« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »

引き返す

街道に沿って進んでいく。
八日後の4月19日
海峡の王子の渡し守の町までもどってくる。
一般市民がわらわらやってくる。
渡し守「客か~。最近ひまでねー。」
トーエン「トロンヘムがなんかあったらしいね。」
渡し守「対岸がいきなり廃墟でこっちは商売あがったりだよ。旅人も減っちゃってさ~。冒険者も行ったりきりだしー。」
トーエン「廃墟のまま?領主が復興に手をだしていないと。」
渡し守「それは、人も資金もないんだってー。」
トーエン「でしょうね。」
渡し守「あてにしていた神殿のほうがもっと深刻な廃墟になってしまったとか~。このあたりはおかしいよ。まったくー。トロンヘムからの資金がこちらに回ってこないしー。あれるがままなんだよ。冒険者たちもいったきりだしー。ところがだ、魔法使いの持ってくる瓦版によるとだな。最近ドラゴンが現れて大暴れだとか~。かなりのえらいこっちゃになっているとか。」
チェルシー「お祖父さんが年甲斐もなくがんばったと~。」
渡し守「人間が火達磨になっていたとか。」
チェルシー「お祖父さんが怒っちゃったか~。」
渡し守「人心を操る悪徳の龍だ~。と叫んだやつがいたとか~。」
トーエン「それは否定しないなー。」
チェルシー「邪悪ではないが悪徳には納得。」
渡し守「一番新しい話によると、寄ってたかって龍を倒したとか~。お肉は、みんなで切り分けて解体したとか。」
レッシュ「え~~~どうやって倒したの~。」
渡し守「なんでも~ドラゴンスレイヤーが現れたとか~。最後には骨だけになったとか~。」
レッシュ「龍に捨てるとこなしですよ。」
渡し守「肉は切り分けたとか。最後には骨だけになったが。骨だけは忽然と消失したとか。」
トーエン「やべー。龍牙兵がでてくるんじゃ~ねぇ~。」
レッシュ「しかし~怪しいなー。」
チェルシー「突然現れたドラゴンスレイヤー?怪しい~。竹光ではなくてー。」
トーエン「誰が倒したとか伝わってないんですか?」
渡し守「個人情報がうるさいのでー。瓦版にはかいてないねー。」
トーエン「英雄は名誉を得るために名をうるためにがんばるもんでしょう。龍が倒されている今となっては、我等が行ってもどうしようもない。」
レッシュ「そんな強いやつがいたんだ~。あんな老人たちを倒すとは。」
渡し守「寄ってたかって龍を倒したらしいですよ。一人ではないらしいです。」
レッシュ「大勢でなんとかなるもんじゃ~ないでしょう。」
トーエン「あまたの光り輝く魔法がかかった竹光にまぎれて、ガチな本物の魔剣が数本あってしくじったとは考えられないか。」
渡し守「へーーそうなんだー。」
レッシュ「じゃ~明日の朝刊を待って、今日はここで一泊して一息いれますか~。じゃ~釣りでもして~。」
渡し守「とりあえず~宿泊客は客だから~なー。」
チェルシー 町中をぷらぷら。
トーエン ぼーっと空を観る。
レッシュ「渡り蟹をつりにいくのだー。」
幕間
「志高い善なる剣士が一人、命を削ってでも奇跡を起こしたいという強者が一人おったわい。」
「崇高なる善なる者が善なる者を打ち倒したとはー。」
「これこそ奸計なり。」
「仲間が次から次へと倒れていった。周囲には、救うものなし。孤立無援の戦い。」
「補給はない。」
「周囲は敵しか見えぬ。」
「単なる無関心なだけなのにー。」
「いや~平和を打ち壊すテロリストには誰も助けはしない。」
「生ぬるい衛兵は、王を守る為に動く故手出しはせぬ。」
「愚民には、手本を示さねばならぬという意識高い系の剣士が命をはって戦いました。」
「我等の手伝いをしてくれてありがとう。それだけだ。」

