« 酷使 | トップページ | 補給 »

価格

トーエン「ちょっとー。情報交換しませんかー。」
トドのようにごろごろしている短パンノームたち。
ノーム「こっちは休憩中だ。」
トーエン「せっかくノームを探してここまできたんですから~。金龍の話をしましょうよ。」
ノーム「着の身着のまま、あっちこっち飛んで行く奴なか~しらんがなー。」
レッシュ「よくみかけるんですか?」
ノーム「空の高みには、それなりにいる。」
レッシュ「いつぐらいですかね。」
ノーム「今ミッションが終わって休暇中だ。後にしてくれ~。」とまったく相手していない。
トーエン「いやしかし~。任務中だと、『忙しいからー後にしてくれってー。』いうでしょう。」
ノーム「このバカンスの後は、失業だ~。はっはっはっは。仕事はない。ははははは。」と乾いた笑い。
チェルシー「ってことはー雇えますね。」
トーエン「この船のチャーター料金は一日いくらだ。」
ノーム「ざっくり~一回の仕事は、金貨千枚とかそんなものだ。」
レッシュ「いけるいける。」
チェルシー「石炭も10樽ぐらい買ってありますしー。」
ふっかけたつもりが余裕綽々で落胆するノーム。
レッシュ「100回ぐらいは余裕でだせます。」
トーエン「バカンスが終わったら、仕事をたのみたいのだがー。その交渉する相手はだれかな?」
チーム 蝸牛隊 隊長ノーマン カイゼル髭の先がさらに二重にくるくるしている。
が呼ばれてでてくる。
チェルシー「キューテクルがすごそー。」
隊長ノーマン「なんじゃ~そりゃ~。」
トーエン「空の勇者に仕事を頼みたい。」
隊長ノーマン「ほ~~~。高いよー。」
トーエン「多分ですが~。危険手当てがつくのでー。もっと高くなりますよ。」
隊長ノーマン しぶい顔をする。
隊長ノーマン「そりゃ~中身によるねー。」
トーエン「空の上にあるという龍の島までー連れて行ってもらいたい。」
隊長ノーマン「そんなところは知らない。無理だ。」
トーエン「いやいやいや。あるでしょう。エルフの島が~。」
隊長ノーマン「あ~それはわかる。帰ってきたから~。」
トーエン「その島のさらに先にあるという龍の住処が。」
隊長ノーマン「それは~高すぎていけねぇ~。」
トーエン「じゃ~とりあえずエルフの島までー。」
隊長ノーマン「じゃ~金貨二千だな。」
チェルシー「龍を見つけるまでー。」
隊長ノーマン「そんな無期限は無理~。そうそう、エルフはもう来なくていいと言っていたな。」
トーエン「いやいや。俺たちを連れて行けということだ。」
隊長ノーマン「じゃ~上まで行って落とせばよいとー。」
チェルシー「え~~。着陸してよー。」
隊長ノーマン「いや~くるなと釘指されているのでー。それ無理~。」
トーエン「横柄とかさんざん言っておきながら~なんかやらかしましたね。」
隊長ノーマン「ちちちち。違う。」
トーエン「じゃ~なんで。」
隊長ノーマン「もうこの界隈からエルフ族はいないんだよ。移住しちゃったんだよ。」
トーエン「え~~。へんてこな舟でいったんですね。」
隊長ノーマン「違う。違う。俺たちが何度も運んだだよ。」
トーエン「どこに行ったんですか?」
隊長ノーマン「だから~。エルフの雲の上にある島だよ。」
トーエン「つまり鎖国したと。」
隊長ノーマン「そうそう。もう人間とはかかわらないと。宣言しているから~君たちをつれていくとそれは怒られるわけだ。」
レッシュ「ならばー。近くまで連れっていってくれればー。いい。」
隊長ノーマン「ならばー。片道だけでいいならー。金貨千枚だね。」
トーエン「途中 金龍を見つけて話しかけるとしたときは別料金で金貨千枚でもだいじょうぶかな。」
隊長ノーマン「簡単な仕事一つにしてほしい。」
トーエン「そこに金龍がいて素通りってわけにはいかないなー。」
隊長ノーマン「いや~だから~素通りしたいんだがー。」
チェルシー「その金龍は我等の知り合い!知り合い。」
隊長ノーマン「かかわりたくないんだー。(絶叫)いきなりブレスはかれたり~とかもう勘弁して~(@o@)エルフもめんぐさいし~。」
トーエン「撃墜しろとかそういうわけじゃ~なくて~。話しかけてプイってされたらそれでいいと。」
隊長ノーマン「プイとされた後に尻尾の一撃でこの船真っ二つだしー。無理~。」
トーエン「『話がある』と書いたプラカードをかかげて、無視されたらそれでいいってどう。」
隊長ノーマン「知らない。知らない。かかわりたくない。」
レッシュ「そんな近くまでいかなくていいから~。追いかけてもらうのはあり?」
隊長ノーマン「いやだ。したくない。自分らで勝手にいけばいい。」
レッシュ「尾行してよー。」
隊長ノーマン「小型飛行機を貸すから、勝手にしてくれ~。その分の金はくれ。」
トーエン「それはいくら?」
隊長ノーマン「一回金貨200枚だな。」
頭を抱える隊長ノーマン。
まだまだごねるトーエン。

|

« 酷使 | トップページ | 補給 »

episode-4」カテゴリの記事