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地下へ

ガルブレイス「チョンマゲ結ったゲスフォルゲンとか、髭を生やしたゲスニクトとか~。ひたすら蛙と戦っているやからだがな。」
トーエン「退治方法を教えてくれるとか~。」
ガルブレイス「蛙がいると教えると、血気盛んに襲来するという。混沌の輩~。返し方はしらん。」
チェルシー「え~~~。」
ガルブレイス「それしか、知らん。」
レッシュ「だれかが召還したから~来たんだろー。元凶をなんとかすればー。なるんじゃ~ないかな。心当たりないんですか~。」
トーエン「なんで~混沌の輩が、ことあるごとに軍勢がやってくるんですか?」
ガルブレイス「それは、今まで延々戦ってきたからだ。」
チェルシー「アボレス破滅を夢見るものって?」
トーエン「不死を目指す11人目に命を狙われているとー。」
ガルブレイス「その11人目は、ベクナの舎弟で破門された一人だろー。」
レッシュ「蛙をまずは、退治しないとな。蛙はそこにいる。」
トーエン「蛙を倒せば、トロンヘムの復興が可能になる。そうすれば、籠城もできるようになる。」
レッシュ「蛙を探すのが先決だな。」
ガルブレイス「11人目は、ベクナと同じようなことをしている。ゆえに対立しているのは明らか。ベクナの友人は、対立して当然だろう。」
トーエン「その原因は、守護龍ですよ。」
ガルブレイス「でも、もういない。」
トーエン「奴はどこにー。」
ガルブレイス「そんなのー知らない。」
トーエン「解決策を龍を聞けばいいのだ。ゲレオールに龍の死体の在り処を聞き出してだなー。」
ガルブレイス「津波に飲まれて、何も残っておらんわー。」
レッシュ「死体がないとなにもでいん。」
トーエン「骨とかあればー。」
ガルブレイス「旧市街地は、ガレキの山。龍の死体は忽然消滅したという噂だぞ。」
レッシュ「蛙の捜索をつづけよう。」
トーエン「そうそう、前々から言おうと思っていた。俺は勇者じゃない。ふつーのチンピラとかごろつきに近い。だから~勝手な期待はするな。」
ガルブレイス「ふむ。ダンジョンの入るとか言って、入り口まで行って、いきなり引き返すなんてー、そうはーいない。」
トーエン「そうそう、気が変わったんですよ。中身を知っている人を思いだしたんですよ。中の地図を描いてもらって、それから行こうかなと。」
ガルブレイス げらげら笑い始める。「そんなのー思いださなくていいよー。」
トーエン「石版とか磨いていたでしょー。」
ガルブレイス「ずるいやつだー。」
トーエン「当然描けるでしょう。」
ガルブレイス「描けるが~。図書館だから~罠はないよ。」
トーエン「蛙を倒してこいよー。ってこと。宝もないのにー。この地図に蛙のマークがないじゃないか。」
ガルブレイス「そんなのー知らないよ。」
トーエン「石版しかないのですか。」
ガルブレイス「図書館以外には、解説する王の残留思念がいるぐらいかな。最初のぼろぼろの玉座がある。」
トーエン「どんだけー教えてくれるの?」
ガルブレイス「口伝でだらだらと説明するだけだ。」
レッシュ「いろいろとヒントがもらえるかもしれない。」
トーエン「甲冑をつくろう。全身革スーツをつくろう。」
レッシュ「できるのかー。」
さんざん議論するけどー結論がいまいちである。
トーエン「ガルブレイスさん。魔術師でがんばるつもりありますか?謝礼ははずむよー。」
ガルブレイス「臭いのはいや~。」
トーエン「汚水がたまっている縦穴に電撃をがんがん打ち込んでほしいのだが。」
レッシュ「楽な仕事です。」
トーエン「一発やってみて、蛆がうようよ浮いてくるようならば、さらに何発かやってほしい。効果がなければ、その次はなしであきらめる。一つはいくらかな。」
ガルブレイス「とりあえず金貨30枚でいいよ。」
レッシュ「よろしくお願いします。」
トーエン「なんでーこんなにアニサキスもどきにこんなに苦しまないといけないのだー。まったくー。」
旧市街地に入っていく冒険者とガルブレイス。
手筈どおりに縦穴の汚水めがけて、電撃を飛ばすことになる。
ガルブレイス「そんなに深くにまで効果があったのかはよくわからん。」
白いものがプカプカ浮いてくる。
トーエン 片腕をいきなり汚水に突っ込みぱちゃぱちゃしてみる。
レッシュ「最下層は、また別なのかもしれない。」
仕方なく、縦穴の水面の下へと下へとおりていくが、何もいなかったようだ。
しばらくするとトーエンは、水面下からあがってくる。
トーエン「真っ暗だし~。何もなかっただがー。探索は、俺よりチェルシーのほうが適任だろーに。」
チェルシー「こんなに体をはっているんですから~。いかないとー。」
言われて、率先して水に飛び込むチェルシー。
その後に続いて、再度トーエンも飛び込んでいく。
汚れた水で満たされた縦穴の最下層までおりていく。
視界はそれほどないものの、蛆のようなものを発見することはなかった。
チェルシー「とりあえずは、大丈夫そうです。」
それを確認するとトーエン いきなり浮上して、水面に顔をだす。
トーエン「じゃ~行こうか。行かないですむと思っていたのか。」
しぶしぶ同行すると答える。
トーエン「ガルブレイスはどうする。水中で息できる装備はあるのか?」
ガルブレイス「無理だ~。」
その場で図面を書き上げてくれる。

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