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時間の無駄

突然、逃げていた魔法使いは、もどって来る
魔法使い「諦めの悪いやつだな。」
トーエン「やっとあきらめたのか?この野郎。」
魔法使い「お前があきらめないからだ。」
トーエン「魔法瓶のところまで案内してもらおうと思って~。」
魔法使い「追いかけてくるのはかまわんが~。今トロンヘムは大変なことになっておるぞ。帰ったほうがいいぞ。」
トーエン「あんな國のことなんぞ。しらん。」
魔法使い「ひどいやつ~。邪悪だ~。」呆然とする。
グダグダ喋っている合間に情け容赦なくトーエンの影から飛び出し素手で踊りかかるアントガー。
アルコン「おらおらおらおらおらおら~。」
情け容赦なく鉄拳が連打される。
顔の変形は見るも無残というような感じである。
魔法使いは粉みじんに霧散する。
アルコン「これでよかろー。」
トーエン 礼を言う。
アルコン「これで約束は果たしたということでー。」
トーエン「このハンマーなんですけどね。どうなんですかねー。貴方がつかう武器なんですかね。」
楯の中からハンマーを取り出す。
トーエン「貴方天使ですよね。」
アルコン「違う。違う。天使の眷属たる者たちがいろいろおってだなー。熊顔の連中がつかうにはいいかもしれん。」
トーエン「その表現微妙。」
アルコン「人がつかうには代償が大きすぎるというところかな。君がつかうとたぶん火傷かな。」
トーエン「道理でなんだか~熱いなと感じておりました。再生魔法でとんとんかと。」
与太話を途中で切り上げてハウンド・アルコンさっさと帰る。
しばらくしてトーエン 部屋にもどって来る。
レッシュ「かなり~時間がかかりましたな。」
トーエン「ハウンド・アルコン召還の権利を行使してしまったー。」
レッシュ「いいってことよー。」
トーエン「逃げた魔法使いの霊魂は霧散した。ハウンド・アルコンにぼこられて霧散した。」
召使たちは、逃げ出して部屋は雑然としている。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。 この場にいた魔法使いに魔法をつかうもまったく効果がない。
状況を飲み込めないでいる。
レッシュ「だめだ~もう魔法は使えない。」
魔法使いは、どんど衰弱していく。
息をしているだけという状態。そんな魔法使いを放置する冒険者。
チェルシー「ルガランの足どりがわかるものはないかと探さないと。」
屋敷の中を時間をかけてかたっ端から探し回る冒険者。

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