|

証拠

レッシュ「証拠を見せよう。」
レッシュぶつぶつ呪文を唱える。
魔法の剣の輝く光は消え、箔打ちしてある竹光になるだけである。
指でこすると竹の生地が見える。
びっくり仰天する係員。
トーエン「これでは冒険者が死んでしまうのでーお触れなりなんなりだしてください。」
係員「それをもった冒険者は、大勢トロンヘムに向かったよ。」
トーエン「あ~~~あいつらか納得。」
チェルシー「すんごい切れ味の魔剣が100ギルで簡単に手に入れることができるって勘違いしている時点でだめだね。」
トーエン「これを持って、トロンヘムに向かったと?」
係員「そうそう。これ持って、ドラゴン退治にいくんだ~。ってね。」
トーエン「黄銅龍だっけ~。」
係員「邪龍を退治しに行くんだ~。って大勢出かけていったよ。」
チェルシー「老人達は、意識高い系の善なる冒険者たちをいいがにーあしらってくれるでしょう。トロンヘムにもどる案はほとんどありませんね。神託呪文は、ココリコの島へ向かう途中で十分じゃ~ないすか~。それとも泊まってく~。」
トーエン「正直、大見得をきってトロンヘムにもどるのは気が引けるな~。」
チェルシー「じゃ~一泊して、ココリコの島に向かうってことでー。英気を養おう。我々は疲れた。心が~。」
係員「ベルゲン名物のサーモンの美味しいお店を紹介しますよ。」
焼いたサーモンにじゃがいもてんこ盛りの店を斡旋してもらう。
レッシュ「キングサーモン鱒の介じゃ~ん。粗がない」
店員「内蔵なんか~食べません。」
レッシュ「おいしいのにー。」
がっつりたべて、ゆっくり宿で寝て
翌日4月11日
朝食を食べた後、レッシュぶつぶつ呪文を唱える。
レッシュ「トロンヘムで大変なことが起こっているか?」
「イエス」
レッシュ「大変な事象は、我等で解決できるのか?」
「ノー」
レッシュ「ココリコの島で冒険者を集めているのは、邪悪な輩なのか?」
「イエス」
ベルゲンを後にする冒険者。
幕間
「志高い善なる冒険者はなかなか心が折れませんなー。」
「報酬がほしいだけの冒険者のこころは簡単に折れましたが。」
「利益はがっぽりですなー。」
「心折れない冒険者には我等の加勢も受け入れてくれたようです。」
「支援はしないとね。」
「魔法使いの無関心ぶりはありがたい。ありがたい。」
「次なる二番手、三番手も準備はすすめてあります。」

|

偽魔剣

蜘蛛の巣の悪趣味なデザインの服があったり
意味不明な魔方陣やルーン文字がなぐり書きがあったりとよくわからない文字が壁面いたるところにあったりと
なかなか悪趣味な屋敷であることがわかる。
トーエン「これは~ドローエルフの名産品ってやつじゃ~ないか~。」
と黒い悪趣味な蜘蛛の巣模様の甲冑を奪取する。
竹光の工房やら、作業場があちらこちらにある。
トーエン「現金だ。売り上げがあるはずだ~。送金前だといいのだが~。」
チェルシー「現金が280枚しかありませんでした。伝票を見ると送金した後かと~。それ以外の箱はスカスカでー。」
傷物の黄色の宝玉をひとつ発見する。
チェルシー「傷がなければ、5000ギルの価値があったのにー。」
レッシュ「その甲冑は、とても~邪悪だ。日記帳とか、帳簿とか~。」
トーエン「その帳簿ってどうなのー。」
チェルシー「剣一本が原価1ギルで売値がどうやら100ギルらしい。」
トーエン「直前の残金最大は?」
チェルシー「6000ギルのほとんどを送金しているようです。」
トーエン「どこにそんな多額の資金を送金したとか~。記述はない?」
チェルシー「献金という記述しか見当たりませんね。」
困ってしまう。
チェルシー「上納金の取り立てが厳しいという落書きがありますねー。」
レッシュ「これじゃ~だめだー。」
トーエン「そうそう なんでもトロンヘムが大変なことになってとか~。」
チェルシー「私たちがトロンヘムに行ってもしょうがないように思いますけどね。」
トーエン「選択しは二つ、このままココリコの島に向かう。トロンヘムが心配なので一旦トロンヘムにもどる。それとも温泉にいく。」
レッシュ「え~~~~。」
トーエン「そうだ~。第三者に助言をもらおう。カルシアース~。」
なんにも変化はない。
トーエン「ベクナの十本指のだれか~。」
何も変化はない。
トーエン「死せる王おいでませ~。」
何も変化はない。暖炉に火をくべて、呪文を唱え始める。
なんにも変化はない。
トーエン「マイドゥの神の助言を~。」
レッシュ「それは明日にならないと使えない。」
仕方なく、バスカビルの屋敷を出て、冒険者組合の集会場所の酒場にもどる。
顛末をそこにいた係員にぶちまける。
トーエン「偽魔剣づくりをしていたんですー。」
係員「それはすぐよく切れるという評判の魔法の剣ではないか~。」
チェルシー「これが原材料の竹光です。」
絶句する係員
係員「羽のように軽く、軽やかに、流れるように、よどみなく動き、相手にそっとふれるとすっばり切れるという噂の剣ではないかー。」
トーエン 力任せにへし折る。
係員「それはたしかに破格値の100ギルで取引されているという...。」
トーエン「こんなもので戦うと死にますから、辞めたほうがいいですよ。」

