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はて?

ハリー「参考人招致やら~尋問に聞き込みをいろいろとしているがー。」
グレイス「まったく進展がない。」
ハムリン「組合長の健康状態は、まったくよろしくない。ゆえに、死期がせまっている爺さんが金を使い込むことはなかろう。」
トーエン「ひょっとして、リッチになる為の資金したのかもしれないしー。」
グレイス「この界隈に聖職者はいないしー。」
ハムリン「そういや~聖職者は、今到着した。」
ハリー「たしかに。」
ハムリン「来たよ。来た。来た。」
グレイス「聖職者の徳の高さを示す時がきたのです。」
チェルシー「え~~~~~。どこ?」
トーエン「リッチになる為の触媒とか魔法の材料を高額なものを買いあさったんじゃ~ないかなー。」
チェルシー「その証拠を探す為に勝手気ままに出歩く権利をもらえるのであればー。協力いたしましょー。」
ハムリン「とりあえず、魔術師協会ホールだけは、勘弁してほしいな。」
チェルシー「そこが重要なのにー。」
トーエン「衛兵がしらみ潰しにすでに調査しているってこと?魔術師が魔法で隠蔽しているとなると、衛兵では発見することは無理なのでは?」
ハリー「魔法封じの結界が建物や敷地に行使されているので、魔法を使うこと自体は無理であろう。という前提にたって行くわけだがー。」
トーエン「そんなのーあいつら好き放題できるんじゃ~ないですかー。」
ハムリン「それは、信用の問題だ。前提を覆すことは、この魔術師協会の根幹にかかわることだ。それは考えたくはない。」
レッシュ「許可がいただけるのであればーいくらでも調査しますけど。」
ハリー「ならば、町中をそれなりに調べてみてよ。」
チェルシー「許可証を書いてくださいよ。」
あんまり相手にされない。
トーエン「この町は、魔女の宅急便みたいなのが~びゅんびゅん飛び交っている場所だしー。」
レッシュ「ドローンみたないのも飛んでいるんだっけ?」
ハムリン「あ~魔法使いの目って呪文かな。目ん玉だけが~監視で飛び交っているしー。」
チェルシー「気持ちわる~。」
ぷらぷらと町の中を歩く冒険者。
よくよく観察してみると、難民が裏通りでこそこそと動き回っているのがわかる。
表通りではなく、人の目を避けているような感じである。
トーエン「最近、戦乱の大きなものは起きてはいないはずだがー。」
市民「どこかで神殿が破壊されたとか~。」
レッシュ「そんなことは記憶にはないことだー。」
*どこかの国の偉い人の答弁のようなセリフである。
市民「南東のほうから、少しずつ人間が流れ混んできているようだ。さらに人は、西へと向かっているようだ。」
レッシュ「なんか~あったけ?」
チェルシー「塔をいくつもなぎ倒して、神殿を破壊した悪魔のような腕を持つ男がここにいるではありませんか?」
トーエン「だれだっけー。」
チェルシー「あんた~だ~。」
トーエン「(^-^; 消滅教団にいても~いいことなんか~ないぞ。」
チェルシー「人間、まっとうに暮らさないとだめだよ。」
トーエン「消滅教団の信者が難民だ~なんて言ってもふつー助けないだろー。」
市民「差別だ~。信教の自由はないのか~。」
みすぼらしく、生きているのが精一杯でぼろをまとった汚い不浄なる人々が、人目を気にしつつ、ぱらぱらと市街地にもぐり込んでいる。
チェルシー「助ける必要はないな。」
トーエン「物乞いをするぐらいならー。働け~。」
難民(?_?)
トーエン「そうだ~妙案がある。兵士になりなさい。」
難民を凝視すると、元気で威勢のいい男性がそもそもいない。
難民は、女子供に老人、稀に元気ではない軟弱な若い男がいる。
若い男は、ひ弱だが、使い物にならなそうな男や病気がちな体力のない若い男ぐらいしかみかけない。
そうでなければ、精神的に問題のある一団である。レッシュ「みなかったことにして、先を急ごう。」
チェルシー「金銭トラブルの他に各種魔道書の紛失なんて、事件もあったなー。」
とさらにぷらぷらと市内を観察
している冒険者達。
宿屋ブラック亭に屈強な大男達がぞろぞろと集まってきていることがわかる。

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