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野人

翌朝 6月24日
野生化したぼろをまとったガルズレイスらしい男が発見される。
四つん這いで髭、髪の毛伸び放題。体毛はかなり濃くなっており、目はいっちゃっているような感じのやせた男を発見する。すでに人語はあまりわかっていないようだ。
チェルシー「人間じこ~ないみたいです。」
レッシュ「なんだか~心はオオカミに入れ替わっているような感じがします。」
トーエン「除霊したところで、心が空っぽになったところで捕獲すればいいかな。」
老人「さっさとツボを割ればよかろう。」
トーエン「え~~いいのー。この時をまっていたんだー。」
勢いよくツボを石にたたきつけて割る。
パリーン。
魂は、本来の体に戻っていく。
追い出されてしまった魂は消滅。
いきなり正気にもどるガルブレイス。
その言葉、たどたどしく。
ガルブレイス「い  い  いったいどうなっているんだー。なんか~臭いなー。」
チェルシー「説明しよう。それは貴方の体臭です。細かいところは~。」
トーエン「何もかの手によって、あなたは、この魔法きツボの中に閉じ込められていたのです。私が見つけて割りました。」
ガルブレイス いまいち信用していなく。何度も真意か尋ねる。
チェルシー「ほんとにほんとです。」
老人「ほんとじゃほんとじゃ。」と答える。
トーエン「ガルブレイスさん。元に戻って何よりです。」
ガルブレイス「何かまた、仕事をねじ込もうとしているでしょう。」とまだ疑っている。
チェルシー「そんな使役なんて考えていませんよ。」
トーエン「ガルブレイスさんが、正気を失っている間に、物凄く魔術師ギルドから、嫌わてましてね。理由はなんとなく分かるんですけどー。たよってばっかりだったから〜。」
老人「いっぱい貸しがあるのだ。牛一頭とかいろいろとね。」
トーエン「雪の子豚亭にありますから、戻って食べてください。送ってきましょうか?」
老人「そういうことじゃーなくって!ガルブレイス!お前に牛一頭の貸しがあるのじゃー。」
トーエン「嘘はよくない。だめ絶対。」
エリー「記憶の混濁状態にずるいです。」
老人「こういう時に貸しを作っておこうと思ったのにー。」
レッシュ「大丈夫。また、牛ぐらい上げるから。」
老人「よっしゃ。よっしゃ。メモメモ〜。三頭じゃな。」
チェルシー「増えてるし。」
トーエン「厄介あときには、当然働いてもらいますから。」
チェルシー「我々の手に余るときですからー。」
老人「面倒だしー。二頭でいいわい。」と拗ねる。
チェルシー「お二人には造作もないことですから、大丈夫です。」
レッシュ「ただで牛が手に入るのですよ。」
老人「えー面倒くさそう。」
トーエン「もちろん!牛一頭以上にめんどくさいことになるでしょう。」
レッシュ「それは言わない約束でしょ。」
老人「それは、いやじゃのー。」
トーエン「大丈夫です。メンゾベランザンに連れていけとか言いませんから。」
レッシュ「とりあえず、見つかって帰ってこれてよかったですね。ガルブレイスさん。」
ガルブレイス「なんか面倒くさいことになっているような感じがして、なんかすごくいやなんですけど。」
トーエン「先程まで狼の低級霊がついて、野山を駆け回っていたのですが、足とか大丈夫ですかね。」
ガルブレイスの髪の毛、髭、その他の体毛も伸び放題。
トーエン「精神が肉体に影響してしまったんだ。人間にもどったんですから、そのうち戻りますよ。」
ガルブレイス「吾輩なんでこんなに臭いのだろう。」
チェルシー「沐浴してないからですよ。」
トーエン「先程から言っているじゃーないですか。野山を駆けずり回っていたと。」
チェルシー「おなもみとかついてますよ。」
トーエン「こんな時期に橋回るもんですからー。引っ付き虫系のの植物がけっこうついてますよ。」
レッシュ「その辺りに川もあるしー。」
チェルシー「雪解け水は冷たいよー。」
レッシュ「身が引き締まるよ。」
チェルシー「とりあえず戻りましょう。」

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