|

時間の無駄

突然、逃げていた魔法使いは、もどって来る
魔法使い「諦めの悪いやつだな。」
トーエン「やっとあきらめたのか?この野郎。」
魔法使い「お前があきらめないからだ。」
トーエン「魔法瓶のところまで案内してもらおうと思って~。」
魔法使い「追いかけてくるのはかまわんが~。今トロンヘムは大変なことになっておるぞ。帰ったほうがいいぞ。」
トーエン「あんな國のことなんぞ。しらん。」
魔法使い「ひどいやつ~。邪悪だ~。」呆然とする。
グダグダ喋っている合間に情け容赦なくトーエンの影から飛び出し素手で踊りかかるアントガー。
アルコン「おらおらおらおらおらおら~。」
情け容赦なく鉄拳が連打される。
顔の変形は見るも無残というような感じである。
魔法使いは粉みじんに霧散する。
アルコン「これでよかろー。」
トーエン 礼を言う。
アルコン「これで約束は果たしたということでー。」
トーエン「このハンマーなんですけどね。どうなんですかねー。貴方がつかう武器なんですかね。」
楯の中からハンマーを取り出す。
トーエン「貴方天使ですよね。」
アルコン「違う。違う。天使の眷属たる者たちがいろいろおってだなー。熊顔の連中がつかうにはいいかもしれん。」
トーエン「その表現微妙。」
アルコン「人がつかうには代償が大きすぎるというところかな。君がつかうとたぶん火傷かな。」
トーエン「道理でなんだか~熱いなと感じておりました。再生魔法でとんとんかと。」
与太話を途中で切り上げてハウンド・アルコンさっさと帰る。
しばらくしてトーエン 部屋にもどって来る。
レッシュ「かなり~時間がかかりましたな。」
トーエン「ハウンド・アルコン召還の権利を行使してしまったー。」
レッシュ「いいってことよー。」
トーエン「逃げた魔法使いの霊魂は霧散した。ハウンド・アルコンにぼこられて霧散した。」
召使たちは、逃げ出して部屋は雑然としている。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。 この場にいた魔法使いに魔法をつかうもまったく効果がない。
状況を飲み込めないでいる。
レッシュ「だめだ~もう魔法は使えない。」
魔法使いは、どんど衰弱していく。
息をしているだけという状態。そんな魔法使いを放置する冒険者。
チェルシー「ルガランの足どりがわかるものはないかと探さないと。」
屋敷の中を時間をかけてかたっ端から探し回る冒険者。

