« 包帯ぐるぐる巻き | トップページ | 風 »

黄金

魔法の指輪の効果で誰に見られることもなく宿屋まで戻ってくる冒険者たち
しばらくすると周囲が騒がしくなります。
ブラック亭の主人「王宮の入り口でオーク鬼の死体が多数散乱していて、兵士や受付嬢の姿がいなくなっていたのだー。」
チェルシー「ひゃ~怖い~。」
ブラック亭の主人「王様は、大丈夫なんだろーかねー。」
*王宮とギルドホールが勘違いしている。
ブラック亭の主人「衛兵がさぼっていると怒っている人いるようだがー。」
見ていると急に宿泊客がふえて、てんてこ舞い状態で与太話は、早々に打ち切られて相手をしてくれない状態である。
ゴロツキやいかがわしい風体の冒険者の一団が次から次へと宿屋に入ってくるので、店主てんてこ舞い。 
レッシュ「いいのかねー。」
ブラック亭の主人「生きていくって、妥協も必要なんだよー。」
ゴロツキやいかがわしい風体の冒険者たちは、手に手にチラシをもって入ってくる。
その者たちは、トーエン達を凝視している。
昼間っから麦酒がすんごい勢いで売れています。
ブラック亭の主人「まー水のかわりだし~。」
冒険者達 部屋にもどって、個室で訊問することにする。
チェルシー「まずは~雇用主はだれだ?」
受付嬢「北方交易商会のモークリーという商人でした。」
チェルシー「出身は?」
受付嬢「アラスという町ですけどー。」
チェルシー「ロックハートさんは元気ですか?」
受付嬢「トロンヘムに出かけて帰っこないけどー。」
チェルシー「八本の刀剣を探せとかいう話もあったよねー。」
トーエン「琥珀とか刀剣を集めるのもとっくに辞めているしー。」
レッシュ「アッタアッタ。そういう話も~。」
トーエン「まー魔神の復活も当面ないからーいいってー。」
チェルシー「北方交易組合なんてのがーあったねー。」
レッシュ「その建物までー行ったよね。」
トーエン「そのモークリーは、偽物だー。モークリーは、とっくに死んでいる。」
絶句する受付嬢。
レッシュ「同郷だよ。」
チェルシー 必死に同郷のローカルな話をして、心をほぐそうする。
受付嬢「近所にセベランスという変な人が住んでいました。すぐに出ていったけどー。」
トーエン「貴女は、こんなところにいないで、故郷に帰って、ちゃんと働きなさい。」
チェルシー「貴女は騙されているのかもー。」
受付嬢「じゃ~この日々のお手当でいただいている金貨は?」
トーエン「実は、土くれですね。」
絶句する受付嬢。
トーエン 金貨をつまんで握りつぶす
トーエン「金は、粉々にならないのは知っているよね。」
絶句する受付嬢。

|

« 包帯ぐるぐる巻き | トップページ | 風 »

episode-3」カテゴリの記事