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実験

一行は、王宮にもどって報告をするのであった。
魔法陣の描かれたタペストリーを差し出すレッシュ。
トーエン「そのタペストリーに乗るとどこかに転送されるやもしれないので、乗らないほうがよろしくかとー。そうそう報告があります。連れて行った兵士は一人 何者かが憑依しておりましたぞ。他にもいるかもしませぬ。今回連れて行った13名の兵士で守りを固めて、残りの兵士全員を広場に集めていただきたいのです。」
王「兵士は、王宮には100名もおらぬ。やらんとーいかんのかのー。」
レッシュ「王を守るためにございます。寝首をかかれるとも限りません。」
王「ならばー。兵を集めよ。忠誠を確認とすると伝えよ。」
トーエン「料理人も庭師もあつめてください。」
王はしぶしぶ、集めるように伝える。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
怪しい奴は一人もいない。
王宮の中はだれもいないという状態である。
冒険者はあちらこちら見て回るが、怪しいものは発見されなかった。
王「あまりいい気分ではないのー。」
レッシュ「怪しい者は、いませんでした。」
王「では持ち場にもどるようにー。」
わらわらともどっていく。
トーエン「濡れ衣は、これにて晴れましたかな。」
王「まーねー。」
チェルシー「風評被害の原因を突き止めて、害虫は駆除しましたのでー。まだ潜伏している者が隠れているやもしませんぬがー。」
レッシュ「魔術師組合だけでなく、市内にも潜伏している者もいるかもしませぬが。」
トーエン 会計士への面会の段取りをすすめる。とりあえずの面会は許可される。
謁見の間から退出して、牢屋に出向く。
トーエン「話す気になったかな?」
会計士「全部はなしってますって〜(悲鳴)」
トーエン「こっち側につかないか?」
会計士「なんのことやらさっぱりー。」
トーエン「ドローではなくってこっちに付かないか?」
会計士「 ドローについた覚えはないのですがー。」
レッシュ「ソルティールじゃなくってこっちにつかないか?ってことですよ。」
会計士「ソルティールってだれですか?」
トーエン「あなた達に会計処理を指示していたのは、誰か?」
レッシュ「素直にはばいいね。」
会計士「オールダムって方です。」
チェルシー「肉塊になってますよ。」
レッシュ「魔法で本人から聞き出しますか?」
会計士「で、、できるんですか?」
レッシュ ぶつぶつ呪文をつぶやく。
肉塊に呪文をかけたが、効果は発現しなかった。
チェルシー「ということは、この肉塊は、オールダムって人ではないということになる。ハリーの残骸ばかりということになるのか?」
トーエン「爆発にも巻き込まていないし、死亡してもいない。」
エリー「巻き込まていたかもしれないけど、本来の霊魂は完全に破壊されていたとかー。」
レッシュ「逃げったということかな。」
トーエン「ハリーに話を聞こうとするならば、組合会館ホールに行くしかないか!」
トーエン「じゃー厳しい尋問が続くかもしれないけどがんばって!」
絶句する会計士が二人。

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