|

召還

ハウンド・アルコンが突然現れる。
アルコン「呼んだかな。」
トーエン「あいつを捕まえるなり、行く手を遮ってくれぬか。」
アルコン「けっこう距離が離れているではないか~。」
トーエン「俺を届けてくれるんだけでも~いいんだが~。あんた~天使なんでしょう。」
アルコン「天使なんか~じゃない。」
トーエン「高速の羽でなんとか~してくれ~。」
アルコン「羽なんぞない。」
トーエン「四足歩行でもなんでも~いいから。」
アルコン「むちゃ~いうなー。無理!」
トーエン「羽のように軽くなるのでー。力いっぱい投げてくれ~。槍とか弓とかないか~。」
アルコン 槍を投げつけるも距離が半分に縮まったにすぎない。
必死に追いかけるもあんまり縮まらない。
どんどんひろがっていく。
空を飛ぶ魔法の絨毯を取り出し、乗り込むもその距離は縮まらない。
いたずらに時間ばかりが過ぎていく。
今度は、クロスボウを取り出して、バシバシ打ってみる。
当たっているけど効果なし。有効打にはなっていない。
幕間
「爆音やらのどさくさにまぎれて一人いなくなりましたぞ。」
「逃げたのは宿の主人か使用人ではなくってー。」
「それとも囮になったのか?」
「献身的ですなー。」
「その崇高な考えには敬服ですな。」
「これでチェックですな。」
「後は時間の問題化と。」
「これで大きく均衡は崩れ落ちたというべきかー。」

| | コメント (0)

捕縛

詠唱のぶつぶつつぶやく声がする
その奥へと進んでいくと祭壇、魔方陣が描かれたタペストリーが何枚も壁面や床に鎮座している。
祭壇の上には、光り輝く剣が10本も安置されている。
レッシュには魔法がかかっている魔法の剣には怪しさを感じる。
魔法使い「なんとかまにあったわい。できたわい。」
一本づつ鞘に収めると輝く光は遮られる。剣を箱詰めして、召使を呼びつけつも 返事はない。
チェルシー(魔法の剣のもどきを製造して、暴利をむさぼろうとしている悪徳商人だと思うけど何もいわない。)
魔法使い「これを冒険者ギルドに納品だ。」
と言っても召使からの返事はない。
レッシュ 足元の木屑にきがつく。傍らには木製の模造刀が散乱している。
さらには金属箔のきれっぱしがあちらこちらに散らばっている。
トーエン「贋金業者はいるけどー偽武器業者はなかなかいないぞー。バスカビル!」
と声を張り上げる。
魔法使いは必死に召使を呼びつけようとするが、返事はない。
レッシュ「もはや召使はおらん。」
逃げ出そうとするが、簡単にトーエンに捕縛されてしまう。
尋問しようとあれこれ言っていると
傷だらけの召使の優男がやっと登場
冒険者に罵詈雑言を浴びせる
気味耳もたないトーエンたち。
レッシュ「「ひと~つ 人の世、生き血をすすり、ふた~つ 不埒な悪行三昧、みぃ~つ 醜い浮き世の鬼を、退治てくれよう桃太郎ちゃーちゃーちゃ。」
魔法使い「桃太郎?なんだそりゃー。」
トーエン「誰かと聞かれれば....ゴるゴンゾーラです。」
レッシュ「ペペロンチーノです。」
魔法使い「馬鹿にするのもいい加減にしろー。」
優男「強盗のようです。だんな様」
トーエン「簡単に言うとゴーバップです。」
レッシュ「ちーず・リゾットです。」
わらわらと召使がでてきて、魔法使いとトーエンの間に割って入ろうとする。
魔法使いをなんとか逃がそうとする。
数名の召使は、納品物の剣を抜き放ちトーエンに遅いかかるが、所詮は竹光に箔を張っただけなので、トーエンの一撃ですべて真っ二つに切断されてしまう。
仰天する召使たちは呆然とするだけである。
*つかうとこれはすごい魔法がかかっている魔剣だと妄想するようになっているので、そのショックは大きい。
召使たちを蹴散らして、逃げようとする魔法使いを取り押さえるトーエン
チェルシー「悪事の証拠は掴んでいるんだ~。大人しくお縄につくがよい。」
魔法使い「なんなんだ~。お前ら~突然やってきてー。」
トーエン「なんで~突然やってきたかというと、この手配書のせいなんですー。」
魔法使い「手配書をもってふつー本人がくるかー。」
トーエン「ふーん。似てないこともわかるんだー。私のことを知ってますね。ってことはこの一件に関わっていますね。この似ていない手配書にも関わっていますね。初見の冒険者は、この似ていない手配書を見て悩んでいるのに...私を見て本人を切り出すあたり、知っていますね。つまりこの一件に関わってますね。」
魔法使い「しかし~こちらは一歩先にすすんだぞ。」
突然、失神してその場に崩れ落ちる魔法使い。
トーエン かけより、毒物による自殺じゃないかと確認するも息はしているが意識がない。
トーエン 魔法の指輪を使って、精神世界にシフトする幽体が体を離れて、逃げ去ろうとしているのを確認する。
チェルシー「竹光を我等の正当行為の証拠を確保しておかないとー。」
トーエン 必死に追いかけるも、その距離は縮まらない。
距離は三倍以上にどんどんひろがっていく。
トーエン「助けて~カルシアース。」
なんにも変化はない。
距離はどんどんひろがっていく。
トーエン「いでよ~アントガー。」

