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納品

トーエン「ここまで逃げてきて、国を再興するとか~。」
難民「生きるので~精一杯だよ。何いっているんですか~。」
トーエン「改宗すればー生き残ることはできるかとー。」
レッシュ「海峡の向こう側に今新しい町がありますよー。」
難民「改宗を強要するんじゃ~ないのですか~。」
トーエン「当然。」
難民「面倒だな。」
レッシュ「似たような宗教だったはずだがー。類はともを呼ぶといいますかー。」
トーエン「漆黒の太陽神は、原初の怒れる炎とは違うの?」
難民「言っていることよくわからない。」
トーエン「ちょっと~呼び出してよ。」
難民「そんなー最近供物をお供えしていないから~。贄がない。山羊もいまはいないしー。」
トーエン「え~~~そっちですかー。」
難民「最近、苦難続きだし~。神はあんまり信用できないー。」
トーエン「だったら~とっとと改宗しろよー。」
難民「んじゃ~あっちに行こう。しかし、もう船がない。」
難民「筏は、もうぼろぼろだ。」
難民「海の流れは、かなり早い。」
難民「木を切り倒して、準備するかー。」
トーエン「島影に神殿を知らないか~。」
難民「二カ月前ぐらいにすんごい音がした。空が割れたように思えた。地震もすごかった。かなり揺れた。しかし、そこがどこなのか?はよくわからない。確認はしていない。」
難民に偽名を忘れるなとつぶやき、別れを告げる冒険者はさらに西へと向かう。
冒険者は、空飛ぶ魔法の絨毯でそそくさと進んでいく。
三日進むが、発見はなかったので一旦引き返す。
トーエン「できたか?」
黒のエルフ「まだだ~。せっかちだな。明日だな。」
重油漏れがないかと確認する。
汚染地域の重油まみれのカモメになったを必死に洗浄する。
8/20
復元された魔法の剣を渡されるトーエン。
刀身には、重厚で繊細な彫り物が刻まれている。
トーエン「これがなきゃ~一日早くできんじゃ~ないのかー。」
黒のエルフ「そんなことを言うな。一生懸命に刻んだのにー、その刻印とて魔法のちゃんと意味がある。」
トーエン「なんて意味があるのー。魔力増幅とか~。気分でいれたわけじゃ~ないよねー。」
黒のエルフ「下銭の民は、これだから~。報酬で肉でも買いに出かけるかな。にやにや。」
レッシュ「エルフなのにー肉を食うんだ。」
黒のエルフ「草食の奴とは、違う。」
用事をすませるとさっさと出発する。

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