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似顔絵

暗がりの区画から、いきなり街道のそばに現れる冒険者達
見慣れた城壁、見慣れた町並み
トーエン(?_?)
城門の上には「トロンヘム」という看板が見える。
レッシュ「なんで~。」
「王即位10周年」という横断幕が掲げられて、花火が威勢よくあがっている。
わらわらと群集が歓喜の声がしている。
トーエン 人のよさそうなおっさんを探して声をかける。
トーエン「いろいろわけありな旅をしてきたんだが~。今は何年かな。」
怪訝な顔をするおじさん。「今は、王国暦で115年だけどね。」
自分の思いあきらかに20年以上ずれていきることにきがつく。
トーエン「昔ここに厄介な冒険者がいたという話なんだが~。今は元気なのかな。20年前の話なんだが~。」
おっさん「ここ20年見ていないな~。ここにはまったくいないはずの冒険者という奴等だろー。
無理難題をいつももってくるだけで~。いいことは何もなかった。他国との紛争の火種とかとんでもない置きみあげばかりであった。
「じゃすと迷惑ズ」とか「チーム良いどれ」とか。正義を謳うがどこが正義が皆目わからない人たちとか~。そんな話は組合長から聞いたような記憶があるね。」
トーエン「組合長というのは?魔法使いギルドの方ですかな。」
おっさん「この町は、魔法使いしかいないよー。」
トーエン「あの時の長老は、さらに老いぼれになっただけとか~。」
レッシュ「齢を重ねただけでしょー。」
おっさん「あの時の組合長は、引退したはずでわ~。いやいや10年のセレニモーで交代するのではなかったかな。」
トーエン「元組合長の名前はなんですかね。」
おっさん「ガルブレイスのことかねー。」
トーエン「そうそれだー。今の組合長はゴアリック二世だったか~。ジュニアだったか。」
チェルシー「聞いたことがあるー。」
トーエン「そういや~ガルブレイスの同僚でゴアリックでいたなー。」
おっさん「そうじゃ~なくてゴアリック翁の息子だって~いつの話をしているんだか~。」
レッシュ「どうなっているんだ~。時間が盗まれている。」
あたりを見回すと魔方陣はない。
レッシュ「帰る道はありませんなー。まー残してきたものもないけどー。」
チェルシー「ガルブレイス翁はいずこに?」
おっさん「最近、とんと姿をみないねー。」
おっさんと別れて、通りを進んでいく冒険者たち。
おっさん逃げるように立ち去る。
冒険者 かなりの人がうろうろとしている市場をぬけていく。
市民の挙動は、冒険者が通りすぎた後、かなり変ではあるが、冒険者はまったく知らない。
ギルドホールに向かって進んでいくとギルドホールは老朽化著しく、立ち入り禁止の看板がかかっている。
驚愕する冒険者たち
そのあたりの通行人を捕まえて
トーエン「ここにあったホールはどこに移転したのですか?」
おばさん「となりに建ってますよー。」
逃げるように立ち去るご婦人。
その隣には二倍ぐらい大きな建物になっており、尖塔が立っています。
どかどかは入っていく冒険者達
驚く受付嬢
「この者、ここに立ち入ることを禁ず。」という冒険者の似顔絵が入り口の傍らに掲げられている。
レッシュ「ラミネート加工なんかしていないはずだ~。」
かなりボロボロに劣化していますが、似顔絵はちゃんとしています。
驚く受付嬢

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