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再会

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島を目指して、いきなり旅館を引き払いそそくさと島へ向かう冒険者。
海上をつきすすむ空飛ぶ魔法の絨毯
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目的の島の海岸に、黒い煙を煙突から吹き上げる馬車と黒い馬が四頭がいる。
冒険者には見覚えのある馬車である。
周囲には悪臭が漂っている。
廃液で周囲の海水が七色に輝いている
その海水が漂っている場所には、魚の死骸が浮いている。
冒険者の空飛ぶ魔法の絨毯がそこに降りると走ってかけるよるトーエン。
トーエン がんがんノックする。
馬車の扉があいて、煤けたエルフの男が顔をだす。
トーエン「久しぶりー。」
黒のエルフ「なんか~また作れっのかいー。」
トーエン「前もいったが~。作業する場所は考えよー。」
黒のエルフ「あっちこっちで~出ていけと言われて今ここにいるのだー。なにか?」
トーエン「毒液が流れないように溜池をつるとか~。もっと考えろーまったくー。」
黒のエルフ「お前にいわたかないわいー。」
トーエン「そんなことを言ってると奈落に落としちゃうぞ~。」
黒のエルフ「いろいろと望みを叶えやったのにー散々な言われようだな~。」
チェルシー「そこまでできる貴方なんですから~。毒液を浄化するのは簡単なはずです。」(きっぱり)
黒のエルフ「ほっといてくれ~。」
トーエン「とりあえず、この籠手なおせないかなー。」
黒のエルフ「それ~酷く禍々しいモノだな。こっちの領分ではないな。地獄なり冥界なりに行ってくれ~。」
トーエン「地獄はちょっと~。」
黒のエルフ「無理無理。材料が地上のものじゃ~ない。」
トーエン「てめぇ~喧嘩うってんのかぁ~。」
レッシュ「ま~ま~ま~。」
トーエン「地獄は無理無理。危ないし~。」
黒のエルフ「大丈夫。図太いから~なんとかなるってー。」
チェルシー「ふつーの人は、行ったら死んでしまいます。」
トーエン「死に神に睨まれてるし~な~。」
黒のエルフ「だったら~死なないよ。わははははははは。」
レッシュ「そんなもんだっけー。」
トーエン「魂をいくつか持って帰れば、釣り合いがとれて死に神も許してくれるのだろーかー。うーむ。連れていってくれ~。」
黒のエルフ「こっちは忙しいのだ。」
トーエン「何をつくっているのだ。」
黒のエルフ「今図面をかいて、まったり考え中だー。」
トーエン「だったら~油を垂れ流すな~。まったくー。」
黒のエルフ「勝手に漏れちゃってるだもーん。しょうがないではないか~。」
チェルシー「修理するということをしないのかー。」
黒のエルフ「ちょっと漏れているだけだしー。」
トーエン 突然、その場を離れる。
トーエン「いでよ~大地の精霊よ~。」
地面が盛り上がり~、人の上半身の姿となる。
トーエン「この馬車の周辺に土嚢を積み上げて、取り囲むように高さ1フィート程度の土塁の輪をつくり囲んでほしいのだ。」付近の海岸にいきなり、ちょっとした高さ1フィート程度の盛り土をして、馬車の周辺を囲みます。油だけをなんとか流れない簡易的なものをいきなりこしらえます。
仕事が終わるとさっさと消える精霊。
トーエン「油はたまったら~掬って回収して、綺麗にしてもう一回使ってください。」
黒のエルフ「面倒だな。大量消費が一番らくなのだー。一人が一番楽なのだ。」
トーエン「知ってますよ。でも~八人で魔神と戦っているじゃ~ないですか~。」
黒のエルフ「その一件は、余は関係ないしー。」
トーエン「最近の新作は?」
黒のエルフ「よく飛ぶバリスタかな。」
レッシュ「持ち歩けない~。」
トーエン「油は何に使ってるのー。」
黒のエルフ「炉を燃やす燃料だがー。」
レッシュ「だったら~。回収してそのままくべれば何も問題がない。」
黒のエルフ「その通りだな。一考しよう。」
トーエン「油を手に入れるほうが大変だろーに。」
黒のエルフ「そりゃ~そうだ。それは一本とられたなー。わははは。しかし、漏れている原因を探すところの方が時間がかかるな。」
レッシュ「アイデアは、無料ではありませんよー。」

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