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再び山頂

ドワーフ二人をつれて、さくさく登っていく一行。
山頂より河口の奥底を覗き込む冒険者たち。
はるか下にはマグマの赤い光がにぶく輝いている。
トーエン「コスース。コスース。コスース。」
何も変化はない。
チェルシーも叫んでみるが何も変化はない。
レッシュ「コスース おいでませ~。」
河口から大きな火柱があがる。
ドドーン
ほかにもいくつかの火柱が取り囲むようにあがる。
その炎おうねりは、人の形をしているようにも見える。
コスースの化身「何ようか? 定命のものどもよ。」
チェルシー「貴方はコスースてすか?」
コスースの化身「いかにも~。コスースだが~。」
トーエン「そうそう琥珀を処分したかったのだ~。」
レッシュ「貴方はすべてのものを燃やすことができると聞いていますがー。これ、て燃やせますか? 」
コスースの化身「人間が創造される前からおるからのー。」
レッシュ「こんな琥珀を燃やすことはできますか?」琥珀を取り出す。
コスース「それは琥珀だけではないなー。他にもいろいろと中にはあるではないかー。」
トーエン「それは魔神と精神が封印されているということらしいのです。これを焼却してほしいのです。」
コスースの化身「それは何も問題はない。かまわないぞ。」
トーエン「具体的にいうとですねー。その魔神の魂を完全に破壊してほしいわけなんですよ。」
コスースの化身「消し去ればよいのであろー。」
トーエン「どこかで復活したりしてませんかー。」
コスースの化身「それはないだろー。」
チェルシー「すごい。初めて神様を尊敬する気持ちになりました。」
あんまりいい顔をしていないコスースの化身。
チェルシー 隠し持っていった琥珀の塊をごろごろと取り出す。
火柱のまわりにごろごろと並べる。
トーエン 最後のひとつはふところに隠し持ったまま。
コスースの化身の手の中で豪火の中で消してしまう。
驚く冒険者。
レッシュ「壊れた宝珠を元に戻してください。」
コスースの化身「それはドワーフがつくり上げたもの。ドワーフが直すのがすじというものである。」
レッシュ「では~もうひとつの宝珠は?」
銀髭グラングディン「それは爆発四散したわ~。むりじゃ。」
火柱は順番に消えていく。
そして、何もあかったかのようにあたりは元に戻っていく。

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