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腹痛

チェルシー「ゲルスから西北西の方角だって~。いこうか~。」
トーエン「遠回りをしたくないのでー。湾を縦断して、とっとといくー。」
不眠不休で七日貫徹で飛んで行く冒険者。
ゲルミアは、まるまると太っている。
動きもせず、ごろごろして食事しているだけなのでお腹がぽっこり出ている。
岸には、包帯ぐるぐる巻きの魔法使いが待ち受けている。
大きく手をふる魔法使いカルシアスとヴェラン。
トーエン「アルベルト?フィッツカラルド?ベクナの側近?」
カルシアス「ようこそ。ベクナ教団!とうとう仲間になる決心をしてくれたとか~。」
トーエン「仲間になんかならない。」
ヴェラン「ええ~~~。」
チェルシー「こんなところで合うなんて奇遇ですね。」
トーエン「完全に行動がばれとるー。ま~ちょうどよかった買い取ってほしいものがあるのだー。」
カルシアス「なんだー珍しく金に困っているのか?」
トーエン「いろいろと宝を手にいれたのだがー。どこの業者も買い取ってくれなくてね。買い取ってほしいのだ。
ドローエルフが持っていたモノとか、ドラゴンの宝物とか~。ゴーレムが持っていたものとか~。」
チェルシー「邪悪な笏杖とか、邪悪な指輪とかー。」
トーエン「蠍男から取り上げたものとか~。それはーいろいろ。我等にはつかない代物だ。善なる魔法の道具と等価交換でもいいよー。」
ヴェラン「それは~無理な相談だ。」
チェルシー「魔法の笏杖がある。」
カルシアス「それなら~金貨二万だな。」
チェルシー「魔法の指輪がありますー。それも三個」
カルシアス「一つ1万だな。」
ヴェラン「いいけどー。そもそも現金がそんなにない。証文というわけにもいくまいてー。」
カルシアス「うーむ。現金を用立てるので、しばらく時間がほしい。ここから動くなよ。」
ヴェラン「明日出直してくるので、しばし待たれ余。」
トーエン「ここに野営して、お待ちしております。」
いきなり帰還呪文で消え去る二人。
レッシュ「空飛ぶ魔法の絨毯で底引き網漁?」
チェルシー「網がありません。巻き上げ機がありません。」
トーエン「そこそこのところに魚はちゃんとーいる。」
釣り糸をたらして、海釣りに興じるレッシュは、ウツボが三匹つり上げる。
トーエン「皮のしたに虫がいるから~。注意しないとー。」
レッシュ「油であげてしまえばーいっしょいっしょ。」
まかないおばちゃんは、調理拒否
仕方なくレッシュがうつぼを捌く事になる。
トーエン 魔法の指輪のちからで、海中でもなんなく息ができるのでーそのまま海の底まで降りていき、
イワガキ、ムール貝をそのまま鷲掴みで持てるだけ袋に放り込み、のこのこ歩いてもどってくる。
まかないおばちゃん「イワガキ?レモンがないー。ムール貝は焼きかい?」
貝料理が山のように出てくる。
チェルシー「腹痛?食べ過ぎです。」
トーエン「貝とカキは、素人はだめだってー。」
ちょっとお腹が痛い冒険者。

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