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廃墟にて

王宮、広場や魔術師組合会館の場所はかろうじてわかる程度である。
魔術師組合会館は、外壁の壁はあるものの、かなり深い大きな穴がある。
周囲には、書物が散乱し、濡れてぐずぐずになって散乱している。
書物としての価値は皆無のようだ。
チェルシー「もったいないなー。」
王宮は壁はあっても、がれきの山となっている。
あたりをまわってみるも、人影もなく、風が吹き抜けていくのみ。
いい感じもすることはなく、いやな~雰囲気だけがしている。
悪臭はひどいというぐらい。
足跡はいろいろとあるが、死体はいまとなっては見当たらない。
人間あれば、半魚人、カエルのようなものまである。
チェルシー「とりあえず、金目の物をさがしますか~。」
レッシュ「今それ~。」
チェルシー「金貨二枚をみつけたー。ラッキー。」
と金貨を拾い上げる。
魔術師組合会館の跡地の大きな穴は、地下室があった区画を無理やり穴を開けたような感じで周囲には取り除いた土砂が散乱している。
途中から下は水がたまり、その奥がどうなっているかは暗く光がないため、まったく知ることができない。
レッシュぶつぶつ呪文を唱える。
近くにあった石ころがいきなり光を発する。
トーエン「これでいいなー。」
トーエン 一人がそれを持って、暗い穴の奥 海水が溜まっている場所の下へとおりていく。
暗い水の中へ光が差し込む。
いくつもの瞳がこちらを凝視していることがわかる。
レッシュ、チェルシーは穴の上で待っている。
トーエン「へい兄弟。またせたなー。半魚人から聞いてきた。雨のトラロクトにわたしがきたと伝えてくれ~。」
穴の下から
「ここにはいないよー。」
という返事がある。
トーエン「え~~~いないのー。」
「脳味噌たりないから~わかんないや~。」
ぶつぶついいながら、トーエンは周囲を探し回る。
周囲には水ぶくれの水死体ばかりがただよっている。
「脳味噌たりないから~わかんないや~。」
とぶつぶつつぶやいている。
トーエン「おまえ~つぶやいているのか~。」
「こき使われているだけ~。なんだ~よくわからん~。」
動く水死体がつぶやいていたようだ。
場所をかえるトーエン。
トーエン「よ~蛙~。」
蛙 ゲロゲロ言っている。
トーエン「雨のトラロクトはどこにいる。わたしがきたと伝えてくれ~。」
蛙「ここにはいないよー。海に行ってくれ~。我等は作業中だ~。」
トーエン「ここから海には繋がっていないのか~。」
蛙「つながっていないよー。」
トーエン「作業中ってここで何をしているんだー。」
蛙「ここで魔法の品物をさがしているんだ~。」
トーエン「山ほどあるだろー。」
蛙「我等が使えないものばかりだー。そうそう棒切ればかりで~使えない。宝石があれば~もってこいとかね。ここは、地下書庫に水がたまってちょうどいいのだ。」
うなづくトーエン。
トーエン「しかしーえらいざっくりとした指示だな。じゃ~いってみるぜー。そうそう下の動く死体はだれが~動かしているんだ~。」
蛙「おれおれ~。」棒切れをもった大型の蛙人間が一人いる。
いきなりばっさり切り捨てる。
蛙人間が一人は真っ二つになる。
蛙人間たちは、慌てふためき逃げまどう30匹。
トーエン「所詮いきどまり~。」
逃げまどう30匹を次から次へと切り捨てるトーエン。
虐殺してからその場を離れるトーエン。
トーエン 死体を使役する笏杖を手に入れたが、使い方はわからない。

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