« 建築作業 | トップページ | 発展 »

別れ

10月7日
冒険者たちは、ゲルミアを探して、生暖かい目で観察すると
子供から駄菓子を取り上げて、飢えをしのいでいるようだ。
親に発見されて半殺しされる。
逃げていくゲルミア。
トーエンビレッジでしばらく建設作業と畑仕事にせいを出す冒険者。
10月10日
冒険者たちはゲルミアを探す。
居場所がなくなり、仕方なく人がいない目立たない場所に掘っ建て小屋をつくりそこで雨露をしのいでいるゲルミアを発見する。
チェルシー「小屋を建てるまでになったか~。」
小川に釣り糸をたれるも何も収穫はない。
トーエンビレッジでしばらく建設作業と畑仕事にせいを出す冒険者。
10月13日
ゲルミアを生暖かい目で観察する冒険者
村民からの通報を受けて、お節介な神聖騎士団の小隊がゲルミアの小屋を焼き討ちにする。
ゲルミアはさっさと逃げて無傷である。
森の中に逃げ込む
レッシュ「騎士団の方々なにかあったのですか?」
騎士「村のあちらこちらからものを盗んでいる奴がいるということで。鉄拳制裁だよ。がははははは。」
トーエン「納得納得。」
騎士「子供を泣かす不逞の輩だ。曰く付きの問題児だよ。診療所をつくったついでかな。」
チェルシー「ご苦労さまです。」
ゲルミアは、木の実をつまんでいることを確認する。
10月14日
ゲルミア 狼に追われて、木の枝の上で寝ていることが確認される
レッシュ「出会ったときは、こんな怠惰な奴ではなかったのになー。」
エリー「甘やかして、放置したからだろーにー。」
チェルシー「いつまでも観察しているわけにはいかないかとー。」
いきなり透明の魔法の効果をはずして、ゲルミアの前に姿を表す
トーエン「だいぶ懲りた?」
ゲルミアの目が泳いでいる。返事はない。
トーエン「じゃ~飯でも食うか?」
だされた食事にがっつくゲルミア。
トーエン「どう?やっていけそー。」
ゲルミア「無理~。そっち暖かいところに入りたいよー。」
レッシュ「だめ。そこでがんばれ~。」
トーエン「今なら一緒に村に謝りにいってあげるけどーどう?」
ゲルミア「いやだ~~。そっちがいい。」
レッシュ「やはり~反省していないようだ。」
トーエン「どうしたいのかな。ゲルミアくん。」
ゲルミア「そっちにもどりたい。」
レッシュ「もどって何がしたいのかな。」
ゲルミア「ごろごろ~。」
トーエン「だめだ~。自立しないとー。」
ゲルミア「自立したくないー。」
トーエン「それは~親に言わないと。我等は親じゃないし。俺の知り合いを紹介するから、その下で働いてみる?風の王なんだけどねー。」
レッシュ「あの方か~。」
トーエン「最悪、美味しくモグモグされてしまうだけだけどねー。そうじゃ~なきゃ~ベクナとか~。」
ゲルミア「いや~だ~。」と叫んで逃げようと走り出す。
チェルシー「彼は自立の道をえらんだようだ。」
トーエン「森の中じゃ~一人だと無理だぞー。帰ってこーい。」
返事はない。
トーエン「ゲルミアくん漫遊記ここにて完。」
レッシュ「がははははは。」
トーエン「なんか~もやもや。後味が悪いなー。ゲルミアくんここに金貨100枚おいてくぞー。もってけ~。」
そこいらに金貨が入った袋をひとつ傍らにおく。
トーエン「ゲルミアくんは、人生の坂を下り始めたばかりだ~。」
エリー「転げ落ちていくのであったー。」
撤収をはじめる冒険者。

|

« 建築作業 | トップページ | 発展 »

episode-4」カテゴリの記事