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交渉

レッシュ「俺たちの偽物がいるんだー。間違いない。そうすれば~すべてが納得いく。」
トーエン「魔術師組合に毛嫌いされても、しょうがないかなー。なんとくなくわかるのだがー。」
レッシュ「わかってじゃん。たまにー無理難題は言うけどー。」
トーエン「魔術師は全員送り届けたはずだしー。帰ってこなかったはいいがかりだー。」
レッシュ「途中でさらわれたとか。これは、陰謀かもしれない。」
トーエン「いやいや~送り帰しただろー。全員!」
チェルシー「事実を改変している者がいるに違いない。」
レッシュ「それが実は魔術師組合の組合長に間違いない。」
トーエン「ドロウが暗躍して、組合長にすり変わっているとか~。こんなに嫌われているのも嫌なので、國のためにちょっと一仕事しますかー。なにか困っていますか?とくに戦闘的なものとか~。」
王「いや~今現在紛争とか揉め事はとくにないー。無理難題を言ってくる冒険者がいるぐらいだ~。」
レッシュ「平和そのものとー。」
王「困っている事案はないな。」
トーエン「北の駐屯地は暇なんでしょう。」
王「國が消滅して、廃墟しかないし。人民はちりじりばらばらになってしまった。壁をつくりすべて排除したからな。」
レッシュ「それは悪いことでない。」
トーエン「残るは財政再建。」
王「寄進は、いくらでも受け付けておるぞー。」
トーエン「じゃ~5万ギルを政治献金しましょう。」
王「ふむ。ならばー。今日はトーエンの日にしよう。」
トーエン「なんで~や~。それはいらない。」
王「2月17日トーエンに感謝する日にきめたぞ。後世のちのちの世まで感謝するようにしよう。」
レッシュ「それよりー。名前だけの爵位をくれ~男爵とかー。」
トーエン「名前が残ってうれしい奴ばかりだと思うな。迷惑だ。おかしい。5万ギルぐらい寄付する富豪ぐらいいくらでもいるでしょう。」
王「貧乏人は多いが、富豪はいないのだー。」
トーエン「魔法の空とぶ箒は1本、5万ギルぐらいするでしょう。」
王「あの箒は、基本的に取引の対象ではないし、貸出品だ。」
トーエン「そもそも財政が困窮している理由は?」
王「戦争と難民が原因だよ。」
トーエン「両方とも原因は俺たちじゃ~ない。」
チェルシー「両方とも解決に奔走したんですから~。それは評価してほしいな。」
王「戦争が終わったら、ほとんどは他に行った。一部はここに残った。」
トーエン「ならば、王国の財政はふつーになったわけじゃ~ないの?」
王「戦争債の返却とか借入金とかいろいろあるのだ。」
トーエン「魔術師組合にお金を出しすぎなんじゃ~ないの?」
レッシュ「これは裏があるぞ。資金をどこかに送っているとか~。横領している奴がいるとか。」
トーエン「サンクス・トーエン・ディはいいから~一つお願いがあります。」
王「なんじゃ~。」
トーエン「一目でいいから、遠くから魔術師組合の組合長の姿を拝見したいもんですな。できれば、それ以外の幹部全員もいっしょに。」
レッシュ「王に謁見している席を離れた場所からみるぐらいで構いませんので。」
王「その程度であれば~会食するので、それを隣の部屋から見ていればよい。」

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