|

ずる

トーエン「家主が不在で、召使が忙しい?そんなことあるはずがなかろう。」
優男「下宿人が出っていただけのこと。旦那様は別にいらっしゃいますので。」
トーエン「じゃー旦那に合わせてくれ。」
優男「いまー儀式の真っ最中でいそがしいのです。」
トーエン「怪しい。儀式の真っ最中というが怪しい。」
優男「あのー納品の関係で、今外すことができないのです。ご容赦ください。」
トーエン 手配書を取り出し、優男に経緯をこんこんと説明する。
トーエン「留守だと言われても。。。。主人に合わせてもらぐらいしないと納得できないし、帰るに帰れない状況なわけでー。邪悪な儀式をしているようだし。」
優男 失笑「邪悪でもなんでもないわけでー。こちらは、今納品でとても忙しいと先ほどから何度も説明しているわけでしてー、捻じ曲げているのはそちらです。」
レッシュ「薬品を調合して、いかがわしい儀式をしているとか」
トーエン「鎖につなげた素っ裸の少女を助けないといけないしー。」
優男 呆れて言葉が出ない。「変なもの読んだか、洗脳されたか、変な薬を飲んだとか。妄想爆発してますよ。頭がおかしいですよ。」
トーエン「山羊の仮面とかも奪取しないといけないし。」
優男 奇人変人を見下す目で見るような軽蔑している形相である。「納品の作業がありましてー忙しいと先程から何度ももうしているじゃないですかー。大変なんですってー。」
トーエン「ところで何の儀式?」
優男「これ以上話すと旦那様に怒られしまいます。」
トーエン「もういい本人に直接聞く。」
制止する優男を踏み越えていこうとするトーエン。
優男 必死に扉を占めて、行く手を遮ろうとする。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
優男は、ちょっと邪悪である
トーエン 「分かりました。」と言い切り
帰ったふりをして、いきなり力いっぱい扉をけり倒す。
ばーん
相手をしていた優男は扉の下敷きになっている。
優男もがいている。
トーエン「俺の前に道ができたぜあはははははー。」
扉の下敷きになっている優男からは悲鳴。
扉を踏みつけていこうとするトーエン。
ムギュー。
トーエン「裸の少女を救出して、羊の仮面を剥ぎ取ってかえるとしよう。」
エリー「いつからそんな話に??」
トーエン「だいたいやねー 儀式ってそんもんやろー。」
チェルシー「探索だー。」
トーエン「儀式をしているということだから、音のするほうにいけばいい。」
ずんずん 屋敷の中にすすんでいく一行。
チェルシー「ドラムロールがない。」
エリー「いつからそんな話に??」
ずんずん 屋敷の中にすすんでいく一行。

