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ぶつぶつといきなり呪文を唱えはじめるレッシュ。
魔術師組合会館の周囲をうろうろしている冒険者たち。
建物の警備担当がやってくる。
衛兵「この建物に最後までいたのは、お亡くなりになった組合長ですけど。」
トーエン「ふむふむ。」
書状をみせて、建物の中を見分しようとする冒険者たち。
レッシュ ぶつぶつと呪文を唱えてから、建物を見て回る。
裏口から組合長の部屋まで邪悪なオーラを発する足跡がつづいている゜
トーエン「そのものずばりだな。」
レッシュ「遺体を確認するしかない。」
遺体は執務室に安置されて、葬儀までそのままとなっている。
周囲には、大量の花で飾れている。
遺体は、生気はなくかなり干からびている風貌であることがわかる。
トーエン「これって本人?」
レッシュ「水とかお湯とかかけたら~もどるんじゃないかな。」
チェルシー「たぶん、本人?」
レッシュ「返事がない。ふつーの死体のようだ。皮膚の色は毒がもられたように変色している。」
トーエン「病気に毒をもられれば、老衰ではないにしても死ぬはな。」
「この薬をのませればたちどころに生き返るがどうじゃな。」
という声が、階下からする。
「代金は受領している。大丈夫だよ。」
降りていく冒険者たち。
トーエン「カルシアス元気?」
ヴェラン「ヴェランですけど~。」
トーエン「薬だよ。薬。」
ヴェラン「渡さいよ。渡したって~いきなり叩き割って、あはははって逃げてしまうんだろー。」
トーエン「組合長に飲ませてリッチになるのはいいんじゃないかなってね。」
ヴェラン「お前がそんなことをするわけないだろう。」
トーエン「どうぞ。」
ヴェラン「絶対に裏がある。今日は帰ることにしよう。」
後ずさり、帰ろうとする。
トーエン「リッチにしないと戦力が追加できないよ。」
ヴェラン「うちは、今は足りている。」
トーエン「薬をおいていかないのであれば、帳簿があわないので代わりにお金をおいていきなさない。」
ヴェラン「そんなことを言ってもなー。」
トーエン「それは、おかしい。品物をおいていくか、お金をおいていくかしなさい。」
ヴェラン「取引に君たちがとやかく介入しているのは当事者でないので関係ない。」
トーエン「お金もらっているのでしょう。」
ヴェラン「前金はね。まだ、お金は足りない。」
トーエン「その薬を使ってから、、残りの代金をももらうのでしょう。」
ヴェラン「これ以上コメントできない。帰るよ。」
トーエン「死体がなくなちゃうかもよ。」
ヴェラン「それは仕方がないことだね。」
トーエン「それってートライオキシン245だろー。」
ヴェラン(にやにや)
トーエン「そうだ。お前ら魔道書も大量にもらっただろー。」
ヴェラン「なんのことやら~。」
トーエン「それはもらったってことだろ。」
チェルシー「否定しろよ。」
トーエン「ならば~この『精神の暗黒ジュースの作り方』なんてレシピ本と交換しろ。」
ヴェラン「金貨100枚で購入しよう。」
トーエン「大量に行方不明のその魔道書と交換しろよ。」
ヴェラン「そんなのうれしくない。」
トーエン「この町のその紛失の一件大騒ぎなんだよ。組合長はお金を使い込むし。ガルブレイスを返してくれ~。」
ヴェラン「ガルブレイスはまったく知らない。」
トーエン「そういうことならば、ガルブレイスはとドロウが拉致したってことになるのですが~。いいんですか?」
ヴェラン「問題ないよ。我らは何も関係ないし。」
チェルシー「何かひとつを返してほしいな。証拠がほしい。」
トーエン「証拠もなにも~この会話を聞いていた衛兵がここにいるではないか~。」
固まっている衛兵が一人。
裏口とか建物を警備していた衛兵である。
トーエン「犯人がわかってよかったね。真実が今わかったではないか~。お金の使い込みも魔道書を盗んだのも~今死体となっている奴だ。そして、ガルブレイスは関係ない。」
衛兵「ガルブレイスはどこに?」
トーエン「ガルブレイスはお金も使い込んでいないし、魔道書を持ち逃げしていない。これがた事実。」
チェルシー「これでガルブレイスの疑いは晴れた。」
トーエン「ガルブレイスは、誘拐されたのかもしれないし、拉致されたのかもしれない。だから~急いで探さないといけない。」
