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ぐるぐる

上空の空飛ぶ魔法の絨毯の上で話し込む冒険者たち
トーエン「知性が皆無。」
チェルシー「植物?」
トーエン「武器はおいて、両手に松明だな。」
レッシュ「ゆっくり燃えるか。この秘薬で~。」
トーエン「それはとっておけー。俺に紐を結わえてくれ~。その端はおまえがもて~。」
レッシュ「いや~ぬかるんでるぐらいなら~。足場を確保したら~降り立つって燃やしながら~進んでいいんじゃないかー。」
城門の入り口から道を作るように松明で燃やしながら、道を作るトーエン。
紐の端をつかみ、上空からのなにかあったら、紐を引き上げるように待機しているレッシュ。
空飛ぶ魔法の絨毯を操るチェルシー。
少しづつ作業をしていると、水の塊が飛来して、トーエンの付近に落ちて水しぶきをあげる。
その数は、目暗うちで適当に飛んでくる感じある。
水の弾丸を避ける為に、一体その作業を辞めることにする。
トーエンの体を絨毯の真下にしばりつけ、肉の楯として、旧魔術師組合会館の近く60fぐらいまで挑戦することにする。
水の投擲は、近づけば、それなりに正確になってくる。
肉の楯に水しぶきをあげる。
トーエンの体はずぶ濡れになる。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱えている。
汚水のたまった旧魔術師組合会館の縦穴にいきなり渦巻きができる。なにかぐるぐる回っている
レッシュの呪文の効果である。
結界呪文を発動させて、上下にいろいろと動かしている。
水の弾丸は飛んでこなくなる。
水中の悲鳴があったとしても何も聞こえてこない。
チェルシー「目標沈黙。」
レッシュ「迎撃終了。」
チェルシー「一旦撤収ですなー。」
トーエンは宙づりのままである。
再び、トーエンは松明を掲げて、グリーンスライムの焼却除去作業をつづける。
時間をかけて、とりあえず足場を確保してから、三人でなんとか除去作業をつづけることにする。
チェルシー「なんとか~応援をたのめないかねー。」
レッシュ「ガルブレイスに?」
トーエン「うーーん。あと、汚水の浄化はできないのかねー。」
レッシュ「呪文だとー無理だな。」
トーエン「ならばー。大地の精霊におでましねがってだなー。水路を作ってもらって汚水を流そう。」
チェルシー「え~~。」
チェルシー 指輪を取り出しなにやらすると、周囲の大地が盛り上がり、人の形をなす。
かたには、緑色の粘液がべったり張りついている。
チェルシー 大地の精霊に懇願する。
精霊「ここ低いから、水路を作っても水は逆流するから意味はないのではないか?」
トーエン「近くにもっと深い穴を作って、そこに水を逃がすしかないのでは。」
精霊「大きな穴の水が多すぎるので、それがうまくいくはわからぬ。津波によって海側の堤防や城壁が消失している。ゆえに海側の水はひかない。」
レッシュ「まずは、トロンヘムの奪回を優先して、精霊には帰ってもらって、入り口から掃討作戦ですな。」
精霊「なんだ~そりゃ~。」
レッシュ「綺麗にすれば、応援もたのめるだろー。」
とりあえず、四人がかりで、足場を確保して、野営地ぐらいの土地を綺麗に確保できたぐらいに後ろから若い駆け出しの冒険者がぞろぞろと入り口から入ってくる。
トーエン「なかなかいい度胸だな。」
チェルシー「松明で焼き払ってくれればー。前にすすめる。」
と言われて、手に手に松明をもって、焼き進む駆け出しの若者たち。
二十人の若者がぞろぞろとやってくる。

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