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改宗

チェルシー「結局、どこに行くんですか~。上ですか。下ですか。」
男爵「どうするのかね。」
トーエン「もう休もうよ。」
チェルシー「野営はどこでするんですか~。安全なところがいいね。」
男爵「ここは、余の城たがー。城壁の中はまだ安全だと思うが。」
レッシュ「疲れた~。」
チェルシー「城壁の内側おき平屋の建物は、何ですか~。」
男爵「兵舎、武器庫、食料倉庫、馬屋そのぐらいだがー。」
チェルシー「オーガ鬼、動く死体がいなければ、使えると思いますよ。匂いですぐにわかりますけどー。」
男爵 絶句している。
男爵「むこうの大きな建物は、馬屋だ。あっくは兵舎のはずだがー。」
チェルシー「そこは、巨人の番兵が使っていたとろころですね。」
男爵はいやな顔をしている。
チェルシー「では、こちらの建物は?」
男爵「鍛冶場と兵舎だが、荒れていなければ、そっちの兵舎が使えるのではないかな。」
兵舎のほうに向かって、状況を確認してみる。
少々ながら床に白骨死体が散乱し、甲冑や武器は準備されたままの状態で放置されているのがわかる。
簡易ベッド、テーブル、椅子といった調度品は何もかわりなくそのままあるという状況である。
レッシュ「他にも状況を確認してみよう。」
周囲をうろうろと巡回してみる冒険者たち。
倉庫はちゃんと施錠されていた。
倉庫には、小麦粉,乾パン、チーズ、ふつうのワイン樽がかなりの量保管されていることが判明。
チェルシー「大丈夫なのか? 毒見だー。」
レッシュ「打ち所が悪かったら~凶器だよー。22個もあるー。運びいれよう。」
おばちゃん「こんな大きなもの。五個しか置く場所ないよー。」
男爵「5個かける金貨50枚の略奪、無断持ち出し~。まーお買い上げということで後日請求しないとー。」
おばちゃん「巨大なロッキングチェアが邪魔しておけません。厨房を建て増しするとか~何か考えてください。床に絨毯をしくとか~もう少し考えてください。」
レッシュ「天井に吊り棚をつけるとか~したらいいじゃ~ないですかー。」
おばちゃん「そんなことできるわけないじゃ~ないですかー。言うなら~木材持ち込んで作業してください。手抜き工事でチーズが降ってきたら~死にますよ。まったくー。何かには、二人縛られたままでいるんですよー。」
トーエン「それは、難しい。改心しないゲルミアがいるからなー。それはしょうがない。そうだ、ゲルミアは外に出て労働に従事させよう。」
ゲルミア「ほげ。」
男爵「なんとー手間のかかる連中だな。」
チェルシー「体を動かないと動けなくなるもんだ。」
トーエン「最悪、実家に自力で帰ってもらうぐらいできないとねー。」
* 己の集落から追放処分になったことを忘れている冒険者である。
ゲルミア「なんのことろやら~さっぱりわかりません。」
レッシュ「改宗しないとー帰還できないのではー。」

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