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粉砕

オールが次から次へと落ちていく。
オール2本拾って、楯の秘密の小部屋に放り込もうとする。
楯の秘密の小部屋からいきなり悲鳴。
おばちゃん「薪がきたー。」
トーエン「勝手に燃やすんじゃ~ない。ちゃんと~保管しといてー。」
と叫ぶ。
おばちゃん「こんなのー入らないよー。」
トーエン「ぎりぎりのところで切っていいから~。」
部屋の中からは、不平不満の声がいろいろとあがる。
空飛ぶ魔法の絨毯をいきなり船上 に下ろして、降り立つ冒険者達。
悲鳴、怨念、情念が渦巻いている感じがする。
悪臭はとまらない。
レッシュ ぶつぶつ呪文を唱える。
物品検知の呪文である。
キャラック船の構造に近い帆船である。
*特徴的な複層式の船首楼、船尾楼がある。
船尾楼に居室に向かって突き進んでいく冒険者。
大きな黒い石を発見する。
トーエン「男爵!ハンマーでさっささと壊して~。」
大きな黒い石には、黒いマントに牙を生やしたおっさんが一人が上から覆い被されっている。
レッシュ「吸血鬼だな~。」
神聖な印を掲げる
レッシュ「高貴なる輝きの前に、邪悪なる者はひれ伏せ!できぬならば~立ち去れ~。」
レッシュから光が広がりっていく。
吸血鬼 霧散してしまう。
チェルシー「男爵~お願いします。」
男爵がハンマーを石に降り下ろすと、石とハンマーともに粉みじんに砕けちります。
トーエンの血色がいきなりももどっていく。
幽霊船には、衝撃が走り徐々に床が抜け、ゆっくり壊れはじめる。
冒険者たちは、空飛ぶ魔法の絨毯に乗り、慌てて、船の外へと飛び出していく。
しばらくすると幽霊船は粉みじんになりつつ、海の中へと消えていく。
トーエン「強い奴って意外といなかったなー。」
そそくさとオール2本を廃棄する。

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