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ごねる

レッシュ「王の書状とか....なかったけかー。」
トーエン「本人とばれるではないかー。なんでーこんなに嫌われるだろうか?これって現実なのか?」
チェルシー「この待遇は、現実だと思う。」
レッシュ「あきらめて~出るかー。」
よぼよぼな爺さんがふらーっとやってきます。
腰も曲がり、かなり痩せています。足どりもちょっとヨタヨタしています。
爺さん「わしゃ~摂政は、とーーに辞めて隠居の身なんじゃ~がのー。」
爺さん(@_@)とトーエンに近づいてきます。
爺さん「あのきかんぼーじゃないかー。なんでー皺がないんじゃ~年とっておらんとはーどうしたことじゃ~。」
チェルシー「ガルブレイス本人?」
トーエン「殺しにきたのか?」
爺さん「なにおー。まだまだ若いモンには、まけんぞーこらー。余の剣をもてー。」
トーエン「摂政?政治の表舞台でー。悪人がやるやつ?」
爺さん「言わせておけばー。むちゃくちゃ~言うてー。たたっ切ってやる~。」
レッシュ「摂政って誰だったー。」
爺さん「貴様ー。」
トーエン「そもそも老けてないわけないだろー。他人だー。」
介護師「おじいさんだめですよー。剣だってー先から持っているじゃ~あーりませんか?はいはい。いきますよー。あんまり怒ると血圧あがりますよー。」と言われてつれて行かれてしまいます。
チェルシー「その御方は?」
介護師「以前は摂政をしていたJという方ですがー何か?他から流れてきた戦士という話もありましたが、今では頑固なお祖父さんですかねー。」
レッシュ「そういや~いたねー。」
介護師につれていく老人。
レッシュ「ガルブレイスをご存知ありませんかな。」
介護師「ちょっとー私はわかりませんね。」
トーエン「なんでー彼を隠すのかねー。」
衛兵「戴冠式お待ちください。」
遠巻きで見ている衛兵達。
まだ、ギルドホールの入り口でうだうだしている冒険者達。
書記官   「やはり~妖しいですね。本人しかありませんね。」
トーエン「戴冠式まで会えない理由を言ってくれ~。」
チェルシー「戴冠式はいつなんですか~。」
衛兵「六日後です。」
トーエン「そんなにまてん。」
衛兵「そんなことを言われても~。」
トーエン「ガルブレイスに会えない理由をいいなさい。」
レッシュ「ガルブレイスが次の王様だったりー。」
トーエン「城にもどりてー。」
周囲の広場では、レセプションに行う合唱の稽古をはじめていてかなりガヤガヤしている。
離れた場所では、演奏の稽古に行進の練習がはじまっています。
ある意味、かなり苦痛を感じるような環境ではある。
レッシュ「独裁者が一番喜ぶのは、大勢で行うマスゲームとか行進だっていうしー。」
チェルシー 凝視していると行進の前列とか見えるところはふつーなのだが、最後尾とかは、あからさまに妖しい動きをしているのがわかる。
レッシュ ぶつぶつと呪文を唱える。
レッシュ「行進の最後尾は、数合わせのオーク鬼が人間のふりをしているような奴らだぞ。魔法でそれっぽく見えるようにしているがー。」
レッシュ すっとんでくる衛兵にタコ殴りにされて、ほっぽり出される。
衛兵「ギルドホールで魔法は使ってはいけない。よそ者はこれだからー。」
トーエン「魔法じゃない奇蹟ですからー。」
衛兵「屁理屈ごねまくりだな。」
冒険者を大勢で排除しようとする衛兵達。
仕方なくやっとホールから出て行く冒険者達。
幕間
「門番は、仕事をちゃんとしているようです。」
「落第した奴は、これぐらいしてくれないとー。」
「まもなく舞台が完成します。」
「大道具、小道具、役者の配置は大丈夫なんですけどー。」
「シナリオが~。」
「シナリオは、前の使い回しだろー。」
「役者はそう入れ換え~してますのでー。」
「手抜きだなー。」
「不備なところが多すぎる。」
「それは、現場で埋めてほしいものですー。」
「なんとか~人造オリハルコンとか人造の夢見る石を数を用意しないとー。」
「冒険者をどうするのか?それも考えないと~。」
「いや~なかなかいい立ち回りでー。幹部の一名を補充できたわけだがー。」
「それよりも人的、資産とか装備の損失のほうが多すぎる。」
「環状寺院の損失は大きい。」
「あれは~ドワーフの寺院を略奪しただけではないかー。」
「不毛だなー。」
「結局、ドワーフが奪回しにやってきた。しかし、横から掻っさらっていく奴がいたということだな。」
「神にならんとしている人間かー。」
「人間だった奴だー。」
「奴らは、何かと冒険者を陣営にひこうと画策しているー。」
「目障りだ。」
「我等の主に歯向かう不届きモノだー。」
「なんとか~冒険者をたきつけて、腐肉の固まりを抹殺したいもんですなー。」
「いや~すでに死んでいるのでー。破壊ですな。」

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