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捕縛

詠唱のぶつぶつつぶやく声がする
その奥へと進んでいくと祭壇、魔方陣が描かれたタペストリーが何枚も壁面や床に鎮座している。
祭壇の上には、光り輝く剣が10本も安置されている。
レッシュには魔法がかかっている魔法の剣には怪しさを感じる。
魔法使い「なんとかまにあったわい。できたわい。」
一本づつ鞘に収めると輝く光は遮られる。剣を箱詰めして、召使を呼びつけつも 返事はない。
チェルシー(魔法の剣のもどきを製造して、暴利をむさぼろうとしている悪徳商人だと思うけど何もいわない。)
魔法使い「これを冒険者ギルドに納品だ。」
と言っても召使からの返事はない。
レッシュ 足元の木屑にきがつく。傍らには木製の模造刀が散乱している。
さらには金属箔のきれっぱしがあちらこちらに散らばっている。
トーエン「贋金業者はいるけどー偽武器業者はなかなかいないぞー。バスカビル!」
と声を張り上げる。
魔法使いは必死に召使を呼びつけようとするが、返事はない。
レッシュ「もはや召使はおらん。」
逃げ出そうとするが、簡単にトーエンに捕縛されてしまう。
尋問しようとあれこれ言っていると
傷だらけの召使の優男がやっと登場
冒険者に罵詈雑言を浴びせる
気味耳もたないトーエンたち。
レッシュ「「ひと~つ 人の世、生き血をすすり、ふた~つ 不埒な悪行三昧、みぃ~つ 醜い浮き世の鬼を、退治てくれよう桃太郎ちゃーちゃーちゃ。」
魔法使い「桃太郎?なんだそりゃー。」
トーエン「誰かと聞かれれば....ゴるゴンゾーラです。」
レッシュ「ペペロンチーノです。」
魔法使い「馬鹿にするのもいい加減にしろー。」
優男「強盗のようです。だんな様」
トーエン「簡単に言うとゴーバップです。」
レッシュ「ちーず・リゾットです。」
わらわらと召使がでてきて、魔法使いとトーエンの間に割って入ろうとする。
魔法使いをなんとか逃がそうとする。
数名の召使は、納品物の剣を抜き放ちトーエンに遅いかかるが、所詮は竹光に箔を張っただけなので、トーエンの一撃ですべて真っ二つに切断されてしまう。
仰天する召使たちは呆然とするだけである。
*つかうとこれはすごい魔法がかかっている魔剣だと妄想するようになっているので、そのショックは大きい。
召使たちを蹴散らして、逃げようとする魔法使いを取り押さえるトーエン
チェルシー「悪事の証拠は掴んでいるんだ~。大人しくお縄につくがよい。」
魔法使い「なんなんだ~。お前ら~突然やってきてー。」
トーエン「なんで~突然やってきたかというと、この手配書のせいなんですー。」
魔法使い「手配書をもってふつー本人がくるかー。」
トーエン「ふーん。似てないこともわかるんだー。私のことを知ってますね。ってことはこの一件に関わっていますね。この似ていない手配書にも関わっていますね。初見の冒険者は、この似ていない手配書を見て悩んでいるのに...私を見て本人を切り出すあたり、知っていますね。つまりこの一件に関わってますね。」
魔法使い「しかし~こちらは一歩先にすすんだぞ。」
突然、失神してその場に崩れ落ちる魔法使い。
トーエン かけより、毒物による自殺じゃないかと確認するも息はしているが意識がない。
トーエン 魔法の指輪を使って、精神世界にシフトする幽体が体を離れて、逃げ去ろうとしているのを確認する。
チェルシー「竹光を我等の正当行為の証拠を確保しておかないとー。」
トーエン 必死に追いかけるも、その距離は縮まらない。
距離は三倍以上にどんどんひろがっていく。
トーエン「助けて~カルシアース。」
なんにも変化はない。
距離はどんどんひろがっていく。
トーエン「いでよ~アントガー。」

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