« 石版 | トップページ | 帰還すること »

助けはこない

トーエン「カルシアス!カルシアス!」
何もおきない。
トーエン「べんとらー。べんとらー。おいでませー。」
何もおきない。
トーエン「ベクナよ~きたれ~。」
何もおきない。
トーエン「忙しいから~無理かー。じゃ~。」
笛を取り出し、いきなり吹く。
ぴ~~~ひゃららら~。
白骨の馬に曳かれた黒塗りの陰気な雰囲気の戦闘用馬車に乗った死せる王がやってくる。
真っ赤な目が輝いている。
明らかに不愉快そうである。
王「約束ゆえにはせ参じたが、何用かな。」
トーエン「見てのとおり、開けたらどうなるのでしょう。」
王「扉がひらくだろー。」
トーエン「その先には何があるのでしょう。」
王「それは空けてみればわかるだろー。余には、その先のことまで見通すことはできぬ。渦巻きは、そのものは邪悪。禁忌だ。言ってはならぬものだ。」

|

« 石版 | トップページ | 帰還すること »

episode-4」カテゴリの記事