|

召使

忽然といなくなるトーエン達。
捕まえようとしていた冒険者は、困ってしまう。
帰還呪文とマジックアイテムの併用でゴルビー村の隠れ家に瞬間移動する。
4/8祠を出て、夜こそこそ向かう。
幕間
「こんなぼろい宿に悪の首領がほんとーにいるのか?」
「宿が実は砦を隠蔽する仮の姿かもしれん。」
「我等には、切れ味のするどい超軽い魔法の剣がある。」
「斥候が敵と接触したもよう。」
「先走ったか。功を焦りすぎだ。せっかくの段取りがだめになってしまうではないか~。」
「後続も突入を開始したもようで。」
「あかん。それでは全滅してしまう。敵に戦力もいまだ不明だというのにー。」
「爆音と火炎が散発的に確認。」
4/10 天気悪化のため。トーエン 魔法の指輪を悪用して、雨を無視する。
ベルゲンに到着する
ルガランを冒険者組合で尋ねるもトロンヘムに出かけているのでここにはいないと反される。
チェルシー「入れ違いですね。」
トーエン「この手配書は、ルガラン本人じゃないとだめなんですかね。」
「そうだね。」
チェルシー「それ以外はご存知ないですかね。」
いろいろと尋ねるも的を得る回答は出てこない。
トーエンは応対している奴に違約金が必要だとごね始める。
係「本人に請求していただきたいですな。これはあくまでも個人の依頼案件ですし。」
トーエン「これって、組合の認定のクエストではないと」
係「そういうことになりますね。」
レッシュ「ってことはルガランはこの町いたと。」
係「過去形ですが.....。」
手数料を払って、悪い評判やら自宅を聞き出す。
どうやら自宅はないということ。
バスカービルの家に行け
とういうメモ紙をもらう冒険者。
聞きまくりで、その屋敷に向かうことにする冒険者トーエンたち。
屋敷の中からは、不健康な元気のない優男がゆっくりと出てくる。
トーエン「貴方バンシーに取り憑かれてますね。」
優男「いきなり初対面でいったいなんなんですか?」
トーエン「ヤナンシーのほうだ?」
優男はトーエンの言っていることがまったく理解できない。
チェルシー「それはともかく、ルガランさんがここにいると聞いてうかがったのですが?」
優男「かれこれ二週間以上前にここを出ていきましたよ。」
レッシュ「ここに住んでいたんですか?」
優男「ここにいましたがー。今いそがしいのですが。」と不機嫌な様子。
レッシュ「ここにいたとー。」まったくあいてのことなんぞお構いなしで強引に居座る。
レッシュ「貴方は家主?」
優男「いえいえ、召使で。」
チェルシー ふむふむ

|

求人

冒険者「懸賞金は5000ギルですね。」
トーエン「やすいなー。」
その冒険者を引き連れて、冒険者ギルドがある酒場へとぞろぞろと向かう。
安酒場にて、昼間っから酒を飲む時間に余裕がある人たちがそれなりいる。
挨拶をしつつ中へとすすむ冒険者たち。
トーエン「この手配書のことなんだがー。」
主人「最近よく出回っているやつですね。」
トーエン「ここでは取り扱っていないの?」
主人「ここで懸賞金をかけているわけではないのでね。」
レッシュ「賞金はどこでもらえるんですかね。」
主人「それは、この懸賞金をかえた依頼主にもっていかないと。」
その手配書には依頼主はベルゲンの冒険者組合と書いてある。
トーエン「われ等の次なる目的地の通り道だな。」
冒険者「どこがだよ。まったくー。」
レッシュ「ゴルビー村を経由すると早いよね。」
トーエン「あそこを使うと露見するリスクが高まる。」
チェルシー「ベルゲン経由でココリコに向かうと。」
レッシュ「食料を調達していくかー。」
周囲の客を無視して、次なる旅の準備をすすめる。
レッシュ「ベルゲンには18日、ゴルビー村経由だと8日だが....」
トーエン「ゴルビー村経由ですね。」
安酒場から出ると冒険者のパーティがいくつかうろうろしている。
報酬の安い求人広告とかもってうろうろしている。
「ココリコの島で魔法使い求む。」とある。
「こんな辺境いきたくないよね。」という声がきこえる。
レッシュが張り紙を見る
「地下迷宮発見 冒険者もとむ!とても危険だが、高給優遇。」
とある。
「現在 魔法使いが足りないので優遇。」という文字が躍っている。
「こんな離島なんかいってらんないしー。」
幕間
「お節介な奴らは退場しましたな。」
「唆した雑兵どもは、続々と集結しております。」
「貧乏冒険者には懸賞金と名誉につられ集まってきております。」
「悪徳魔法使いが王を操っておると吹き込んでおきましたのでー。」
「王は傀儡ですからなー。」
「なんでも~切れると思い込んでおる魔法の剣も持っておるから敵無しじゃ~。」
「それはそれは超軽い魔法の剣ですゆえ。」
「破格値で購入。まだまだ割賦払いの残額がまだたくさんありますからな。死ぬ気で働いていただかないと。」

