は開けたままである。閉めるという宣言は皆無だ。
周囲は、銀色の兵士でほぼ封鎖されている。その数はどんどん増えている。

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赤箱D&Dガイド

赤箱D&Dガイド

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