« 寄付ではない | トップページ | 帰還 »

わがまま

レッシュ 必死に説法しているが、相手にされない。
お粥が難民の腹を満たし、ひと時の平和が難民キャンプに安眠をもたらす。
レッシュの夢の中に現れる目隠しをした少女が一人。
めしいなのか、包帯なのかはよくわからない。
涙を流し、ガルブレイスを助けてと叫んでいる。
びっくりして飛び起きるレッシュ。
いきなり朝食でそのネタをふるレッシュ。
トーエン「本物だよね。」
レッシュ「前は、偽物だったな。」
トーエン うなづく。
レッシュ「じゃ~トロンヘムまで行かないトー。神託だしねー。」
チェルシー「へーーそうなんだー。途中で受付嬢をおいていけるだろーしー。」
レッシュ「洋上を空飛ぶ魔法の絨毯でつきすすむか?」
受付嬢「近場までー後はなんとか~帰れるだろうしー。金貨10枚20枚もらえればー。」
トーエン 「いきなり怒りだす。
トーエン「悪の教団に加担していたしー。報酬はもらっていただろう。」
受付嬢「お金なんか~もらっていない。」
トーエン「いやいやもらっているはずですよ。愚者の黄金を。」
受付嬢「そんな土塊なんか~。」
トーエン「そんなのーひっかかった貴方の責任だ。」
受付嬢「ひどいー。」
トーエン「そんなー賠償金未払いだから~みたいなー。言いがかりをつけることは、話が通らない。」
すねる受付嬢
受付嬢「マイドゥの神殿の町で下ろしてくれるだけでいいよ。」
トーエン「できることなら~ここにそのまま住んでくれればー。」
レッシュ「そうそう。ここで結婚して、子供を生んでくれればー。」
受付嬢「いや~ここだけは~いや~絶対にいや~。」
顔をしかめるインガルス爺さん。
受付嬢「せめて~マイドゥ神の像のある町オミにして~。ここでいいから~。」
トーエン「めんどくせーなー。その上から目線がいやだなー。それが頼むときの言い方か~。」
受付嬢「いや~ここだけは~いや~絶対にいや~。」
いったんナルビクまで、海を越えていくことにする冒険者達。
ロックハートの行方を探して、聞き込みをしてみるが、まともな回答を得ることはできなかった。
レッシュ「魔神は、絶対に復活することはないと思うのだが....かけらの一部は、完全消滅の球体に放り込んでしまったわけだし。その事実は、誰もしらないかー。知らないねー。」
地元民と話混んでいると、手荷物をもってそそくさと町の中に消えていく受付嬢。
トーエン「そういうところが、ゆとり世代は、だめなのだ~。(ムカ)ふつーここまで送ってくれて~ありがとう の一つぐらいはいえばいいのにー。まったくー。」
レッシュ「改心したとー思ったのにー。無理だったのかー。」
一路 最短距離でトロンヘムへと向かうことにする冒険者達。
旧バクトリアの廃墟を通ると琥珀を保管する容器はゴトゴト小刻みに揺れ動く。
トーエン (^-^;
レッシュ「まだ~残党が活動しているのか?」
マーラの廃墟あたり いったん北へと向かってみる冒険者達
様子を黙視確認してみるが、のこのこ先陣をきって進むレッシュ。
周囲には、砕け散る音、塵の山ができていることに気がつく。
レッシュ「気にしない気にしない。」
廃墟は、静かになっている。
トーエン「何も音がしないねー。つまらん。」
駆け出しの冒険者が動く死体に追われていたりとなつかしい風景が見える。
レッシュのちょっとした行動でいきなり動く死体は、塵になってしまう。
びっくり仰天、驚く駆け出しの冒険者達。
いろいろと周囲を空から回って観察してみるも、極端な変化は何も見つけることはできなかった。
幕間
「同志の一団は、故郷を捨て西に向かったとか。」
「我等の神殿も、異教徒の侵攻によってすべて討ち滅ぼされてしまった。」
「我等は、ほそぼそと生きているのに、異教徒どもは、すぶてを根絶やしにする。」
「それは、人のすることか?」
「財宝や食料しか考えない略奪者ではないか~。」
「我等の神は、少しの施しや治癒しか与えてはくれぬ貧しき神だ~。」
「そう力なき神を信望しているだけではないか~。」
「ほそぼそと生きていることを認めぬ異教徒どもには、やはり力しかない!」
「我等は、この地を去ろう。異教徒に対抗する力をつけよう。」
「ふたたび帰る日は 無い。」

|

« 寄付ではない | トップページ | 帰還 »

episode-3」カテゴリの記事