|

懸賞金

トロンヘム市街から出て、ココリコの島の火王コスースの神殿があるという噂を聞いて、そこに向かうことにする冒険者達
酒場の与太話韮ると現在 海賊に占拠されている。
ドワーフの隠された聖地があるという噂もある。
善なる火の神コスースの祭壇がココリコの島にあるらしい
ゆえにそこまでで向こうという話になっていた。
コスースはアイミックスと対立している。
ザーマンルーはアイミックスと激しく対立している。ザーマンルーは、アイミックスの不肖の息子である。
邪悪な父を討ち滅ぼすべく活動している。
トーエン「よくある話だな。」
周囲には冒険者の小グループがちらほら増えている。いきなりその連中に近づき
トーエン「何をしにきたのかな?冒険者ギルドはむこうだがー。」
といきなり聞く。巻物を握りしめた冒険者は、トーエンの顔をまじまじと覗き込む。
トーエン「あーその似顔絵は似てないから。」
と言われて仰天する
指名手配ゴルザップと書かれている書状をしたためている冒険者。
トーエン「今はゴールドパーンになっている。」
冒険者「なんだそりゃー。うーむ。あんまり似てない。」
トーエン「依頼主はだれ?と賞金の額?」
冒険者「依頼主はルガランだが。」
レッシュ「その名前は聞き覚えがるぞ。」
トーエン「だれだっけ?」
チェルシー「爆死した奴では?」
レッシュ「三台の黒塗りの馬車を追いかけていったときに爆発した馬車に搭乗していた奴ではなかったかと....。」
トーエン「わりと最近のことだな。魔術師組合に潜入していた不貞の輩の一人ってことか。ってことはルガランはすでに死んでいるということになる。」
絶句する駆け出しの冒険者。
トーエン「それはどこでいつもらったのだ?」
冒険者「国境の王子の渡し。そう伯爵の土地。廃墟だったな。そこの船着場ぐらいだったかな。」
うなづくトーエンたち。
冒険者「二週間前かな。」
チェルシー「どうやら...爆死する前にビラを撒いているようですね。」
冒険者「懸賞金は5000ギルですね。」
指名手配ゴルザップと書かれている書状をしたためている冒険者。
トーエン「今はゴールドパーンになっている。」
冒険者「なんだそりゃー。うーむ。あんまり似てない。」
トーエン「依頼主はだれ?と賞金の額?」
冒険者「依頼主はルガランだが。」
レッシュ「その名前は聞き覚えがるぞ。」
トーエン「だれだっけ?」
チェルシー「爆死した奴では?」
レッシュ「三台の黒塗りの馬車を追いかけていったときに爆発した馬車に搭乗していた奴ではなかったかと....。」
トーエン「わりと最近のことだな。魔術師組合に潜入していた不貞の輩の一人ってことか。ってことはルガランはすでに死んでいるということになる。」
絶句する駆け出しの冒険者。
トーエン「それはどこでいつもらったのだ?」
冒険者「国境の王子の渡し。そう伯爵の土地。廃墟だったな。そこの船着場ぐらいだったかな。」
うなづくトーエンたち。
冒険者「二週間前かな。」
チェルシー「どうやら...爆死する前にビラを撒いているようですね。」

|

« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »