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老人

トーエン「そんなのいたっけー。」
老人「カルシアス、ヴェランって友人もいるしー。」
トーエン「やっかないな連中であることは事実かもしれない。」
レッシュ「ワイルドカードとかジョーカーとか~。すべてを破壊していくとかー。」
トーエン「善の軍勢に加担するつもりは、あんまりないしー。」
カサカサ行っている奴が天稟の刺繍がある服を着用していることに気がつく。
トーエン「裁きの神の僕ですか?」
カサカサ「我等は、調停者と呼ばれている。微妙だがー違う。裁くものではなく均衡をもたらす者だ。」
チェルシー「ゲルスで何がおきているのか?が気になる。」
老人「ならば、見に行くか~。」
トーエン「そうやって~すぐに行きたがる。」
レッシュ「また~。なし崩し的に巻き込もうとしている。」
老人「それは~我等が行きたいからじゃよ。」
レッシュ「なし崩し的に仕事を押しつけたいからじゃ~よ~。」
老人 (`へ´)
トーエン「老人達が直接出向いて、門のところでひと暴れしたら、即解決するんじゃ~ないのー。」
老人「そりゃ~そんな簡単にいかんと思うしなー。」
老人「そうそう。持病をいろいろもっておるわれら~にそんなに期待されても無理なんじゃ~よー。若いもんには,まず経験が必要なんじゃ~よー。」
カサカサ「そうそう。どうぞ。どうぞ。ってな具合で若いやる気のあるものにはがんばってもらわんとー。」
レッシュ「ならばー。ご老体の護衛ってな任務ならばー。いいんでないですかね。」
老人「ひどいなー。傍観者ばかりでは、世の中はよくならんというのにー。」
老人「そうそう、いつまでたっても隠居もできん。」
チェルシー「傍観者と冒険者は似ている。」
カサカサ「調停者は、観察しているだけー。」
老人「まっさきに揉め事から逃げる調整官はひどいー。ちゃんと~調整しろーまったくー。」
トーエン「そうそう観察しているのはーブックマンの仕事だー。」
老人「揉め事には、ちゃんと介入するのが調整官の仕事ではー。」
カサカサ「それはー若い者にまかせてだなー。」
老人「それが~今回の一件が最悪の状況になっているとなぜ理解せぬ。」
老人三人で非難の応酬が続いている。
レッシュ「じゃ~護衛ってことで前金2500で受けましょう。」
老人「年金生活の老人から2500ギルをむしりとろうという輩とはー。」
カサカサ「あんた~。そもそも年金で生活していないじゃ~ないですかー。」
レッシュ「成功報酬は7500ギルってことでー。」
あっと驚く老人が3人
レッシュ「マイドゥーの神は、「利益は、やる気につながる美徳」であると記しております。」
老人「業突張りの信者がここにおったわー。」
老人「ほれ~必要経費の2500ギルじゃ~。これでなんぞうまいものやらを調達してこい。」
レッシュ「経費削減で毎日オートミールですわー。」
老人「それでは~元気がでない。」
カサカサ「いざという時にいい仕事はできませぬ。」
現金握りしめて、商店街に繰り出す冒険者とまかない係のおばちゃん。
勝手についてくる老人が一人。
いろいろ算段しているのを無視する老人。
老人「しょぼいことを考えているようじゃてー。そうさーなー牛を一頭たのむ。」
絶句する冒険者たち。
レッシュ「毎日牛乳飲み放題~。ホルスタイン?」
老人「そんな手間のかかるー。肉牛を一頭だ。ホルスタインはおいしくないー。」
トーエン「おかしいー。」
老人「君たち小食だねー。これから時間もかかるというのにー。」
チェルシー「自分の食料は、自身で調達してください。」
老人「つまらん。」
しぶしぶ、金貨の束を取り出し、支払いを済ませて、牛に跨がる老魔法使い。
レッシュ「この牛をどうやって食べるつもりですかー。」
老人「それなりにー。」
レッシュ「それなりにーってどうやって食べるつもりですかー。」
老人「解体して食べればいいではないか~。」
チェルシー「自分で解体するんですか?」
老人「やればーいいではないかー。生でもいけるしー。」
トーエン「預かるのは、ごめんですよー。生きているんだしー餌も必要だしー。それ以外もだす物の処理も大変だしー。」
老人「君らにはやらん。」
怒りだす老人。

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