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石碑

老人とドワーフの姿は視界から消えるも、周囲の様子はまったく変化がない。
冒険者は、気ままにほてほてと歩く。
チェルシー「だまされた?」
小道が森の中へと続いている。
鳥のさえずりは何がしかの会話をしているようにも聞こえてくるが、理解はできない。
ひたすら~小道を歩いていく冒険者達である。
しばらく進むとちょっと開けた場所に出てくる。
緑色のワンピースを着た、女性が草地の中に横たわっているのが見える。
トーエン「いきなり死体?」
レッシュ「気をつけろ~。」
のこのこ近づいていくチェルシー。
露出多めのドライアードです。緑色のワンピースは、実は、蔓草をもとっているにすぎない。
トーエン「いきなり萌え系ですかね。」
レッシュ「樹液を流しているのは、襲われた後?動いてない。瞳孔はひらいてないか?」
いきなり周囲には、絶叫が響きわたる。
その程度では、動じない冒険者達であった。
背後から飛び出してくる人面鳥ハーピー
腕はなく、羽になっている冒険者を欺く綺麗な女性のような容姿である。
むっくり起き上がるドライアード
いきなり長く爪を延ばしセイバートースのように襲いかかってくる。
トーエン「のんのん 敵じゃないよ。」
レッシュ「単なる罠なんじゃ~ないの?」
とりあえず、楯の中から、いきなりゲルミアを引っ張りだし~
トーエン「テテテッテテ~ゲルミア~。」
ゲルミア「秘密の道具じゃ~ありませんてー。」
トーエン「エルフのはしくれなら~、なんかしゃべって説得しろ~。」
絶句するゲルミア
レッシュ「ゲルミアくんは、戸惑っている。」
ドライアードは憤怒の形相で迫ってくる。
まったく理解できていないゲルミア
ゲルミア「シャ~~~って言ってますよ。爪延ばしてるしー。」
ゲルミア「レストロ ベス ヌイン」
かまわず迫ってくるドライアード
ゲルミア「聞く耳はないようですー。どひー。」
トーエン「じゃ~後ろからやってくるハーピーを説得してよー。」
ゲルミア「人の顔はしているけどー。無理なものは無理~。」
トーエン ゲルミアを仕方なく楯の中に放り込む。
チェルシー「ずーっと待っていたのかねー。」
トーエン「植物やエルフは、1年が1日ぐらいだから~。こっちとは価値観が違う。魔法の指輪の力を使って走り抜けるよ~。そして~まずは、依頼主を見つけないとね。無闇矢鱈と虐殺するとーあとでもめるもとだし。」
トーエン エリーを担いで逃げ出す。
走って逃げ出す冒険者達。
レッシュ「なんで~ドライアードとハーピーがいっしょにいたのっておかしくないかい?」
チェルシー「うーむ。」
大きな岩山が、冒険者達のいくてを塞ぐに見えるが、貫通するかのようにトンネルが道なりに続いている。
周囲からは水の音がかすかに聞こえてくる。
トンネルの入り口にはルーン文字の石碑がある。

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