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半魚人

29日
対岸の波止場のある一番近い漁師村にまで戻ってくる冒険者。
津波の被害もなくふつーの生活をしているようである。
地元民「あちらこちらで半魚人が騒いで漁の邪魔をするとか~。魚網を切られたりとか。魚を取られてかわりに石ころになっていたとか。」
地元民「もういやがらせだよー。まったく。」
と漁師たちは怒っています。
地元民「そうそう魚の顔だったよー。」
漁師たちの話による今まではそれなりにあったが、頻繁におきるのは最近になったからだとか。
漁師「最近のいたずらはひどい。網も切られるしー。釣糸も切られたわい。」
トーエン「その深きものどもに会いに行ってみよう。」
とお気楽に言うので半信半疑な漁師たち。
トーエン「何も問題がない。それようの装備はある。魔法の指輪がある。」
浮かないための石ころを重しにもって、じゃぶじゃぶと海に歩いていく冒険者。
波止場のちょっと先の海底をうろうろしている半魚人を発見。
半魚人「ぎょぎょ。」
トーエン 声をかけるがガン無視される。
トーエン「ふかきものども~。」
半魚人は西に向かって泳いでいく。
周囲から半魚人が集まってくる。彼らも西へと向かっていくので、その後ろから距離をおいてついていく冒険者。
どんどん集まって16匹のあつまりになる。
半魚人たちは途中遭遇した大型のマグロを寄ってたかって食い散らかしながら進んでいく。
トーエン「ふかきものども~」と声をかける。ガン無視される。
言語をかえて
トーエン「へ~い。調子はどうだい兄弟。」
半魚人「ぎょぎょ。調子はいい。兄弟。」
トーエン「こんな陸のそばいくなんてー。めずらしいじゃないかー。」
半魚人「ぎょぎょ。なんで~泳がないんだー。兄弟。」
トーエン「俺は歩いているほうが早いんだ。」
半魚人「ぎょぎょ。もう少しいくとなー。迎えのシャチやらに乗せてもらおうと思っているんだがな。」
トーエン「冥界からのお迎えってやつですね。」
半魚人「ぎょぎょ。しかし~対価にでかい魚を食わせろとか言われるのが~。めんどーなんだよなー。」
トーエン「あいつら~大食いだからなー。がはははは。あざらしでもくわせておけよー。」
半魚人「ぎょぎょ。アザラシ?」
トーエン「ここは南方だから~なー。北方にはいるんだよー。そうそう巨大なクリオネみたいなやつだ。」
半魚人「ぎょぎょ。くりおね?」
レッシュ」クリオネも北だってー。」
チェルシー「シャチをもっと丸くしたような奴だ。」
トーエン「海にいる猫みたいなもんだー。」
えんえん引き留めることに不愉快になる半魚人
半魚人「ぎょぎょ。もういい加減にしてくれないか~。先をいそぐんだが~。」
トーエン「なんで~急ぐの?誰かからの招集かい?」

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