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オーク鬼

街道の杉に話かけるトーエン。
杉の木に尋問していたが、あまりに相手にされなかった。
途中からは道はなくなる。廃墟はあるものの人家は皆無だ。
トーエン「トレントに聞いてだとー。」
チェルシー「山向こうですかねー。」
レッシュ「絨毯で~。」
トーエン「指輪でまっすぐ近道でいけばー。いい。」
6月23日
空飛ぶ絨毯で飛んでいくと廃墟の上空にさしかかる。
廃墟からは煙が幾筋もあがってる。
ドンドコドンドコという音がする。
廃墟の中はオーク鬼でいっぱい。
上空から覗き込む冒険者たち。
どうやら、冒険者たちを拝んでいるような感じがする。
絨毯から飛び降り、廃墟に降り立つトーエン
トーエン「なにかようか?オークどもよ。」
オーク「救世主が現れた。」歓喜の叫びをあげるオーク鬼たち。
かなりの大騒ぎになる。
トーエン「われこそは元素精霊の勇者なり。願いをいえー。」と叫ぶ
喜ぶオーク鬼たち
トーエン「これが死の銀宝珠だー。」
オーク「なんてまがまがしい人間だ。」
トーエン「オークどもよ。われが来たからにはもう安心だ。さー願いをいえー。」
チェルシー「乗りすぎーたきつけすぎだよーまったく。」
喜ぶオーク鬼たち
豚の丸焼きとか準備を始めます。
トーエンの周囲には貢物の果物や野菜が山と詰まれていきます。
かなりの腐敗臭がしています。
トーエン「安心せい貢物なんぞは求めていない。自分らでたべなさい。与は足りておる。」
オーク「貢物を断る勇者はすごい。」
喜ぶオーク鬼たち
トーエン「安心せい奪うものではない。与えるものだ。見よ。この宝珠の邪悪な光よ~。」
喜ぶオーク鬼たち
トーエン「だから~願いは何だ。さっさといえ~。さもないと帰るぞ。」
困るオーク達。
オーク「われ等の王国がドラゴンに襲われてめちゃくちゃになってしまったのだ。どうか。われらをお助けください。」
トーエン「何色のドラゴンだ。」
オーク「金色ですー。」
トーエン「任せておけ~。その王国の場所を教えなさい。」
オーク「この山脈の向こう側ですー。」
トーエン「ざっくりとした地図をかけー。」
だらだらと説明をするオークたち。
オーク「山二つ向こうですー。」
トーエン「どんだけかかる?」
オーク「谷を二つ越えないといけないので、徒歩で六日以上はかかるよ。」
勝利の踊りをはじめるオーク達。
どんちゃかどんちゃか。
と騒がしいです。
周囲には掘っ立て小屋やバラックばかりである。
トーエン 「よき知らせをまっておれ~。」ドラゴンがここまで追ってきていないことを確認すると早々にここを出ようとする。
オーク 「よしもどろー。いくぞー。」テントやパラックを畳み始める
トーエン「ちょいちょい。猫の手はいらない。」
オーク「いくぞー。」
トーエン「いやいや。ここで待っておれ。ついて来たら、命の保障はできん。」
チェルシー「熾烈な戦いになるであろー。」
とりあえず~納得してくれた感じだが、こいつら三日で忘れる。
正直荷物が多すぎるので、オークたちは六日ぐらいではまったく追いつく気配ない。
トロンヘムに行かなければいいぐらいにしか、考えていない冒険者達。
オーク達を放置して、山々を越えて、空飛ぶ魔法の絨毯で進んでいく冒険者たち。

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