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キャンプ

被災民のキャンプ地「勇者のバラック」に向かう。
トーエン「なんで~ここがー『勇者のバラック』って言うですか~。」
ゲレオール「それは、俺がいるからさー。」と異様に白い歯をみせ、ニカっと笑う。
虫歯はない。
チェルシー「もしや~貴方が竜神将?」
トーエン「名前はなんだっけー。」
ゲレオール「ゲレオールですけどー。あ~すいません。昨日も相手したじゃ~ないですか~。憶えてくださいよ。」
トーエン「そうじゃ~なくって。だれにそそのかされて龍を倒した。」
ゲレオール「それは、ルガランだよ。」
レッシュ「そうきたかー。」
ゲレオール「さらには、ターポートとオールダムにも同じことを言われた。」
レッシュ「地上の協力者とは、そのことなんだっけー。」
チェルシー「アボレス破滅を夢見るものってなにかしりませんか?」
ゲレオール「なんのことやら~さっぱりーわかりません。」
ガルブレイス「消滅教団の幹部なんじゃ~ないのー。そういう称号では?」
トーエン「消滅教団は、なんでー消滅しないんだろーねー。あんな教義がそもそも矛盾しているというのにー。現世利益最優先だよ。来世はない。あいつらしつこい。」
レッシュ「活動の内容がどんどん大きくなってきているねー。元から絶たないとだめなのかねー。どうしたらーいいんだ。」
トーエン「大幹部を抹殺したりー。いろいろあったのにー。しかし教団自体を抹殺したわけじゃ~ないからなー。」
レッシュ「トロンヘムをなんとか~せんといかんなー。」
トーエン「龍は二匹いただろー。」
ゲレオール「なんなのー知らないよー。」
トーエン「おまえ戦っただろー。」
ゲレオール「一匹しか戦ってないよー。」
レッシュ「おまけでついていたはずだぞー。」
トーエン「おまえが龍を倒すから、こんなことになったんだぞー。わかっているのカー。まったくー。」
ゲレオール「そんなことをいきなり言われてもーわかんないよー。」
トーエン「守護していた龍を倒すからこんなことになるんじゃ~ないかー。」
えんえん説教する冒険者
しかし、被災民たちは、怒り始める。
勇者を苛めるのはよくないと喚きだす。
住民を無視を決め込むトーエン。
トーエン「そうだーあの池に放り込もう。竜神将?なら~あのカエルを倒してこいよー。それぐらいできるだろー。連れて行ってやるからさー。ひと暴れしてこい。」
ゲレオール「準備してないよー。」
トーエン「明日までまってやるからー。」
ゲレオール「疲れていてへろへろだよ。」
トーエン「城壁の中の旧市街地にだれも行ってないじゃん。俺たちだけだろー。」
ゲレオール「あんなところ行く必要はない。被災民、けが人もまだたくさんいる。彼らをなんとかしないといけない。まだやることはいくらでもある。どうするんだよー。まったく。」
被災民からは,その通りだー。の声が沸き上がる。

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