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待ち伏せ

門の両脇から、いきなり矢が雨のように飛び出してくる。
ドスドスドス当たって、総崩れになるドワーフたち。
レッシュの魔法では発見しにくい狭間(アロースリット)は、罠ではなく単なる危険な存在でしかない。
自問自答するレッシュ。
チェルシー「油断をするなー。ここはまだ敵地だ~。」
敗走、後退するドワーフたち。
トーエン「こんなに必死に守っていると当然突破したくなるよね。我等の敵しかいないっことだー。」
レッシュ「我等が突破していけばー。いいのだー。」
トーエン「狭間ごと破壊すればー。いいのだ。」
レッシュ「明日になればー。完全破壊ができるよ。」
チェルシー「休んでいいでない?」
トーエン「じゃ~ここで野営だ。」
ドワーフ「砦まで後退すれば~いいんでないかい。」
トーエン「それは時間がもったいない。この魔法の指輪を負傷者がはめればー。失われた部分は生えてくるし、傷はまたたくまに癒える。どうだー。」
ドワーフ「後退しようよ。そして、楯を大量にそろえて、戦列を組み、周囲を楯で囲んで突入し、狭間を埋めて城門にせまるしかなかろう。」
トーエン「ならばー。片方を任せるので反対側が一手に引き受けよう。」
ドワーフ「え~~できるのか?」
トーエン「俺のふたつ名は、城壁崩しだ。」
ドワーフ 大喜び~。「任せる。」
すたすた前に進んでいき、いきなり地面に拳をたたきつける。
大地鳴動して、地割れが突き進む。
トーエン「崩れるゾー。俺の名は、城壁崩しのゴルゼットだ~。」
地割れが突き進んで、アロースリットのある片側が崩落して、中の部屋が一部むき出しになる。
敗走するリザードマンたち。
レッシュ「今日は打ち止めになるまで頑張りましょう。」
ぶつぶつ呪文を唱える。
いきなり地面が揺れて、反対側の壁が崩落する。
トーエン「あんまり関わりたくないんだがー。」
扉を残して、その周辺が崩れ落ちる。
レッシュが破壊した箇所から、茶色の四本足の大きな甲虫が飛び出してくる。
大きな尻尾、一対の長い触覚がある。
その大きさは1.5mもある巨大な生き物である。
トーエン「それは~無理だー。」
ピョンピョーン。二匹飛び出してくる。
トーエン「ドワーフの勇敢な戦士たちよー出番だ。」
悲鳴をあげるドワーフは、真っ先に逃げる。
トーエン ドワーフの斧を取り上げて、投げつける。
斧にとびつく甲虫
トーエン「今だ~逃げるぞー。」
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
甲虫二匹が斧をぼりぼり食しているところに大きな旋回する巨大なハンマーが出現
甲虫二匹を粉みじんに粉砕する。
飛び散る肉片。

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