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早ぐい

トーエン「早くしないとー住むところもないぞー。」
絶句するゲルミア。冒険者全員かかりで近隣の木々を伐採し建築用の材料を準備している。
*生木はそのままでは、適さないし、あくまでも応急の仮設住宅である。
業者からは帆布、針、糸を買い、テント用に縫いあわせている作業も分担してやっているのである。
トーエン「ほら~ゲルミア~。こっちきて~。木もって~ほら~。」
と罵声がとぶ。
デブデブのだめエルフ ゲルミアの動きは遅い。
お腹がつかえているようだ。
チェルシー「ちいさなことからコツコツと~。」
テント村がいきなり出来上がる。
仮設住宅の丸太小屋がどんどんできていく。
楯の中 異次元の大部屋で夜露をしのぎつつ、作業すること一週間
六棟ほど概ね出来上がる。
9/20
ゲルミアの小屋は、まったく出来上がらない。
ゲルミアはあまりやせない。ちょっとお腹がへこんだぐらいだ。
ゲルミア「もういやだ~。」
トーエン「じゃ~後一週間がんばるか~。いやなら~ナイフ一つで無人島生活というのもあるけどーどっちがいい。」
チェルシー「では~続きをしようか~。」
トーエンビレッジに、冒険者の一団がやってきて住民に根掘り葉掘り話を聞いて回っている。
どうやら情報を集めているようだ。
マイドゥの商人がやってきて、住民と支払いでもめている。
仕方なく最初の住民達にも1万ギルを融資するトーエン。
喜ぶ長老
トーエン「あくまでも貸し付けだしー。後でかえしてもらうからね。」
絶句する長老
トーエン「15年後に取り立てにくるから~倍にしてかえしてもらうからね。」
マイドゥの商人がじろりと観察している。
トーエン「あ~なんかふっかける気だったなー。ここで司祭に懺悔しなさい。」
レッシュ「私がマイドゥの司祭です。両方が特になるようにするのがマイドゥの教えではありませんか?」
レッシュは、商人に説教をはじめる。
商人の心にはまったく届いてないようだ。
トーエンは、あまった材料を抱えて、村のはずれにレッシュの為の説教小屋を建て始める。
村人も何人か手伝う。
トーエン「ゲルミアは、建築作業には向かないようだ。」
息があがっているゲルミア
チェルシー「もう少し森の奥へ行こうか~。」
トーエン「じゃ~弓とかつかえるよね。狩にいこうか~。」
馬は、ゲルミアの重量に搭乗を拒否する。
トーエン「馬なんかにすがってどうする。徒歩だってー徒歩。」
馬に馬鹿される。
レッシュ「エルフなら~弓と矢をできるだろー。」
材料をわたして、皆で観察してみる。
曲げた木材がいきなり元にもどってしまって、曲げる作業がまったくすすまない。
集合材ですら、いきなり剥離してしまう。
びよよーん。
トーエン「いやいや~。前できただろーに。」
ゲルミア「もう忘れた~。」
横にごろごろころがる。じたばたしだす。
まったく何もできない。
レッシュ「この子は何もできないー。」
チェルシー「ならば~もっと簡単な矢ぐらいでできるだろー。」
トーエン「はい黒曜石だよ。」
ゲルミア「あれ~。」
黒曜石を粉砕している。
エリー「あれ~じゃないよー。まったくー。」
トーエン「君のr友のころの得意技はなに?」
ゲルミア「早ぐいかな。」

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