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金貨10

オーク9匹、オーガ1匹
階段の先には。人間の魔法使いが干し肉をぽりぽり食っている。
ドワーフ捕虜が四人がばらけている。
トーエン「ばらけているのは面倒だな。」
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
魔法使いは高位ではないことがわかる。
トーエン「こっちが囮になるから、人質救出をしろ。」
ガラゴット「えーーーー。」
トーエン「盗賊いたよね。なんとかできるだろう。」
ギルネリ「えーーーー。」
チェルシー「背後に回ってざっくり。」
チェルシー、透明化の魔法の指輪、重量軽減の魔法のブーツの効果であっという間に気配がなくなる。
魔法使いがあれこれ指図をする。
振り向くオーク
あっと驚くギルネリ。
ギルネリ 背後に回ったつもりが露見してオークに取り囲まてぼこぼこにされる。
ガラゴット 慌てて突出する。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
一匹を除いて囲んでいたオークは動かなくなる。
ギルネリ、ガラゴット形勢逆転。
動かない敵にはめっぽう強いガラゴット。
魔法使いがぶつぶつ呪文を唱える。
ドドーン
稲妻がトーエンを貫く。
トーエン「なめてんのか?」
髪の毛はチリチリになるけど、まったく動じないことに魔法使いはがっかりする。
レッシュ おなじ呪文をぶつぶつ呪文を唱える。
残りオークは、いきなり動かなくなった。
そそくさと逃げ出すオーガ。
背後からさっさとたったきるトーエン。
一撃で倒れるオーガ
ガラゴット 仰天
魔法使いの動きは鈍い。
囲まれて、後ろ手に縛りあげる。
チェルシー  ミスリルのショートソードを出してみるもなにも反応がない。
トーエン「奥にいる連中の人員構成を教えろ~。」
魔法使い 取り囲まれて逃げ場はない。
魔法使い「中には人間が十数名いる。そうそう冒険者を一組通したよ。どうなったかは知らない。」
トーエン「え?」
魔法使い「道を譲っただけだ。(にやにや)」
レッシュ「なんで?」
魔法使い「通行料を払ってくれたから。それだけだ。」
チェルシー「その発想はなかったね。ところで通したのは何人?」
魔法使い「五人。」
トーエン「いくらで通したの?」
魔法使い「金貨10ギル。」
トーエン「金貨10ギルは手に入ったよ。よかったね。」
渋い顔をするガラゴット。
トーエン「貴公は、雇われてきたのか?」
魔法使い「俺は雇われてきたんだよ。あんまりいい待遇ではないがね。」
チェルシー「雇い主は、グナーシュ?ルガラン?」
魔法使い「グナーシュだが。」
トーエン「悪いことをしている自覚はある?」
魔法使い「なんのことやら。さっぱりわかりませんなー。」
トーエン「オークとオーガを任されて、ここを守れと言われんでしょう。」
魔法使い「そうだが~。」
トーエン「雇用主が完全に邪悪な連中だってわかるよね。」
魔法使い「もっとひどいのは、いくらでも見てきたしー。まだ~まともだよ。生きるにはいろいろと大変なんだよ。」
トーエン「これからどうするの?」
魔法使い「そりゃ~ここを引き払う。帰るだけだよ。ここは食い物がよくない。魚はあきた。」
トーエン「金目の物はおいていけ。命はとらんし、ささっと帰ってくれ~。」
金貨10ギルを渡して、立ち去る魔法使い。

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