チェルシー「わかった?理解できた?」
トーエン「じゃ~カルシアスさん帰ってもらえますか?」
ヴェラン「言われんでもかえるわい。」
一瞬で消えてしまう魔道士。
トーエン「早く隊長を呼んで来い。」
みなは、祭壇の準備に忙しいようで、花を抱えて運んでいるハムリンがやってきます。
今までの経緯を説明するトーエン。
ハムリン「あれれ、呪文で尋問するとか言っていたのにー。ほんとーなの?」
トーエン「聞いてもいいけどー。聞かなくてもいいかな。貴方の部下そのすべてを聞いていたのです。」
チェルシー「お手柄ですね。証人です。」
レッシュ「王様へ報告できますね。」
魔術師協会会館の隣接している場所に大きな祭壇が臨時で組まれる。
周囲は、花が多種多様に飾られている。
衛兵がばたばたと準備をしている。
レッシュ「そうだー今日呪文が使える。」
衛兵の幹部がわらわらと集まってくる。
ぶつぶつ呪文を唱える。
レッシュ「組合の資金を無断流用したのは貴方ですか?」
遺体「ちょっと大きな支払いをしたのは事実だ。」
トーエン「使い込んだのはやはり奴です。」
レッシュ「購入した薬は、いったい何か?」
遺体「延命に効くという薬だ。」
レッシュ「ガルブレイスの所在はどこに?」
遺体「まったく知らない。」
チェルシー「これで、すべての犯人は彼だったようです。」
ハムリン「え~~~~~。」
チェルシー「ガルブレイスは無実でした。」
トーエン「二つの事件は、まったく関係ないことが判明しました。」
レッシュ「ガルブレイスを捜索したほうがよいのでは?」
ハムリン「それは我らの義務ではない。」
チェルシー「葬儀まではとりあえずは、見てるか。」
レッシュ「浄化呪文をかけておいてー。」
*僧侶は、ほとんどいないのでできる奴がいない。
レッシュ 無理を言って、祭壇のそばに邪悪防御の呪文をしかけていく。
一部で先へ進めないと騒いでいる輩がいる。
参列者が多すぎて、かなりの弔問客でいっぱいな広場である。
衛兵と小競り合いになっている。
ドレッドヘアの巨漢と衛兵が言い合いになっている。
冒険者たちは、ガルブレイスを探して、うろうろしてみる。
郊外の別荘まで出向いてみるが、廃墟になっている。
廃墟を探索した足跡がたくさんある。
蔦は枯れている。
トーエン「ひと夏は過ぎているかな。」
屋根が落ちて、かなりの朽ちているのがわかる。
チェルシー「本棚はからになっているし。」
レッシュ「蔦は魔法だったようだ。魔法の杖が三本残っている。」
チェルシー「地下室はあるようだが~。魔法陣があるだけかな。」
帰還呪文のための帰る場所としての隠れ家のようでした。
畑を耕すための露西亜にある別荘に近いもののようだ。
あれこれ、探索してみるも対して得るものがない。。
大した隠し扉は見つかりませんでした。
ぷらぷら帰っていく冒険者たち
トロンヘム中心部からいきなり黒煙があがり悲鳴がする。
あわてて、戻ることにする冒険者たち。
城壁をくぐると火傷をした市民が大勢いて、応急処置を受けている
死亡者もかなりの数出ているようだ。
市民に話を聞くと、葬儀の弔問の最中いきなり、組合長が起き上がり、
その場に火炎をぶちまけて突然飛び去ったというのだ。
献花の時に組合長に口元に薬を垂らした市民がいたなんて話している人が数名いる。
*魔法の効果を無視すべく、一般市民に薬をたらすように依頼していた。
その薬は、青白く光っていたという話もでていた。
トーエン「その薬を含ませた者はどこに?」
市民「祭壇は崩落し、死屍累々の状況でそんなのーわからいってー。」
レッシュ「どっちに飛んでいったのか?」
市民「西のほうへ。」
トーエン「ベクナの城のほうだな。」
チェルシー「我らはベストをつくした。」
トーエンあてに王の使いがやってくる。
書状をひろげると「詰めが甘い。」と一言だけ殴り書きされている。
トーエン「う~む。やはり~この時期に別荘に無理していく必要はなかった。」
書状の下にゴメンと殴り書きして
トーエン「王にこの書状を返しておいてー。」と頼んで使いを王宮へ帰らせる。
情報が足りなく困ってしまうトーエン。
レッシュ「魔術師組合会館の部屋とか捜索してみる?」
トーエン「ピンチなんだが~足取りがわからない。」

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