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解説

その声は、環状寺院か、天空の城で聞いた記憶がある。
トーエン 「ドローエルフのような感じがする。」
ぞろぞろと帰っていくゴーレムたち
レッシュ「もう帰ってしまったようだ。」
チェルシー 石ころを投げつけ、命中するが、状況に変化はおきない。
冒険者がうだうだしている間に老人たちの焼肉テーブルに少年が一人増えている。
凝視するレッシュ。
少年 固まる。
機械仕掛けの骨格標本のような
映画「terminator」に登場したT800のようなものが、外見を偽って会話に交じっていることがわかる。
かなりの上位の精神体の化身であることがわかる。
レッシュ「天使のようでー天使でない。談笑していますが~お知り合い?」
老人「知り合いというほどー懇意にしているわけではない。」
少年「ドローエルフども、早々に撤退したようだな。」
むしゃむしゃぱくぱく
周囲取り囲む冒険者。
トーエン「どなたの御使いか~は、存じませんが....。泥棒はよくないですよ。」
少年「何も盗んではおらぬが~。」
トーエン「いや~食べとる食べとる。今現在行為の真っ最中。」
少年「イヤイヤ、君からは何も取ってはおらぬ。」
トーエン「われらの資産みたいなもんじゃ~ないですか~。」
嫌な顔をする老人達。
少年「それは、違うと老人たちは言っておるぞ。」
不満そうなトーエン。
トーエン「老人が承知しているのではあれば~それはそれでいいのですが~。ところで誰の御使いですかな。」
少年「わが主の代理人にならないか?」と書状を取り出す。丸めただけの羊皮紙を紐で縛ってあるだけである。
トーエン「蝋で封印がしてある格好いいのじゃ~ない。」
むっとする少年
受け取り広げてみるがうねうねとのたくった書体で判読不可能である。
そう、ゆとり世代には読めない筆記体の文字である。
トーエン「ちょっと~これを読んでくれ~。」とレッシュにそさっさと引き渡す。
レッシュが巻物を広げると紙面の中から、文字が盛り上がり人の形になり、ぼそぼそと話を始めます。
レッシュ「何か説明をしてくれよ。」
見えているのは、レッシュのみ。
トーエン「理力をもたぬものには、何も理解ができないということか~。通訳してくれ~。」
「この一帯を混乱に陥れた混沌の魔法使いは、この地を離れてしまった。
彼らが招き入れようとしていた負の領域の主にして、生き血をすする既に死したる迷宮の王
の行方手を遮り、唯一の門を閉じたことは、称賛に価する。
手引きした僧侶を亡き者にした。」
トーエン「そんな~奴いたっけか~。手ごたえが今一つなかったものでー。」
老人「殺害した上に尋問したではないか~。」
「そのすべてを利用しようとしていたドローエルフどもの悪だくみは、すべてにおいて頓挫した。
しかし、彼らの行動を陽動にして、別なる計画をすすめていた精霊教団の計画は、逆にうまくいってしまった。」
トーエン「始源の地・水・火・風を信仰する教団の人たちか~。」
「巻き添えにされたゲルスの人たちは、どこかに行ってしまった。そこでだ。その失踪した人々を助けに行ってはくれないかな。
そう、われらの代理人として」
とまで巻物の上に現れた小さな老人が説明してくれる。終わると消えてしまう。」

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